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好きなハウス-5「Nils Ohrmann / Playin' For People」

クラブシーンを全く知らない、楽曲でハウスを聴くのが好きな初心者マンガお勧めするハウスサウンドシリーズ5回目です。

ジャジーなピアノ、ソウルなメロディ、それを輝かせる反芻させるリズムとビート…この辺が全部ひっくるめられているディープ~ミニマルハウスといわれる音楽が、ハウスといわれる音楽の中でも一番好きです。

いろんなウェブで検索し、視聴し続けること数年、その手のサウンドの天才DJ/アーティストみたいな人にたどり着きました。それがこの「Nils Ohrmann」という人です。

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Nils Ohrmann
引用:本人のFacebookから

テクノ・ハウスの中心地ともいえるなドイツ・ベルリンで90年代から活動している鬼才といわれるDaniel Steinbergという人がいることを知りまして、その人が2011年くらいから独自のレーベル「Arms & Legs」というのをはじめていました。このレーベルがBandcampで惜しみなく曲を公開してくれていたのがきっかけです。


ほぼすべてのジャケットが手と足をモチーフにしていて、それがかっこよくて「このレーベルのジャケットイカス~」と目を引かれたのですが、Daniel Steinbergと同じくらいリリースが多かったのがこのNils Ohrmannという人です。どうやらDanielの相棒的な位置の人っぽくて、私にはこちらの人の曲のほうがドンピシャでツボにはいったのです

ハウスとしては珍しい、ピアノソロから始まるこちらのシングル曲が、「Greatest Arms & Legs」というオムニバス音源の1曲目を飾っていまして、これがきっかけになりました。

そしてトドメをさされたのがこの下の曲です。記事表題曲です。

途中からピアノが入ってきたらもう止まりません。カッコイイしか流れてこない。何度聞いたことか!

ほかにもオススメはこの曲!


もちろん、レーベル主のDaniel Steinbergさんも、とんでもなく良い曲が沢山あるのですが、なんか個人的にNils Ohrmannさんの曲のほうが思い入れがあります。

そもそもArms & Legsというレーベル自体がデザインから響きからコンセプトから好みに完璧に当てはまってて、一時期ここのオムニバスばかりずっと聞いておりました。
ハウスというのは、時に不協和音の連続や複雑なメロディ・構成になってしまって、なんかかっこいいんだろうけど初心者には良さがよく分からんなんて曲ばかりリリースしているディープなレーベルもあります。
しかし、このArms & Legsのリリースは「シンプルで奥が深いけど、とにかく聴きやすい。わかりやすい」というポイントがあります。

そういう意味で、このArms&Legsは、私と同じようなハウス初心者(特にブラックミュージック好き)には、かなりオススメできるレーベルです。
フランスのRobsoul(第2回で紹介したJoss Moogさんのリリースがあるところ)と、このArms&Legsを聴いておけば、ブラックフィーリングのディープハウスは十分楽しめるんじゃね?なんて思ったりします。
勿論まだまだたくさんすごいレーベル/アーティストはいるけど、それはハウスすぶずぶになってから…。

bandcampというサイトは、会員登録も必要なくストリーミングで流すだけなら無料なので、PC作業の時とかオムニバスを流してみてください!最高にクールな時間が生まれますよ!


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