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気まぐれカード解説vol.8《超轟速 マッハ55》

皆さんこんにちは、はじめましての方ははじめまして、保留状態です。
ふと思い付いたカードを紹介していく記事。今回のカードは《超轟速 マッハ55》です。

※画像の出典はデュエプレのカードはデュエプレの公式ホームページにあるカード検索のもの、紙のものはデュエルマスターズの公式ホームページにあるカード検索のものです。


元SRの風格

《マッハ55》は最新弾こと轟炎革命で登場したカードです。
火のコマンドが攻撃する時に無料で進化してくる能力である侵略を持っています。普段は4コスト支払うことなくこちらの能力で踏み倒しすることが多いでしょう。
また、相手のシールドが2つ以下ならばパワーが0でない限り破壊されなくなります。
この「パワーが0より大きければ」の能力はデュエプレだと除去耐性を持つクリーチャーや、本家デュエマにおいてセイバーに該当する能力を持つクリーチャーのほとんどに与えられています。それによって無敵のクリーチャーが存在しないわけですね。どんなクリーチャーもパワーが0になれば破壊されますから。

なぜか「パワーが0より大きければ」がついていない。
そのせいでパワーが0だと自分のマナを破壊し続ける。

25弾時点だと破壊するカードが主である革命0トリガーが効きにくいので、とどめの時にケアすることもできます。


さて、《マッハ55》ですが、ランクマッチよりもクイックピックで強いと評価されている印象があります。

まず、「相手のシールドが2つ以下」の条件をどこまで容易に達成できるかですが、これは案外簡単です。
《マッハ55》でシールドをブレイクすれば相手のシールドは残り3枚ですから、《マッハ55》で攻撃する前にあらかじめシールドを削っておけばいいのです。
《マッハ55》は侵略を持っていますが、侵略で出さずとも4マナで出せば良いわけです。

続いて、対処に一苦労することも強力である一因です。
クイックピックだと一番手っ取り早い除去方法といえば、タップしているクリーチャーに攻撃することが考えられます。
しかし、《マッハ55》ならばこの除去手段が効かないです。バトルに負けても破壊されませんから。

そういうわけで、並大抵の除去に強いのです。

ここからは対処手段について考えていきます。

光だとシールドを増やせば「相手のシールドが2つ以下」の条件を覆すことができます。
例えば《革命天王 ミラクルスター》が挙げられるでしょう。
他にはフリーズ状態(次の相手のターンのはじめにアンタップしない)にすることで、無力化できます。

シールドを増やせば恐るるに足らず
ただしデッキ切れに注意

水だと手札に戻す行為が時間稼ぎにしかなりません。進化元のコストが低かったり、そもそもスピードアタッカーの火のコマンドだと次のターン出し直されてしまうため、効果が薄いです。
一応《革命龍程式 シリンダ》が無力化してくれるから、どうにもならないわけではない。

闇だとパワーを0にする程度です。しかし、普通に破壊するカードが大半を占める闇に、そんな都合良く処理できるカードがあるわけ…

合計-8000

ありました


なんとコモンの《Rev.ギロチン》で確定で処理できます。自分のシールドが2枚以下ならばそれは同時に革命の時。レアカードをコモンで除去できるとクイックピックが楽しくなるかも?
他だと《狼牙獣銃拳》をフルパワーで発揮したり、2枚で処理する程度でしょうか。

火は…処理できません。他に任せましょう。《燃える革命 ドギラゴン》で負けなくなるか。

自然ならばマナに送れるので、マシ?
だが、2枚マナを増やすので、利敵行為になりかねないことに注意。後なぜか進化に対応してない除去もあります。紙の名残ですね。

デュエマだと進化クリーチャーをカード指定で除去しようとすると、いわゆる退化が発生する。
その処理が昔は面倒だったから、進化除去ができなかった?


というわけで《超轟速 マッハ55》の紹介でした。
シールドを2枚にする行為を巡り、侵略者の恩恵を受けるか革命軍からの反撃を警戒するのか、判断が簡単ではないですね。シールドを3枚にして革命を達成させないプレイや、革命なんて知らないと割り切りシールドを削るプレイなど、現在のクイックピックは状況に合った対応が求められるゲームに思えます。
他に強いと言われているカードには《復讐 ブラックサイコ》がいますが、そちらはランクマッチでも活躍しているイメージがあるし、今後大変なことになる可能性が極めて高いので、執筆するまでもないと思っています。
この記事を楽しんでいただければ幸いです。
 またどこかでお会いしましょう。

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