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新カード紹介vol.6(デュエプレ26弾)

皆さんこんにちは、はじめましての方ははじめまして、保留状態です。

デュエプレの新カード紹介をやっていきます。

※この記事において、「デュエマ」と表記しているものは紙のデュエルマスターズのことです。「デュエプレ」と表記しているデュエルマスターズプレイスとは便宜上区別しています。
※画像の出典について、既存のデュエプレのカードはデュエプレの公式ホームページにあるカード検索のもの、デュエマのものはデュエルマスターズの公式ホームページにあるカード検索のものです。新カードの画像は公式X(twitter)またはコミュニティから、Youtubeの動画内で公開されたものはその動画内から、神ゲーム攻略の方で公開されたものについてはその都度、出典を明記します。


《デュエにゃん皇帝》



こちらは神ゲー攻略で公開されたカードですね。
リンクはこちらです。



デュエマからの変更点は、三つ。
・破壊された時に進化クリーチャーを出せなくなった
・破壊された時に出せるクリーチャーの数が選べるようになった
・破壊された時能力が名称ターン1になった

侵略して出して進化元にクリーチャーを溜めて、破壊されたら蓄積されたクリーチャー達を放出するデザインのカードです。


デュエマではデュエプレ版でターン1がついたことから察した方もいると思いますが、ループしていました。

ループの一例ですが、《龍覇 ウルボロフ》に《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》を装備して《ゴー・トゥ・ヘル》で《デュエにゃん皇帝》を《ウルボロフ》に進化、《デュエにゃん皇帝》を相手クリーチャーに攻撃させて破壊させて《ウルボロフ》蘇生。これで再び《デュエにゃん皇帝》を出して破壊できますが、《ゴー・トゥ・ヘル》の攻撃時能力がたくさん使えるようになります。それを活用して《龍覇 ニンジャリバン》に《龍芭扇 ファンパイ》を装備して蘇生、《ニンジャリバン》も《デュエにゃん皇帝》に進化させつつ自爆。こうすると《ファンパイ》の能力で相手のデッキが全部無くなります。

デュエプレだとそもそも《ファンパイ》がデッキ破壊できなくなっているので、無限ループしても無限にデッキを破壊して勝つ手段が存在しません。相手のデッキから呪文を無限に使えるくらいしかないです。
一応《ニンジャリバン》に《爆熱剣 バトライ刃》を装備して《不敗のダイハード・リュウセイ》が出るまでリセマラ、《ダイハード・リュウセイ》が出たら《ニンジャリバン》に《斬鉄剣 ガイアール・ホーン》を装備して何度も自爆すれば相手のシールドをすべて焼却できましたが、条件が厳しそう。

そんな妄想もすべて、(自分の《デュエにゃん皇帝》のこの効果は、各ターン中1回のみ発動する)というテキストによって現実にはなりません。

デュエマではめくったカードが墓地に送られていた
デュエプレだとデッキの下にいくため、デッキ破壊できない

《デュエにゃん皇帝》と言えばループできるカード、という印象が強かったですが、デュエプレではそのバイアスを無視して真摯に向き合う必要があります。

進化クリーチャーとしては珍しいことに誰からも進化可能です。某最高傑作と同じですね。クイックピックだと進化速攻するために意外なクリーチャーの上に乗せることになるかも。

ファンキー・ナイトメアから侵略できるので、早いタイミングで出すことができます。やろうと思えば最速2ターンで早期着地できますが、このカードの強さを引き立てるには普通に4ターン目に出すのが普通かもしれません。
と言うのも、3ターン目までに侵略元を用意して次のターンに《伊達人形ナスロスチャ》を出して墓地に《デュエにゃん皇帝》で出したいクリーチャーを仕込んだ方が強く使えている気がします。
ここで仕込むカードとして注目されるのが、《極・龍覇 ヘルボロフ》や《龍覇 ワルボロフ》の影に隠れていた《龍覇 ウルボロフ》。彼のコストが《デュエにゃん皇帝》の下に送れる6なのが報われる時が来ました。他の二人にも当てはまることですが、《ゴー・トゥ・ヘル》を装備すればバトルゾーンを余計に展開しなくても即攻撃できる2打点を作れるようになったことは覚えておくべきことです。

デュエプレの世界線では破壊装置として《葬英雄 ゲンセトライセ》がとても強いので、そちらと一緒に使われることになるでしょう。実は《ゲンセトライセ》は進化も出せるので、《龍覇 ウルボロフ》を経由しなくても、2マナの進化元と合わせて出すことができるようになります。

今回何度も登場します

《復讐 ギャロウズ》


こちらはコロコロオンラインで公開されたカードとなっております。

デュエマからの変更点は、コストを下げるために手札から進化クリーチャーを見せる必要が無くなったことと、手札に進化クリーチャーがいると5マナで出せなくなったことです。相手に与える情報アドバンテージが少なくなっているので、デュエプレならではの良い調整です。

手札に進化クリーチャーがいれば3マナ4000のコマンドとして使えます。侵略元として運用してあげましょう。
デュエマでは手札から進化クリーチャーを見せることで3マナで出せるコマンドサイクルとして登場したカードです(火文明担当はさすがにまずかったからか、居ない)。

3マナのデーモン・コマンドなので、やっぱり《悪魔神バロム・エンペラー》の進化元にしてあげたいです。

これが弱いのが筆者の中で信じられない。
いつか使ってあげたい


《悪魔龍 ダークマスターズ》

デュエマ版のこのカードを見た時、ぶっ壊れだと思った

FT.悪魔の滅角が絶望のパズルを生み出す。

デュエマだと強力なスペックを持ち、女体化すら果たした《悪魔龍 ダークマスターズ》がここで登場です。

デュエマからの変更点ですが、
・手札破壊の方式が相手の手札を見て選ぶものからコストが大きいもの3枚か小さいもの3枚かを選んで捨てさせるようになった。
・手札を捨てる枚数が3枚固定になった

この二つです。

最初の変更点は《ジェニー・ダーツ》方式ですね。相手の手札を覗くのは一部のカードを除いて不可能になっていますから、無難な変更です。

本当は《解体人形ジェニー》の名を挙げるべきだろうが、《解体人形ジェニー》がこのカードのテキストと同じような能力に修正されたので、こちらを挙げておく。
デュエプレの良カード

相手の手札を見ることができなくなりましたが、手札を3枚捨てさせているので、相手からしたら嫌なものです。《ガチンコ・ジョーカー》以来の汎用性が高い複数手札破壊ですね。

手札破壊の枚数調整が利かなくなったのはちょっと痛い。これではマッドネスを避けることができなくなっています。

デュエプレでは《ロスト・ソウル》が8マナなので、それより1マナ軽いほぼ手札全破壊できるカードとして運用できます。生きる《ロスト・ソウル》とも言えないことはないか。しかし、結局手札破壊しかできないことには注意したいです。

デーモンコマンドなので《死神獣ヤミノストライク》で踏み倒すこともできますが、それよりはドラゴンとしての恩恵を受けることが多そうです。

《暗黒鎧 ヴェイダー》

FT.夢幻騎士団を影から支えるヴェイダーは、彼らの中でも一目置かれた存在であった。

デュエマでは【闇単ヘルボロフ】を更に強化した立役者がレアリティを上げての実装となりました。デュエマからの変更点はありません。

昔【イメン=ブーゴ】と【闇単ヘルボロフ】が張り合っていた時代がありましたが、【闇単ヘルボロフ】はリソースが薄かったため、妨害に徹すると手札が枯渇してしまうため不利寄りでした(他にも理由はあった模様)。しかし、そんなリソース問題を闇単が《暗黒鎧 ヴェイダー》を獲得したことで解決した結果、相性差がひっくり返ったとか。

できることはターン終了時に墓地を肥やしつつ、条件付きでのドローです。それが闇単目線、とても偉い。
まず、出したターンで墓地を増やした上で手札も増えるから、それだけで《暗黒鎧 ヴェイダー》を出したことで消費された手札は回復します。
その後《ヴェイダー》が生き残れば生き残るほど手札は増えていくので相手は処理したいですが、ただ処理するだけでは損になってしまいます。こちらはすでに出した時点で手札1枚は回復していますから。
墓地が増えると《極魔王殿 ウェルカム・ヘル》の踏み倒しできる選択肢が増えるのみならず《葬英雄 ゲンセトライセ》が墓地に落ちるチャンスもそれだけ発生します。
正直に【闇単ヘルボロフ】にデッキ構造を変化させても採用することになりますが、闇文明を使うクリーチャー中心のデッキならば採用する価値は大いにあります。
一方で、【M・R・C・ロマノフ】との相性は微妙。墓地こそは増えますが、デッキ内における呪文の枚数が多いので、ドローできるかどうか怪しい。それでも一回は試しても良いかも。

《精霊龍 ライトデュエル》

FT.そのドラゴンの煌牙は弱き者に力を与える。

こちらはデュエプレ公式アカウントのYoutubeコミュニティで公開されたカードです。

デュエマからの変更点はありません。

《悪魔龍 ダークマスターズ》と対になるカードです。革命編第1弾が実装された2015年当時、デュエマはパズドラと初めてコラボしました。その時《悪魔龍 ダークマスターズ》と一緒に登場しました。フレーバーも《悪魔龍 ダークマスターズ》と合わせて読んでみると、パズドラ要素が伝わってきます。

自分のコスト6以下の光のクリーチャーは全てのバトルに勝てるようにします。デュエマよりもデュエプレの方が周囲の状況が良く、うまく使えそうです。
エンジェル・コマンド・ドラゴンという強い種族を持っているので、3マナの2種8枚の2マナ軽減サポートを受けられます。また、《連珠の精霊アガピトス》や《聖霊龍王 アガピトス》でバトルゾーンにクリーチャーを出しながら相手クリーチャーをタップすることができます。

ちゃっかり呪文で選ばれないことには注意した方が良いでしょう。とどめに行く際にトリガーケアとして有効に活用できそうです。相手にすると多分一回くらい忘れてやらかす予感もします。

《超復讐 ギャロウィン》

FT.地獄の処刑人は、多数の仲間を葬ったデス・ザ・ロストへの復讐を誓った。

デュエマからの変更点は、墓地から手札に戻すクリーチャーの条件が《超復讐 ギャロウィン》以外の闇のクリーチャーから、「他の」闇のクリーチャーになります。

ここで言う「他の」とは、《チューシャ・ジューシャ》などのテキストを見る限り、破壊されたクリーチャーそのもののことを指すのではないかと推測されます。名前が同じでも別に墓地にいれば同名クリーチャーの回収は可能なはずです。こればかりは実際に使うかFAXを見ないとわからない。

「他の」となければ破壊された自身も回収対象にできる
(例.《英霊貴族ムーンライト》)

自分のクリーチャーが破壊されたら相手クリーチャーも破壊しつつ墓地からクリーチャー回収までやってしまう、復讐の名にふさわしいクリーチャーです。

侵略持ちですが、デュエマだとエアプなのであんまり侵略するイメージがありません。しかしデュエプレならば話は別。《夢幻大帝ネロ・ソムニス》から侵略して《ネロ・ソムニス》の攻撃時能力で味方を破壊できますし、Allなら《祝儀の堕天チャーマジュン》もいます。

復讐するには自身がタップされていないといけませんが、これに関しては侵略して出せば簡単に達成できます。侵略した瞬間《暴虐虫タイラント・ワーム》に自滅してもらったり、ターン終了時に《ゲンセトライセ》の能力を起動させれば復讐執行です。
《ゲンセトライセ》で《ゲンセトライセ》を破壊して出せば何度でも復讐可能です。アンタップしてブロッカーも用意できるし。
《ネロ・ソムニス》との組み合わせもあり、案外復讐のきっかけは捏造しやすいです。

回収対象は2体目以降の《ギャロウィン》を回収できるようになったため、互いに回収しあうこともできます。自分が破壊されたら自身を手札に戻さないといけないところは気をつけたいところ。

デュエプレだとこうした復讐(自分のクリーチャーが破壊されたら相手のクリーチャーを確実に破壊する)ができるカードは4枚目です。他の奴らはいずれも反応するクリーチャーに制約があるので、完全に執行できるのは初だったはず。

筆者の想像する復讐者
次点は《カナシミドミノ》と《ネログリフィス・ルドルフ》

侵略して出せばタップできると言いましたが、攻撃したくない人は《無防備のファミリア キナコ》の上から進化させる手があります。《転々のサトリ ラシャ》などは《ギャロウィン》を出した次のターンにもお手軽にタップさせることができるので、試してみたい。

進化デーモン・コマンドということは、《暗黒導師ブラックルシファー》の出番かもしれません。《ギャロウィン》で回収するためのクリーチャーを墓地に溜めることができますし、《ブラックルシファー》で《ギャロウィン》を回収できます。誰かデッキにしそう。

おわりに

ここまでご覧いただきありがとうございました。

記事を書いていると時折何かを見失うことがありますが、そんな時は他の方の解説を見るようになりました。どんなことを語っているのか、どこに目をつけているのか、記事を書く立場になると参考になることが多いです。そして何が自分に足りないか、気づくこともあります。

ランクマッチに潜りたい闘争心を抑えられるか不安でしたが、誰かこの解説を楽しみにしている人がいると考えると書かなければならないと思う気持ちの方が浮かんできます。ちなみに筆者はランクマッチはAllから手をつける派閥です。やっぱり変なことができたり相手の戦略を妨害できたりするのは楽しいです。

またどこかでお会いしましょう。


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