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新カード紹介vol.6(デュエプレPLAY'S CHRONICLE PACK)

皆さんこんにちは、はじめましての方ははじめまして、保留状態です。

デュエプレの新カード紹介をやっていきます。

※この記事において、「TCG」と表記しているものは紙のデュエルマスターズのことです。「デュエプレ」と表記しているデュエルマスターズプレイスとは便宜上区別しています。
※画像の出典について、既存のデュエプレのカードはデュエプレの公式ホームページにあるカード検索のもの、デュエマのものはデュエルマスターズの公式ホームページにあるカード検索のものです。新カードの画像は公式X(twitter)またはコミュニティから、Youtubeの動画内で公開されたものはその動画内から、神ゲーム攻略の方で公開されたものについてはその都度、出典を明記します。
※筆者はトランスフォーマーを一切履修していないので、そちらに関連する話はできません。


《バンブル》

トランスフォーマーとコラボしたサイキッククリーチャーが登場するにあたり、そのクリーチャーを呼ぶための新規クリーチャーがトランスフォーマーからやってきました。

7マナのシンパシーは《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》と使い勝手が似ているでしょうか。《歌唱愛機サリア》や《秘精機士マンモキャノン》が絡めば最速4ターンで出すことができます。

7マナのグレートメカオーなので、《ガチャンコ・サイン》の踏み倒しに対応しています。《コンボイ・トレーラー》がブロッカーなので、受けとしても使えますね。

他に出せるのは《時空の双英ジョン・タッチャブル》と《時空の英雄アンタッチャブル》しかいません。《司令官の覚醒者コンボイ》で突撃させることを考えると、パワーの高さを主張するなら前者、5コストホールでばらまいて殴ることを考えるならば後者になるでしょう。

パワーが6000なので、《コンボイ・トレーラー》を《轟く侵略 レッドゾーン》の破壊から守ってくれるのも評価点です。

《時空の号令コンボイ・トレーラー》/《司令官の覚醒者コンボイ》

FT.

超ブラック・ボックス・パックで登場したカードもこのパックに収録されることが判明しましたね。
TCGからの変更点はサポート対象からキカイヒーローから抜けたことですが、デュエプレだとキカイヒーローはグレートメカオーに統一されています。そのため修正無しです。

表面は攻撃できないブロッカーです。しかし、火文明を持っているのでこれまでブロッカーを出せなかった《超次元シューティング・ホール》や《超次元ムシャ・ホール》などからもブロッカーが出せるようになりました。

また、種族にちゃっかりハンターを持っているのも見逃せません。《超次元リュウセイ・ホール》から出せるブロッカーとして、これまで使われていた《アクア・カスケード<ZABUUUN・クルーザー>》よりもパワーが1000高いです。あちらはコストが3なので出しやすさが主張になります。

フレイム・コマンドは、現時点では《時空の精圧ドラヴィタ》の覚醒に貢献できる程度です。今後は封印の解除に使えるかもしれません。

覚醒条件はターン開始時にグレートメカオーを踏み倒すこと。かなりお得です。誰を出すのかですが、《バンブル》を出すだけで3打点形成できます。堅実に2ドローしたいなら《装甲支援ガトリンガー》、踏み倒しに命をかけたいなら7軸で《ガチャンコ ガチロボ》に採用したり、《霊王機トリファリオン》を使うのも面白そうです。

何かできそう

デッキにブロッカーとして使うために《コンボイ・トレーラー》を採用することになった場合、いざと言う時覚醒させるためにトリガーとして《電磁王機ウェービィ》を入れるのもありです。

覚醒後はグレートメカオーを大きく強化する性能になります。
バトル中のパワーアップを活用するならば《転倒専機コロビナー》でタップキルするのが一番です。

グレートメカオーで使う時に気をつけたいのが、《超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー》で除去耐性をつけてSAを確実にしようとしても、解除の方が優先されてしまうことです。

《オリオティス・ジャッジ》

FT.不正は許さない!――制御の翼 オリオティス

TCGからの変更点はありません。
登場当初から使われており、一時期鳴りをひそめた時期もありましたが、現代デュエマでも使用するデッキがあります。

これまでの常識を変える、待望の踏み倒しメタカードが実装されました。

その能力はプレイヤーを問わず、自身のマナにあるカードの枚数以上のカードをデッキの下に送ると言うものです。

現在活躍しているデッキを例に出して考えてみましょう。例えば【デュエにゃんワルボロフ】。最速4ターンで《龍覇 ワルボロフ》から《デュエにゃん皇帝》を出されると破壊もバウンスも効かないので対処に困ってしまいますが、《オリオティス・ジャッジ》でデッキの下に送ることができます。

この時相手のマナが5であるから《デュエにゃん皇帝》がいても罪には問われない、と思う方もいるかもしれませんが、《オリオティス・ジャッジ》の除去条件は最大マナ"以上"であること。真っ当にカードをプレイしても冤罪で除去されることがあるのです。

他のケースを考えると【モルト NEXT】6マナで《龍秘陣 ジャックポット・エントリー》から《超戦龍覇 モルト NEXT》を出して《爆熱天守 バトライ閣》を展開、次のターンに7マナでバトルゾーンをドラゴンで埋めつくそうとしてくる場合、大量除去として機能することになります。

このように、早い動きをして相手を制圧しようとするのを咎めることができるのです。そうでない相手にも一回冤罪判決を出せば役目を果たせますからね。

しかし、相手のマナが貯まると除去が発揮できなくなります。最速の動きには効果的だけど、最速でなくなったら罪だと言えないですからね。一応《暴走龍 5000GT》や《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》など、高すぎるコストを軽減して出てくるカードはいつでも処罰対象になります。

マナが貯まらなければずっと強いので、マナ破壊しまくってずっと使用可能マナが少ない状況を作れるデッキがあったらゲーム中ずっと強い影響を及ぼすのですが、そんなデッキはあって良いはずがありません。

蘇るトラウマ
マナ破壊しても場に残ったクリーチャーをどうにもできない問題が《オリオティス・ジャッジ》で解決してしまった

このカードを誰が使うかですが、高速化したゲームを遅くしたい手札破壊系のデッキに入れるのはわかりやすいでしょう。光が入ればどんなデッキにも採用できるから、候補が広すぎるのです。

存在そのものがプレイに影響を与えるカードなので、強い動きをしたら勝てるゲームがどこまで変わるのか、楽しみです。

《コアクアンのおつかい》

ここからはデッキ開発部で登場したカードをピックアップしていきます。

まずはデュエプレ研究所で再録が発表されていたこのカード。デュエキング版のイラストで再録されると思っていましたが、まさかこのイラストだとは思ってもいませんでした。

wikiによると、『カードゲーマー』の付録だったらしい

能力は光と闇のカードを大量ドローできるもの。水文明を含む多色を採用することでドローのハズレを《おつかい》だけにできます。

この後光水や水闇の多色カードがたくさん実装されるから、それに先駆けての再録でしょう。


さて、見慣れないものがありますね。「PLAY'SCHARACTERCARD」の烙印です。もしかしたらこれがキャラクターが描かれた新レアリティなのかもしれません。

どうやらアンちゃんの声優さんがボイスを担当しているそうです。「LEGEND OF PLAY'S 」シリーズに収録されている守護者カードと同じ感じになると思っていますが、果たして。

《宴会の面 ソスソス》

続いてはこちら。何とも地味なカードがやってきました。TCGからの変更点はパワーの上昇幅が3000から5000になったことです。

出た時に味方のパワーを上げますが、5000も上げるならば大抵6000以上になります。そうなるとやることは一つ。3ターン《超幻影 ワラシベイベー》です。

このパックで大きな強化を受けているのはこの獣

NDだと3ターン目に出すには《熊姫の面 ベアコダッシュ》を使わないとできないほど深刻でした。そのため、3で使うことは基本的に諦められる傾向にありました。

こんなカード使わないといえないの??


しかし、《ソスソス》のおかげで2ターン目にプレイする自然のクリーチャーに制限が無くなりました。
《成長の面 ナム=アウェイキ》なら攻撃時にマナ加速できるから、侵略パーツを引けなくても仕事ができます。
《スナイプ・モスキート》を使えば《ワラシベイベー》でマナに置いたカードを手札に戻せます。
それが強いか弱いかはさておき、遊びやすくなったことに大いに感謝です。

《超神星ヴァルカン・アンチャンス》

氷と聞いて水文明のカードだと思い込んでいましたが、妖精の方でしたね。
衝撃のカードの登場です。

6マナと書いていますが、フェニックスなのでもちろん6とは読みません。高くて3と読みます。平気で1になります。

進化元は珍しい組み合わせです。ビーストフォークは省かれてしまいました。悲しい。

進化元について詳しく見ていきたいですが、何と言ってもスノーフェアリーを進化元にしているのは嫌な予感しかしません。
スノーフェアリーはマナ加速が得意だし、手札も増やせるし、ADだと《ダイヤモンド・ブリザード》がいるから展開力が非常に高いです。高すぎてバトルゾーンが平気で埋まります。そんな彼女らに1マナで出せてバトルゾーンを2枠も開けつつトリガーケアもできてしまうカードを与えても大丈夫なのでしょうか?しかも進化元に進化クリーチャーを使えばメテオバーンの使用回数も簡単にかさ増しできてしまいます。行き先は最近スノーフェアリーをプッシュしている現代デュエマでは?

これが無ければ良カードだった(2回目)


スノーフェアリーにこのカードを確定でサーチする手段はありませんが、《進化の化身》がいます。受け札には《罠の超人》がいます。これは下方修正されないか、心配になります。

ジャイアントにも目を向けると、スノーフェアリーとは違うものの嵌まった時の展開力は魅力的で、最近確定マナ回収が登場したので、普通に使われそうです。スパークに泣かされることが多いですが、受け札としてクリーチャーが採用されるデッキも多く、その中でも相手の攻撃を止めるために《閃光の守護者ホーリー》や《終末の時計 ザ・クロック》が使われるから、嬉しいカードではあります。スノーフェアリーが強すぎるから霞んでいるだけです。


目玉の能力は相手のクリーチャーの出た時能力を3回まで封じるもの。昨日再録が発表された《超神星マーキュリー・ギガブリザード》のクリーチャー版です。
あちらとはルールの関係上クリーチャーと呪文のトリガーを両方踏んだ時に致命的な違いがあり、《ギガブリザード》なら呪文を止めてからクリーチャーの能力が使われますが、《アンチャンス》だと呪文で《アンチャンス》が処理された後でクリーチャーの出た時能力を使われてしまいます。
ちゃんと強い効果ではありますが、発動が強制なので、本来自分のターンに出すとターンの残りが飛ばされてしまう《ザ・クロック》を出されると損な気持ちになります。メテオバーンを消費されつつ攻撃のタイミングを与えてしまいます。デメリットを逆利用されるのに注意したい。

テキストの説明で用いられている例示が「バトルゾーンに出た時」なのは偉いです。《界王類絶対目 ワルド・ブラッキオ》の失敗から改善されています。

デュエプレに「このクリーチャーが出た時」で始まる能力を持つクリーチャーはいない!

パワーも12600と、何で600あるのか不思議です。26の秘密に合わせたものらしいですが、それのおかげで《レッドゾーン》を踏み潰せます。《聖霊王アルカディアス》にも100の差で勝てます。


裏返しの不幸(アンチャンス)はアンちゃんの真の秘密
覚醒するフラグにもなる

シークレットの画像も公開されています。アンちゃんのスキンが付属するということもあり、イラストにもばっちり写っています。中性的な顔立ちで、全体像を見なければ女性だとわかりにくいです。デッキ開発部がゆっくり解説と同じような感じで顔しか表示されないから、気づかなかった人も多そう。
スキンの声も中性的なもの。二週間くらい前に聞いた覚えがするけど、気のせいかしら?

おわりに

ここまでご覧いただきありがとうございました。

おわりの挨拶を毎回考えるのも疲れるので、ここでは記事内で一応存在が判明したカードについて触れておきます。

まずは再録から、《戦攻妖精クルメル》です。

なんで2日連続で前日に紹介したカードをもう一度紹介することになるの?

デッキ作成欄のイラストが明らかに元のイラストと異なっているため、再録されると思われます。

微妙に相手にすると厄介な効果をしており、特に【デュエにゃんワルボロフ】が嫌な顔をしそうです。

続いては新カード。《ガールズ・ジャーニー》です。

3ドローできるトリガーですが、このカードの真価は優秀な文明にあります。光水自然なのでマナに置いても強いのが嬉しいです。昔《剛勇王機フルメタル・レモン》が強かったのも色が良かったことがありましたからね。

パワー3000というサイズ、トリガースパークからトップSAされても負けないこと、光なので欲しいタイミングで《連珠の精霊アガピトス》から出せたこと、敗北回避が3回は使えたことなどから悲惨だった事前評価を覆して大活躍した。
後に《アガピトス》の身代わりとして弱体化した。享年35日

延長戦もほどほどにしておきます。

またどこかでお会いしましょう。


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