同性に恋をして殺されかけたお話 #5
こんにちは、雑草です。
春らしい日が続いて幸せです。
さて、このシリーズも5本目となりましたが、
今回は「殺されかけた(精神) 編」です。
身体的な面に関しては正直記憶から消えかけていて乗り越えれているのですが、精神面はいまだにトラウマとして残っています。
本題に入る前に伝えたいのですが、人を傷つける行為は絶対にだめです。人の考えを否定したり、人の行動を制限することは誰にも許されるものではありません。
人の心は壊れると戻りません。少なくとも私は完全には戻っていません。
ある意味、後輩ちゃんに心を壊されたおかげ(?)で自分はそれがいかに重大なことかを学べたので、そういう意味では感謝してます。
では、本編に入っていきます。
前回も少し書いたのですが、後輩ちゃんは感情が高まると暴言が酷くなっていました。
とくに厳しかったのは、自分の就活の時期です。
大事な面接の前日によくわからない理由で怒られ続けて、怒涛の長文LINEがきたりすることが何回かあり、これは精神的に堪えました。
自分は気弱な正確なので、LINEを無視したまま放置はできず、その日のうちに解決したいと思うタイプなので、明け方までLINEで口論が続くことも多々ありました。なのでこの時期は慢性的に寝不足が続いていました。
最終的に内定をもらえたのでよかったのですが、第一志望の面接の前にボロクソ言われて
泣きすぎて顔パンパンになりながら面接を受けたこともありました。笑
(よく受かったよね)
ただでさえ精神的にきつい就職活動中に、
この口論がたびたび重なったのはだいぶきつかったなぁ…。
数ある暴言のなかでも最も心に堪えたのは
「お前が私を好きになったせいで自分の人生が台無しだ」
「お前が幸せになる権利はない」
かな。この二つは鮮明に覚えているし、今でも心がギュって痛くなります。
正直後輩ちゃんを好きになることに罪悪感はありました。
レズビアンの私が、ノンケさんを巻き込んで、
異性との恋愛を妨害してしまったのではないか。彼女の人生を壊しているのではないか。
そんなこと、こっちが痛いほど考えていることでした。
でも、考えていたからこそ、実際に言われてしまうとだいぶキツかった。
うん。キツかったです。
さらに彼女のアルバイトが終わる時間帯が深夜だったので、深夜から喧嘩することが多く、約1年くらいは寝れない日が多かったです。
睡眠不足と、精神的なショックでこの時期はかなり不安定でした。
今でこそ心が健康になっているので言えますが、当時は隙あらば「死にたい」と考えていましたし、口にも出していました。それが思考のベースとしてずっと頭の中にありました。
かなり危ない状態だったなと思います。
そんな中、わずかに残る気力を絞って後輩ちゃんから離れようとしますが、後輩ちゃんが許してくれません。
私が離れようとすると
「全部お前のせいだ、台無しだ」
といったことを言われ続け、本当に離れられない日が続きました。
自分が歩み寄ったら歩み寄ったで容赦無く突き放されました。
もう本当に頭が毎日「???」状態で、1日1日を後輩ちゃんの機嫌を損ねないようにすることに必死でした。
書いていても訳がわからないですが、本当に訳がわからなくて、相談している友人にも
「本当に離れた方がいい、このままだと雑草がやられてしまう」
と何度も忠告されたのですが、離れることがなかなかできませんでした。
話し合いで離れられないなら、物理的に遮断しよう。とも思いましたが、過去の暴力の件もあって、急に連絡取らなかったら何をされるかわからないとも思いました。
しかし、決定的にお別れをする転機(絶望ともいう)が訪れるのでした。
そのお話は次回の「ついに終結 編」で書きたいと思います。
ではまた次のお話でお会いしましょう。
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