～掘り起こし作業が始まった～自己作品との四半世紀ぶりの再会の儀式
目次
ペンネームの変更について
ファンの皆様へのお詫びと最近の私（マンガあり）
今後の予定
そしてもうひとつ、お知らせになりますが、この機会に
ペンネーム「ゆにわ きざし」を「ざっしー」に変更することにしました。
この「ざっしー」というのは今も年賀状のやりとりがある
昔からの漫画家仲間さんにも ずっと呼ばれている、私にとっては30年来
なじみのある愛称です。
デビュー当時から「ゆにわ きざし」のPNを口頭で名乗ると聞き返される
ことが多く、
「ああ… 失敗した？」
と、気になっていました。
あと、画数が最強レベルで悪いです。
犯罪者に多い画数と、ゲッターズ ○田も言っていたような…
私は犯罪者ではありませんが、まあ、ちょっと、
凶暴でした
かね ……。
やだなあ、
画数ぐらいで改名なんて神経質な、と思われるかもしれませんが、
けっこう、笑いで済ませられないような過去が現実としてあったりも
します。
というのも、
当時の誌面には私の紹介として「健康優良児」とあるのですが、
実際は作家活動中に何度も倒れていました。
約7年の活動期間中の印象的な出来事としては、
発作で倒れてた
開頭手術した
作品のタイトル名 間違えられて掲載された。
今回特に力入れてやってるな！って自覚しながら41ページの描いてた時、締め切り間近になって「1ページ数え間違えてたので調整を」って要請来た（当時は一人でアナログ作画）
ネーム汚い（←自分のせい）
締め切りやぶる（←最悪）
なんだろう、これ
呪いだったのかな？
いいんですけど。
いや、よかねえわ。
1ページ数え間違えてましたの件では後から担当さんに
「でも真のプロは32ページを三日で仕上げちゃうんだヨ☆」
ってアドバイスもらったけど嬉しくねえわ。
因みに当時の担当というのは
かの○ー○ー○ーンも担当されていた方でした。
印象的な出来事ったって
聞いててウキウキすることひとつも無いじゃないかよ、きざしちゃん。
どゆこと？
しかし、こちらnoteの、
やはり大変な経験をされたクリエイターの皆様の記事を読み、
「ああ、私なんて全然、苦労のうちに入らないじゃないの。」
と、勇気付けられた次第です。
因みに現在の私は農家の嫁となり、
繁忙期は畑仕事に追われ、年々
体力が増強してゆく
のを実感しております。
畑デビュー一年目こそ農業のハードさに体がついてゆかず、
秋の出荷後は気力、体力共に使い切った状態で
年末の大掃除に手もつけられず、干からび状態で過ごしましたが、
近年は一年ごとに繁忙期後の余力が
増し増し
状態。
大掃除も当然出来る。
倒れる度に悩んでいた若い頃が噓のよう！
いやはや、人間て、人生て、わからないものですね!!
さて
そんな充実した毎日を送ってるくせに漫画も描くのか、
という話ですが、漫画は描きます。まだ やめない。
色々やってみたいことがあるから。
齢50過ぎにして体力も増してるから。農閑期あるし。
あの頃、きざしちゃんがこの体に染みこませておいてくれた技術です。
やはり 使わなければ勿体無い。
ここ数年は苦手なデジタル方面の勉強も始め、
SNSとは？
クリスタってなにコレ
すごいすごいって色々試しているところでした。
でも昔のPNを名乗っての創作活動は考えてはいませんでした。
（近況マンガです↓）
みなさん
私のことを おぼえて下さっていて
つぶやいて下さって
みなさんのお声で 私はもう
100万年 生きられるんじゃないかという
勇気とパワーをいただきました。
ありがとうございます。
憶えている人はいないなんて
みなさんのことを信じていなくてごめんなさい。
私には昔から こういうところがあります。
ここ三ヶ月間、
自分の中で大反省会を開いています。
四半世紀前は、本に載らなくなったことを説明しようにも
現在のような手段はありませんし、
やはり
直接、自分の意見として伝えられる
一度だけでなく、続投できる
読んで下さる方とのやりとりが出来る
この条件を揃えるツールがある今は、良い時代になったと思います。
当時のことを こと細かに記すつもりはありませんが、
そうですね…
次回記事では
双方の考え方の違いがわかり易く見えるくだりも有り、
大変興味深いレポになっていると思われますので是非ご覧くださいませ!!
あと冒頭からの、「原稿群を詰めた ダンボール箱」も‥‥
……いえ、
そんなことよりも、
私が誌面から遠ざかった本質的な問題は
目に見えてわかり易いものでは無く、要はもう、
描けなくなったのです。
それまでも ずっと背伸びばかりをしてきたのだから当たり前です。
デビュー当時は自由で楽しそうですけどね…
途中からは ちょっと つらい感じです。
今 こうして原稿を手に取って眺めていると。
‥‥ これ、
せっかく作品を楽しんで下さっていた方々にこういうのを明かしちゃ
いけなかったんでしょうか。
すみません。
謝り方を知らなくて。
私が自分の気持ちの重めなところを告白するというのは
今回の掘り起こしについての記事上ぐらいであると思われますので、お許しください。
そして当時、私の周りで
真正面から私を見据え、見守って下さった方ほど、危惧されることがあったと思われ、今更ではありますが、
ご心痛与えましたこと、深くお詫び申し上げます。
さて、今後の私の予定はといいますと、
過去作の電子書籍化
新作の漫画制作と公開 ‥‥ noteでやっていけないかとか‥色々模索中です。
まずこの電子書籍化ですが、
今は素晴らしいサービスがありますよね。
現在私がお力をお借りしているのは、
まんが電子書籍配信サービスを手掛ける「株式会社コンパス」さんです。
選んだ理由はHPの雰囲気からなんとなく
「優しそうだから」、「親切そうだから」。
印象で決めました。
担当して下さるのは、
私よりもふた回りぐらいお若いのでは？という印象の
可愛らしいお声の女性の方。
この○○さんはとにかく、いつもムチャクチャ仕事が速いです。
以前私が
「時間の浪費が無いよう 気をつけています、キリ☆」
などと偉そうな雰囲気を醸したせいでしょうか…
質問へのご返答、アドバイス等、
いつも細やかに対応して下さり、感謝しております。
本当にありがとうございます。
しかし、
改めて こうして原稿の束‥厚み‥山‥を眺めると
燃えないんじゃないかな？これ
って 疑問が湧いてくる。
畑でカンカンに乾いた木の枝とか山積みにして燃やすと
結構な火の勢いですけど、そこへ放っても無理な気がする。
紙って くしゃっと 空気含ませて丸めてあげないと
燃えてくれないですよね。
この頑丈なダンボールからして ‥まあ こいつは燃えるか‥
それにしても これだけ描いて、当時単行本の一冊も出していないとは。
なんとしてでも売り込んでなどやるものか
という、かの編集部の意気込みすら感じられ、正直怖い。
なんで？
私なんかした？(←倒れてますでしょうに…）
著者の説明することあるから 実は
大学出てないと駄目なのよ、とか。
高学歴で漫画も描けちゃう！ てのが欲しかったとか。
ああ…
デビュー前、私の漫画を見て指導して下さっていた編集の方に
「何で大学行かないんだ！短大行く気も無いのか！？何でそんなに勉強しないんだ！！」
（実際の言葉か定かではありません。とにかく、
「信じられない！イマドキ進学する気が全く無いニンゲンなんて！？」
と、困惑した様子でした。）
って。
えへへ。
ゴメンなさい勉強嫌いで。(・∀・)
当時の私は
周りが皆進学していく中でも、大学へ行くことへの価値が見出せぬ変わり者でし
た。
そういや 前述の進路報告の時に限らず、デビュー前の投稿中は
ちょいちょい、
ちゃんと勉強してるの？とか
進路どうするの とか 聞かれた気もするわ。
当時は意に介さない感じで私、聞き流してたんじゃ …
あれ、あれじゃまずかったんかい？
あーあ。
今 こうして文章書くにも苦労してるしねえ。
さて
これ、ここから脱出した方が良いソレだったの？
渦中にいるとわからないわ。
昔からほんと その辺が謎で、「業界人なら当然知ってること」
っていう内容に相当疎くてお恥ずかしい。
ネットも無くて調べづらいというのもあったと思いますが…
「何年とか何作目までに これぐらいの人気無いと先は無い」
てのがあったのかしら？
まあ詳しく調べて、
「何年目までって…
もう私 過ぎてるじゃん、ガーーン
早く言っといてよ」
て 現実を受け止めるのもツライだろうって予感があって
あえて深く考えなかったのかも。
常に次のプロット…ネームってやってたかなあ、当時。
今はデビューとか掲載決まった時点で、ちゃんと労働条件の提示ってあるのよね？
無いとマズいんじゃないかしら。
これだけコンプラ、コンプラ言われてる社会の風潮てものがあるし。
ーーーーーーーーいやいやいやいやいやいや、 まさかそんな！
世の中にそんな意地悪があるわけが無い。
編集部には大切に育ててもらったと信じてる 信じたい 信じなきゃ。
気のせい気のせい気のせい気のせい気のせい気のせい気のせい気のせいで
鑑賞に堪えると判断出来たものだけで一気にざっと
４巻分
は、まとめられるであろう 作品たちの編集作業をひとりでゴンゴン進める私。
編集⭐︎ひとり。
あ、
「ええっ！？
私達には正義の味方商品売り付けといて
中の方じゃそんなエグイことやってるんですか！？」
なんて
凸電などなさらないで下さいね。
しないか。
何か問題になってこちらの記事の削除命令とか出されるとめんどくさいので。（ここはそういうの、無いのかしら）
それに私、一度、○ー○ームー○のアシスタントに出掛けて行き、
やはり現場で倒れて迷惑をお掛けしていますので、
（適切に処置、対応して下さったことへの→）感謝、お詫びの気持ちこそあれ、他意は持ち合わせておりません。
誤解無きよう、記しておきます。
ーーーこうして自分の例を見るに、
「体調悪い」って気付いても、ーーまあ雇用する側もだけど、
社会人は本当にどうしていいのか。
体調管理出来ない方が悪いって思い込んでる人もいそう。ツラいと思う。
うーーん …
すみません、まとめられませんでした。
はてさて しかし、
この電子化に向けての確認中、
「シリーズものの原稿、足りなくない？未返送？」
という事案に悩まされたので、次回はそこらへんのレポートです。
先程、「興味深い内容です、是非！」って書いたやつです。
あと、
また新しいのを描きたい、という計画ですが‥‥
活動再開といいましても、個人的なものですので
それはとても地味なものになります。
これから個人サイトやSNS方面の整備をして
コツコツ コツコツ ‥ ‥
‥ 漫画はいつ 描くんだ ‥
コツコツ コツコツ ‥ ‥
日々の暮らし、本業の合間に
とにかく 画を描くことは続けていくつもりですので、
よろしければ たまに HP等で
「あ、まだやってるな」
と、暖かく見守っていただければ幸いです。
それにつけても
現在私のネームをチェックしてくれるのは夫。
まるで武器として豆腐を携えたかのような頼もしさ。
マジか。
泣けてくる。
あと 頼りは 私の勘と嗅覚。
玉子豆腐 乗せました みたいな。
おい
おい
おい
おい
大丈夫なのかよ きざしちゃん！？
あ、ざっしーだった。
精進します。
オワリ。
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