【剣盾S31シングル最終157位(R1925)】超速超耐久バドジガ

はじめに

のりおと申します。結果にはそんなに満足してないですが、自分用のメモとして残します。

使用構築

S31

S32-33

戦績

S31

最終順位：157位
最終レート：1925

S32

最終順位：475位
最終レート：1845

S33

最終順位：269位
最終レート：1900

コンセプト

• バドを中心とした攻めサイクルとジガルデを中心とした詰ませサイクルの使い分け

• バドザシ、ザシオーガ、バドホウオウへの安定した立ち回りの確立

構築経緯

S30でバドホウオウ構築が流行したことを受け、ホウオウサイクルをジガルデサイクルに置き換えられないかと考えたところから構築を着想。
対ザシオーガ、対バドザシに対するサイクルパーツとしてナットレイ、ガオガエンを採用。
禁伝2体で重いポリ2に対して強く、バドと攻撃補完が取れている連撃ウーラオスを採用。
最後にダイマを強く使える珠アタッカー枠としてサンダーを採用して構築が完成。

構築の勝ち筋

• バドザシやザシオーガ等の対面寄りのパーティに対しては、相手の攻めをジガナットガエンでいなしつつ、バドやジガでの切り返しを狙う

• バドホウオウ等のサイクル寄りのパーティに対しては有利対面ジガルデで積むことでサイクルをカットし、全抜きを狙う

• ルギア等の搦め手系パーティに対しては序盤からTODを意識し、バドのトリックや挑発で展開阻害しつつジガルデの眠るTODを仕掛ける

個体紹介

バドレックス（黒馬上の姿）

人馬一体 拘りスカーフ
H191(124)-A*-B126(204)-C193(60)-D121(4)-S203(116+)
アストラルビット/サイコショック/トリック/リフスト→挑発

たぶんバド界でも最速の、準速バド抜きスカーフバド。スカーフバドミラーに強く出れるように考えたらここまで振ってしまった。ガオガエンがバドザシに対して一瞬で過労死するので、こちらのバドが相手のバドザシに強い型であることが重要。
また、トリック後にもザシアンやムゲンダイナに上から動ける可能性が高いので、トリックによる崩しをあまり躊躇わずに出来るのも使いやすかった。
耐久はザシアンとの対面性能を考慮してHBベースは譲れないのでCがほぼ無振りレベルだが、今時バドが一貫して勝てることなんてないので、火力面での不足はあまり感じなかった。
技構成はアスビ、エスパー技、トリックは確定。トリック後に打てる挑発は割と便利だった。

・調整意図
H：16n-1
H-B：特化(A244)ザシアンの巨獣斬最高乱数切り耐え
H-D：特化(C194)サンダーの珠ジェット81.2%耐え
S：準速黒バド抜き
C：余り

ジガルデ

スワームチェンジ カゴのみ
50%時：H205(172)-A121(4)-B155(108)-C*-D154(196+)-S119(28)
PF時：H313(172)-A121(4)-B155(108)-C*-D154(196+)-S109(28)
サウザンアロー/とぐろ/身代り/眠る

耐久の鬼。一度とぐろかダイアースで耐久が上がると、BDどちらも大体輝石ラッキーくらいの特殊耐久数値になるのがおかしすぎる。ねむカゴでHPが倍になるようなものなので、本当に異次元だった。
相手のダイマに投げてダイマを枯らすもよし、バド受けのバンギガエンに投げてとぐろから抜きに行くもよし、相手をちょっと削ってからジガルデを投げてTODするもよしで、様々な勝ち筋を生み出せる構築のMVP。特に珠サンダーに後投げから勝てるのが偉すぎる。
バドのトリックやガエンの威嚇捨て台詞から起点にする動きも相性がよく、構築単位で動かしやすくなっていた。
技構成は、この構成で完結していると思っている。サイクル性能とTOD性能を考えると、身代り＞蛇睨みの優先度。蛇睨み不採用なので麻痺時◯◯抜きを意識せず、BDに振りまくった。

・調整意図
H：50%時身代りが地球投げを耐える
D：11n
HBD：PF時の総合耐久数値を意識

サンダー

プレッシャー 命の珠
H166(4)-A*-B105-C177(252)-D110-S167(252+)
ライジングボルト/暴風/ボルトチェンジ/電磁波
→放電/暴風/身代り/羽休め

普通の珠サンダー。ラッキー後投げにボルチェンしてウーラオス着地し、インファイトで破壊しにいけるのが強い。
S33ではパーティ単位で思いポリ2に対面負けないことを意識した構成に変更。重いイベルオーガに初手投げして身代りで様子見するのはそこそこ強い。

ナットレイ

鉄の棘 食べ残し
H181(252)-A114-B152(4)-C*-D184(252+)-S22(-)
ジャイロ/タネガン/宿り木/守る

普通のHDナット。オーガとゼルネに投げる枠。ジガナットサイクルはかなり安定するので、ジガナット@1で投げることが一番多かった気がする。

ガオガエン

威嚇 ゴツゴツメット
H202(252)-A135-B140(116+)-C*-D128(140)-S58(-)
フレドラ/Dラリ/鬼火/捨て台詞

適当にBDに振り分けたガエン。ザシアンが重めなのでスリップ入れるためのゴツメ。ヨプでも良かったと思う。
勝てる相手にはガエンで捨て台詞してジガルデでとぐろ巻いてるだけで勝てたりするので、ジガガエンの相性は最高。

ウーラオス（連撃の型）

不可視の拳 気合の襷
H175-A200(252+)-B120-C*-D81(4)-S148(252)
水流連打/インファ/アクジェ/挑発→カウンター

サックーさんのウーラオス。B振りラッキーがボルチェン+インファで落ちなかったりするので意地。
カウンター採用は、ザシアンを見ても初手投げする勇気を貰うため。対面したらお祈りしながらカウンター押していた。成功率は体感半分くらい。

基本選出

対バドザシ

思考停止ガエンバドジガでほぼほぼ勝てていた。バドザシ側は割と地面が一貫しやすいので、ガエンで起点作って1積みジガルデがダイアースできれば大体3タテできる。ダメでもバドで上から全部倒せる。

対ザシオーガ

ジガナット+サンダーorバドで微有利くらい。オーガ相手にもジガルデでダイアースすれば割と勝てたりするので、ナットを絡めつつジガを通すのが基本的な勝ちルート。

サイクル選出

大体バドジガナットガエンから選出。ジガナットで無限寄りにサイクルするか、ジガガエンで有限寄りにジガを通すか、を考えておくと展開を読みやすい。

対面選出

ウーラサンダーバドあたりを中心にジガルデは大体組み込んで投げる。キュレム系統が特にサイクルできないので、対面的に戦うしかない。

重い相手

イベルタル：受からない。バドでスカトリしてジガルデの起点にするという頭の悪いことをしていた。
キュレム：ウーラオスしか投げたくない。
氷勢：ジガルデで積んでも切り返されるから嫌い。
ポリ２：バドジガがどちらも不利なのできつい。トリックいれたり宿り木いれたり捨て台詞入れたりダイアースで受け切ったりして頑張って崩す。

おわりに

S31-33で使っていたバドジガ構築でそこそこの結果は出たものの、目標の2000には到達できず残念な気持ちの方が大きいです。
サイクル寄りの構築で、ある程度結果が出たのは少し自信にはなりましたが、プレイングスキルの至らなさを感じることも多く、まだまだ修行が必要だと実感しました。

ただ、社会人パパポケ勢にこの構築は1戦も長いし疲れるしで相性悪かったです。TODばっかりしてて全然対戦数稼げないのが敗因だった説もあります。構築系統としては好きなんですが…。

不完全燃焼なのもあってなんやかんや幻ルールも手出すような気がするので、これからも頑張りたいと思います！