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【チャンピオンリーグ最終105位(R1711)】ギャラ無双

はじめに

初めての公式大会参加でしたが、チャンピオンリーグに参加したので構築記事残しておきます。
特殊ルールの公式大会で普段のランクマと違って面白かったです!

使用構築

チャンピオンリーグ使用構築

戦績

最終105位 R1711 30勝15敗
最高R1744(最終順位45位相当)

環境考察

使用可能ポケモンは以下の通り。個人的なキャラランクも踏まえた評価がこちら。

チャンピオンリーグ使用可能ポケモン&キャラランク

事前の環境考察としては、以下の通り。

  • エスバ、ドラパ、ギャラ、キッス等強いダイマアタッカーがいる一方、これらをまともに受けられるポケモンがおらず、基本的にサイクルが成立しない

  • 環境上位へのステロの刺さりがよく、ステロ+ダイジェット展開が相当強い

  • ラプラスの刺さりもよく、壁展開も一定の警戒が必要

構築経緯

どれだけ考えてもステロ+ダイジェットが強そうだったので、エースとして環境上位と打ち合えそうなギャラドスを採用。
ステロ要員としては、型の匿名性が高く電磁波ステロ岩石を打てるバンギラスを採用。
切り返し枠として、壁を無視して殴れて1ジェットであれば上から切り返せるスカーフドラパルトを採用して、バンギギャラドラパを基本選出とした。

ここまでの軸をベースに仲間大会等で試運転していたところ、自分がギャラを通すにあたって以下の点が気になった。

  • 初手バンギでS下げ+ステロが出来ない相手(例:挑発ムドーや蜻蛉ドラパ→ゴリラグラスラ等)

  • A+1S+1ギャラを後発ダイマから切り返せるポケモン(例:雷パングロスやHBラプラス等)

  • 高耐久+タイプ受けサイクル(例:水半減(火炎玉ミロ、トドン)+飛行草半減(ガルドムドー))

  • 相手のステロ+ダイジェットエースによる先展開(例:ギャラ、キッス、エスバ等)

これらの対策として、残りの補完枠を以下の通り採用した。

  • A+1S+1ギャラを受けてくる相手にはダイマターンが足りなくなるため、ギャラが自身で竜舞する選択肢を作るための欠伸渦潮置土産トリトドン。重いミロやグロスにサイクル有利が取れるのも高評価。

  • バンギ展開が難しい場合の2枚目のステロ展開要員としてエアームド。トドンギャラがきついゴリラに対しても後投げ可能なのも高評価。

  • 相手のダイマギャラへの切り返しとしてメタグロス。また、その他の切り返しルートとしてスカーフドラパにリフレクターを採用。

個体紹介

ギャラドス

自信過剰 命の珠
H171(4)-A177(252)-B99-Cx-D120-S146(252+)
滝登り/飛び跳ねる/パワーウィップ/竜の舞

パーティの絶対的エース。基本全部投げた。相手を倒した数は体感で全体の8割くらい。
環境的に完全にギャラが受かるポケモンがいないので、周りでお膳立てしながらこいつを通すことを常に考えていた。
書くまでもないが、初手ステロ岩石からダイジェットしているだけで無対策だと簡単に3タテできてしまうため、あまりにも強かった。もっとギャラだらけになるかと思ったがそうでもなかったのが驚き。

技構成は氷の牙を入れるか悩んでいたが、練習会でカイリューマンダが思ったほどいなかったので切った。本番もなくてそこまで困らなかったのでたぶんこれで正解。

バンギラス

砂起こし 気合の襷
H175-A186(252)-B131(4)-Cx-D120-S124(252+)
岩石封じ/瓦割り/ステルスロック/電磁波

起点要因。ガブグロスムドーに不利対面を取るものの、初手ドラパがめっちゃ多かったのでそこに強いのはよかった。ドラパは蜻蛉なりでほぼいなくなるので、電磁波ではなく初手はほとんど岩封ステロで動いていた。
瓦割はラプラスメタで、初手ラプラスをバンギドラパでいなしながら瓦割できる動きが強く、初手のラプラスはそこまできつくなかった。裏から来るラプラスはきつい。
実は電磁波をほぼ打っていないので、ドラパガルドグロスに通る噛み砕くでもよかったかもしれない。

ドラパルト

すり抜け 拘りスカーフ
H175(92)-Ax-B108(100)-C167(252+)-D96(4)-S170(60)
シャドボ/流星群/10万ボルト/リフレクター

調整意図
H:16n-1
H-B:パルシェンの特化+2礫耐え、持ち物なしエスバの意地不意耐え
S:最速102族抜き(スケショガブ意識)

似非スカーフバド。火力の低さに驚くものの、ここまで耐久に割くことで一度クッションとして投げられることが多く、構築の柔軟性を引き上げていた。
S+1ギャラにスカーフ鬼火されることも何度かあり、スカーフ鬼火orリフレクで切り返す動きは上位ではそこそこ多かったように思う。

メタグロス

クリアボディ 弱点保険
H187(252)-A162(52)-B171(44+)-Cx-D111(4)-S110(156)
アイへ/地震/雷パン/高速移動

調整意図
H-B:ステロ+陽気ギャラの+1ダイスト耐え
S:S+2でS+1陽気ギャラ抜き

ギャラの裏エースとして採用したものの諸説枠。というかグロスじゃなかった。
ギャラ警戒したものの数も少なかったし、普通にエスバとかキッスで良かった。
トドンミロカロス等の完全に止まる相手がいるだけで選出しにくく腐ってしまったので、悔いが残る。

トリトドン

呼び水 食べ残し
H216(236)-Ax-B132(252+)-C112-D105(20)-S59
渦潮/欠伸/自己再生/置土産

とりあえず投げたくなる枠。基本的にラプラスゴリラ以外には欠伸から仕事ができるので、ステロ欠伸からギャラを通す動きは無難に強かった。
構築的に完全にサイクルするよりもギャラを通すことがコンセプトだったので、渦潮欠伸置土産でギャラの起点を作りに行ける構成は非常に噛み合っていた。
ただ、自分のプレイングが弱く、最大値を引き出せなかった気がするので欠伸ステロはどこかで勉強したいです。

最終戦でダイマグロスを受け切りつつ渦潮バインドして逃がさず倒しきり、裏から来たキッスに欠伸置土産で後ろに繋いで勝った動きはイケメンすぎた。

エアームド

頑丈 混乱実
172(252)-A110-B161(4)-Cx-D105-S134(252+)
岩石封じ/ステロ/羽休め/挑発

第二の起点枠。対バンギボスゴガブ等の起点ミラーを挑発から阻止できるのが強く、最速で採用。
特筆することもないが無難に強かった。

振り返って

初の公式大会参加ということもあるので、大会内外の個人的振り返りを残しておきます。

構築関連

  • 終わってからこの記事書いてますが、やっぱりメタグロスじゃなかった…。たぶん2戦しか出していない。

  • 上に行くほどミロカロス、ギルガルド、トリトドン、エアームド等の耐久高くてめんどくさいやつらが増えていたので、この辺りへの崩しルートを増やせば良かった。

  • 不利対面取ったときのラプラスがきつかった。もう少し対策厚くしても良かった。

公式大会関連

  • 特殊制限ルールでの考察は楽しい。事前の練習会も何回か参加する中で環境考察しつつパーティ考えるのは普段のランクマと少し違う感じで新鮮だった。

  • 3日で45戦の配分がわからないまま初日7-2で走り出した後にシグマさんの記事を読んだら初日は潜るなと書いてあった。2日目もあんまり潜らなくていいと書いてあったので11-2で1600乗せて止めておいたら最終日残りすぎててきつかった。パパポケに1日34戦はきつい…。

  • 公式大会の順位相場がわかっていなかったのもあり、残り9戦で1744(34位)まで行ったときに一桁行ける!と謎のテンションで突っ込んだ。後悔はないです。

また似たような大会があったら参加したいと思いました!次は最終1桁くらい目指して頑張りたいです!

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