30-DELUX SHAKES2023-KANSAI side-(2023.02.08～12) & -TOKAI side-(2023.03.02～05) 観劇レビュー

はじめに…

シェイクスピアの登場人物が一同に介するテーマパーク「シェイクスピアランド」。
そのオープニングアクトの開演が迫り、現場責任者である江口は奔走していた。
一筋縄ではいかないキャスト揃いで江口は振り回されてばかり。
そんな最中、彼は予知夢を見る。
かつての友人が舞台の上で刺されて死ぬという夢。
不安を打ち消せない江口の前に八年ぶりに現れる匠。
予知夢の中で死んだ友人であり、江口には今も匠を許せない過去があった。
その夢の通りに匠は死んでしまうのか？
そんな二人を傍で見つめ続けるメイの思いは・・・。

KANSAI side／TOKAI side
◆劇団シェイクス(8年前)
江口久之：IMO＊T／佐藤匠(BMK)
江口メイ：泉 綾乃(NMB48)
匠 士也：村瀬文宣／竹之内景樹
↓
◆シェイクスピアランド オープニングアクト出演者
苫米地蘭子：川上千尋(NMB48)／殿
台場真仁：亀田結心／三隅一輝(BMK)
倉木ユタカ：谷口敏也／IMO＊T
小手形一郎：枝 尚紀／村瀬文宣
目黒真直：杉本輝城／木下竜真
刀瀬那月：岡 竣太／眞野 颯
可愛千鶴：赤堀光希／磯谷菜々
ダンサー(KANSAI)：Daniel Tomio Coelho
ダンサー(KANSAI)：JIN
ダンサー(TOKAI)：AKINA
アンサンブル(TOKAI)：池谷優奈
アンサンブル(TOKAI)：鈴木里青
アンサンブル(TOKAI)：櫛田実伶

◆シェイクスピアランド オープニングアクト関係者
上西宗二(プロデューサー)：田中 精
凪川来雄(演出家)：柄谷吾史／名古屋山三郎(ナゴヤ座)
舞台監督：瓜生やすきよ／清水順二
演出助手：山本和輝／髙澤了輔

１．シーンが思い出されるメイの言葉と物語(覚えてる範囲)

特に推し(メイ)を見ていたから、、(これでみんなも少しは思い出せたら楽しいかな...？)
登場人物

｢人生は舞台だ。全ての男も女もその役者に過ぎない。あなたはどんな人生の物語を生きていますか。｣
｢物語はひとりの男の夢からはじまる。｣

｢ロミオは恋に恋い焦がれていた｣
ロミオ、ジュリエット

｢この世のものとは思えないほどのかわいい妖精パック｣
ロミオ、ジュリエット、妖精パック
｢ロミオとジュリエットは反目する運命の中で出会ってしまった｣

ロミオ vs マクベス
江口の夢
(江口：普通の人間ならこう言うだろう。夢でよかった。)
｢予知夢…｣

江口、上西(倉木ホールディングス、ミスター…凪川)、凪川(あれがきれてる)
凪川 vs 倉木ユタカ、小手形、、台場(あいたたたたた)
江口(お酒持って戻る)
凪川(勝手にしろ) → 倉木ユタカ
｢お兄ちゃん｣｢お兄たま｣
蘭子 → くるぽんは？
｢見たんでしょ…予知夢…｣
｢人が..死ぬよ…本当にいいの…？｣

匠、台場(ロミオ)、倉木ユタカ(マクベス)　リハ、生き返る
凪川(やめろ) ← 匠(ご無沙汰しています)
凪川、可愛 → 凪川、蘭子
匠、若手 殺陣稽古 → 劇団SHAKES 解散
匠 ← 舞台監督(KANSAI：雁多尾畑喜連瓜破放出)(TOKAI：猫洞通壁画前四間道) (作った人たちみんなの責任)
匠、江口、メイ
｢匠さん、帰ってください｣
｢あれからもう8年…｣

可愛 → 江口、メイ
｢飲み会がどうしたの？｣
凪川 ← 蘭子(けじめをつけて)
↑匠 ← 凪川(関係者だ)
可愛、メイ、江口(匠が関係者になるって言ってなかったっけ？)

匠 ← 倉木ユタカ(関係者になった？やましく結構)、小手形 ← 江口
凪川 ← 上西(イングランド本国)(適性調査)(スキャンダルは死刑)
凪川(あいつは”らりるれろ”が言えねぇんだよ) → 台場(やさしく慰めて下さい)
↑倉木ユタカ
凪川(蘭子はお前のことが好きなんだ) → 台場

倉木ユタカ → 蘭子　睡眠薬
亡霊 → マクベス　毒薬
(生きるべきか、死ぬべきか)
(To be, or not to be)
＜シェイクスピア作品：ハムレット＞
江口　夢…

江口、メイ
｢お兄ちゃんの夢の話を聞かせてよ｣
(将来の夢を見たんだ)
｢芸能人？パイロット？スポーツ選手？｣
(サラリーマンになってた。一定のサラリーをもらってた。)
｢手堅～い。でも芸能人に比べるとなんか地味ぃ～。｣
(夢はひとつじゃなかった)
匠(友達になってやる)(俺の女に…)
｢ごめんこうむる！｣

劇団をつくった＜劇団SHAKES＞★推し殺陣★
江口(夢を見た。公演は中止だ。) → 匠(ダメだ)
｢お兄ちゃん、本番だよ。頑張ろう。｣
江口(高台から転落した。)(息を引き取った。)(仲間を、家族を、妹を失った。)
匠(メイィィィ…！！)
➤8年前の悲劇

江口(信じてもらえませんよね、こんな話。)
舞台監督(江口さんの話、僕は信じます。)(やりましょう。)(さっき江口さんが言ったじゃないですか。)(夢はひとつじゃないんです。)(夢はつくるものなんです。)(行きましょう。最終チェックです。)

台場 → 蘭子　告白
蘭子 → 台場　睡眠薬
台場 ← 倉木ユタカ、小手形、凪川
倉木ユタカ＜らりるれろ＞
凪川(お前がロミオだ！)
目黒 → 倉木ユタカ　睡眠薬
舞台監督(江口をロミオ、匠をマクベス) → 凪川
江口、匠 ← 舞台監督(目コピの江口)
凪川(やるしかねぇな)

江口、匠＜8年前の話＞メイ
｢私には次がない｣
｢だんだん体の自由がきかなくなる病気なんだって｣
江口(え…)
匠(だったら死ぬ気で生きてやろうってんじゃねえか！)

江口、匠 ← 上西(劇団SHAKESのファン。メイさんが一番の推しでしたよ。)
｢この物語があなたの人生に”幸せ”というト書きを書き加えることができるならそれに勝る”幸せ”はございません。｣

｢物語はふたりの男の夢からはじまる。｣
➤冒頭プロローグでは”ひとり”だった台詞が”ふたり”になってエピローグを迎え終演するのが凄い！

２．シェイクスピア作品の名言オマージュ含め心をSHAKEしたシーン、言葉(覚えてる範囲)

｢人生は舞台だ。全ての男も女もその役者に過ぎない。あなたはどんな人生の物語を生きていますか。｣
＜言葉：この世は舞台 人はみな役者＞＜作品：お気に召すまま＞

妖精パックの登場
＜作品：真夏の夜の夢＞

｢お行儀のいいキスなのね｣
＜作品：ロミオとジュリエットの一節＞

｢人生は選択の連続です｣
＜作品：ハムレットの一節＞

亡霊 → マクベス　毒薬
｢生きるべきか、死ぬべきか｣
｢To be, or not to be｣
＜作品：ハムレットの一節＞
＜作品：マクベス＞

秀逸な物語、芝居
進化と深化、作品の真価、全てが素晴らしく、｢人生は舞台だ｣というシェイクスピアの名言を詰め込んだ素晴らしいエンターテインメントでした！！
私の人生に"幸せ"というト書きを書き加えてくれてありがとう！
そして推しメン(あーのん)が今回の夢の物語をつむいだことが"幸せ"と思っているなら、ファンとしてそれに勝る"幸せ"はございません。

終