初めてアロザレーナを取材した2020年9月の原稿の下書きがあった

2020年9月8日に初めてアロザレーナに取材した。新型コロナで選手に直接取材はできず、全てZOOM取材になっていた時期だ。アロザレーナは7月に新型コロナウイルス陽性反応で、隔離療養していたのだが、8月30日に昇格すると、大活躍して、筒香選手のポジションを脅かす存在となった。

以下は、新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示した選手のその後の様子、明暗が分かれているという原稿の下書きの一部。ーーーーーーーーー

 

 レイズの若手有望外野手、25歳のアロザレーナも無症状だったが一カ月近く陽性反応が出て、再開したキャンプに参加できなかった。隔離中に「自炊して、健康的な食事をしていたのがよかった」と話し、体を一回り大きくさせることに成功。8月30日からの7試合で4本塁打、5打点の活躍だ。(アロザレーナは病気が治ったからチームに合流したのではなく、ロスターの入れ替えで昇格した。それまではタクシースクワッドで練習していた)

 一方、なかなか体調が戻らない選手もいる。ホワイトソックスの強打者、25歳のモンカダはキャンプ再開前の検査で陽性反応が出た。症状は軽く、開幕前にチームに合流。しかし、3日のオンライン会見では「僕の体が感染前と同じでないことは明らかだ。エネルギーや強さが欠けているように感じる」と明かした。体調は万全ではないが、プレーし続けている。

 また、昨季19勝のレッドソックスの左腕ロドリゲスは感染から回復後に一度は練習に合流したが、心筋炎と診断され、今季のプレーを断念した。

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この後、アロザレーナは2020年のポストシーズンで大活躍し、一気に知名度を獲得していった。 

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