高市早苗さん 米田の補題( よねだのほだい )をぜひ担いでください!
数学上の日本人の業績で、すごいものがあります。米田の補題(よねだのほだい)です。量子コンピュータの設計には必須の数学的定理です。英語では、Yoneda lemma です。
米田の補題は、ありとあらゆる課題解決に役立つすごい数学上の業績です。文部科学省も、量子力学ではなく、文系的なテーマで1.6億円も予算つけています。
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米田の補題は、極端に省略すると、関係性が重要だというものです。
具体例で説明しましょう。外交関係でいえば、中国の核兵器は課題だと言われています。これは、核兵器が問題なのでしょうか? アメリカは、中国よりはるかに強力な核兵器を保有しています。でも問題にはされません。アメリカは価値観を共有する友好国だからです。国と国の関係が重要だからです。これだけで、その国の内容よりもその国との関係が重要だということがわかるでしょう。
では、どうしたら、関係を変えることができるのでしょうか? 軍事力しかないのでしょうか? 情報戦の方がはるかに、低コストで効果的なことができるのではないでしょうか?
例えば、「中国がロシアに対して、領土的野心を表明したり、行動に移すなら、日本はただちに抗議を表明します」といったらどうなるでしょうか?
米田の補題的発想ってすごく役立つ予感しませんか?
米田の補題は、アメリカ外交にも影響を与えます。
米田の補題は、ものすごく価値のある数学上の業績なので言及するだけで、アメリカの科学者の間に、高市早苗さんの話が響きわたります。特に、アメリカの女性数学者で有名なエミリー・リールさんは、米田の補題 (英語では、Yonneda lemma)を論文で「米田の補題は圏論における最も重要な結果」と評価しています。その論文には、Yoneda lemma が98回も登場します。
アメリカに渡米するまえから、効果的なアピールができるでしょう。
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