2000系〜四国を営業した時代

職場の人間関係も仕事もうまく行かず、いわゆる窓際的なポジションに追い詰められた時期がある。

「あいつは出来ない」というイメージが一人から出ると、何となくみんなが言いはじめる。みんなが言うとそれがフレーズになり独り歩きしていく。独り歩きしてそれが現実を強めてしまう。他人、群れの作った勝手なイメージに自分がどっぷりハマる。ハマって抜けられなくなる。そんな体験をした。

とにかく何を言っても伝わらないことが辛くて。アイツが言うから。発言も軽んじられる。悔しいが全て空回り。

当時。営業職で売上もインパクトも低い四国の高知の担当だったときがある。

そのとき営業で乗った列車の車窓はいろんな気持ちがあって忘れられないな。渓谷の景色。エンジン音。その時の悔しさや辛さの混じった気持ちの温度。そんな感情は今も覚えている。ただ学びはあった。

その時に乗った列車が引退するらしい。記事ですぐに「あのときよく乗った奴やな」ってわかった。

思い入れのある列車。引退前にまたあの山岳路線を乗って旅してみたい。


■過去ブログ:関西時代⑦~どさ回りから得たこと

https://ameblo.jp/shidou1102/entry-12003776488.html

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