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アメリカゴルフ挑戦 21

今回の2試合で日本に戻ります。3週間のアメリカ滞在でしたが、良い経験と情報を得ました。ゴルフのプレーのことだけを見れば日本とアメリカには差はないと感じました。飛距離に関しても確かにアメリカの選手の平均値は高いのかもしれませんが、日本の選手でも飛ばせれるとは思います。方向性やショートゲームに関しても差はなく感じました。ただ単純に挑戦する選手が少ないだけに感じます。

もっと多くの選手が挑戦すれば、必ず勝てる選手はもっと出て来ます。

もしアメリカの選手との差を上げるなら、パワーの差はあります。後は環境ぐらいです。

環境はどうしようもないとは思います。日本に芝からの練習環境は造りにくいでしょうから。

パワーの差について話しますが、パワー=飛距離のことではありません。パワーがヘッドスピードをつくる話では無く、イメージとしては、プロレスラーが5アイアンで180Y飛ばすのと、中学生のゴルフ部の子が5アイアンで180Y飛ばした時のヘッドスピードはほぼ同じになります。むしろ中学生のほうがパワー効率がいいと思います。ここでプロレスラーの方にもっと力一杯振ってもらってもヘッドスピードは上がらないと思います。

しかし2人が力比べをしたら差は歴然です。プロレスラーに勝てるはずありません。

ここに問題と差はあります。ドライバーだけなら日本の選手もそんなに負けてはいませんし、アメリカにも飛ばない選手はいくらでもいます。

問題はアイアンに差が出てくると感じます。パワーの差はインパクトの当たり負けの差になります。ラフからでははっきり差が出ます。今のデシャンボー選手がいい例です。彼はラフに負けません。

この差が4日間のプレーに少しずつ影響して来ます。

現代ゴルフではパワーが必要になってしまったのかと感じています。日本の選手にもパワーが必要でクリヤ出来れば世界で戦えると思います。



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