2021KC2月 87位!魔導招来炎王召喚獣の解説と現在の構築について


みなさんこんにちは。今回で炎王に関するNOTEは3冊目となりますが、今回は「炎王召喚獣」について書いていきたいと思います



1、前置き

少し前置きになりますが、2月KCでは炎王召喚獣とは別に元々用意していた構築がいくつかあったのですが、すべてでDPをうまく盛ることができませんでした。日曜20時にダメもとと思いつきで試した炎王召喚獣の構築が6時間ほどで35000→63600付近まで伸ばすことができ、そのまま銀アイコンをとることができたので、かなり高いポテンシャルを持っていることを証明できました。




DPをうまく盛ることができなかった要因の一つに「ある程度までいくとデステニードローは基本的にケアされるため、終盤まで機能しづらい」ことがありました。というのも、Dドロケアで1500~1900ラインでワンパンいれてベイル圏外にしてからキルを取るプランをとってくる相手がほとんどだったのです。

Dドロがほぼ機能しない状態でだらだら走るも、風呂で打開策を考えながらようやく気付く。

「これ魔導招来なら勝ってね?」

画像1

画像2


ということであれだけアレイスターは俺は入れないといいながらも上記の構築が出来上がり、魔導招来による所見殺しで最終87位で終わることができました。


2、炎王召喚獣のコンセプト


炎王召喚獣自体は色々なユーザーが使用しているところですが、魔導招来を採用したのは僕だけだと思います。

これはデッキスタンスとして炎王をメインギミックではなくサブギミックとして、召喚獣をメインギミックとして組みこんでおり、そもそもDドロ型の炎王召喚獣デッキとは考え方が異なります

プルガトリオをいかに安全に着地させてゲームエンドを狙うか、いかにアレイスターにアクセスするかに特化しています。


かといって炎王ギミックのみでももちろん勝てるように構築しており、炎王と召喚獣、両方をうまくサポートできるような不純物を選んでいくことが重要です。


ポイントとして

・プルガでのゲームエンドを後押しし、精霊竜や深淵に潜むものといったシステムモンスターを「裏向きにするカード

・ネクロバレー対策となり、因果切断などの除外系やデモンズチェーン、堕天使の神属などの効果無効系からアレイスターとガルドニクスが逃れられる「チェーン2で破壊を行えるカード

・カリギュラを狙いやすくなる「闇属性手札誘発

この3種類のカードが非常に相性が良いのかなと思っています。

炎王による場の蹂躙が終わったと思いきや今度はプルガトリオが3ターンにわたり襲い掛かってくる・・・リソース面でも非常に優れたデッキであることは間違いないです。


3、現環境における炎王


さて、現在の環境ですが、青眼、海皇を筆頭にシェアが多い中、双方に対等に渡り合えるサンダードラゴンも地味にシェアを伸ばしてきました。海皇が非常に使いやすく、スタンダードに強いのでシェアが多い印象でしたが、真っ先にメタの対象となり、シェアを減らしています。(それでも海皇に勝てるデッキが強いという環境の基準となっていることには間違いないです。)

そんな中、注目を浴びていたのが炎王で、実は炎王もここ1か月を振り返ると各大会でそこそこシェアを伸ばして環境入りしているようです。

深淵に潜むもの、精霊竜といった墓地効果無効のシステムモンスターが多いため、一見すると環境的には逆風のように感じますが、実はそうでもありませんでした。

今まで手札誘発マシマシだった炎王の構築はシステムモンスター達に有効な札を採用することによって相性関係を逆転し、実は海皇にも青眼にも地味にですが有利が取れるような構築へと変貌してきているのです。

ですので、今後炎王を組む際には今までのようなミラーはプレイングのみに任せるような構築ではなく、きちんと増え始めたミラーも意識した構成にすることが必要になってくると思います。

また、炎王、青眼、堕天使といった墓地効果を多用するデッキジャンルが増えるとDDクロウのような墓地除外系のカードも増えてきます

DDクロウ1枚で完封されないためにも、多段攻めできるよう構築を練っていく必要があります。



4、現在の炎王召喚獣の構築について


現在私はこのような形で使用しております。

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