2019/11 KC17位 日本7位世界最高峰のヴェンデット


俺はヴァンパイアを使いたかったんだよぉぉぉおおおおおおおお

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2019秋のKCカップ 世界17位日本7位という結果に。

惜しくも金に届かない銀アイコン3枚目です。 

悔しいのお。

…自己紹介が遅れました、私はざるーぐと申します。

アスタリスクというチームに所属し、リンクス界で一番ヴァンパイアを愛しています。

子持ちのパパです。  あゆみたんかわいい。

そんな私が今回世界17位に位置付けたデッキである「ヴェンデット」を紹介していきます。

今まで見向きもされていなかったヴェンデットですが、実は今の環境にめちゃくちゃマッチしていました。

今回使用した構築はこちら。

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バスター0アニマ0のエクゼクター檻型のヴェンデットです!


目次

①デッキ選択理由の経緯

②KCを振り返って

③基本的なまわし方

④各カードの採用理由

⑤各デッキへの立ち回り、プレイングについて(有料)

⑥ヴェンデットの倒し方(有料)

以上、6項目での構成です!

ここを知ったら上手くなる、逆にここを知られたらキツイ💦という部分については有料(340円)とさせていただきました。



では早速ですが、デッキ選択理由の経緯についてから、解説していきます。



1、デッキ選択理由の経緯

なぜそもそもヴェンデットを選択するに至ったのか。

それは

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KC直前にこいつが実装されたせいでした。

僕は今回もバカの一つ覚えでヴァンパイアを握るつもりでしたが、

こいつのせいで2回も直接攻撃を止められてしまう。

全力でワンキルを取りに行くヴァンパイアでは、リソースを吐き出した状態から盤面を返すことは絶対にできないと思いました。

そして案の定、カイトロイドを採用した召喚獣がすぐに結果を出します。

あれ、本当にめちゃくちゃ頭いいデッキだなと思いました。


 さて、ヴァンパイアお品書きとか言ってツイッターに5,6種類のヴァンパイアの構築を上げていた僕は、ここにきてデッキの選びなおしをしなければならなくなりました。

僕がKCでデッキを選ぶ際、絶対に譲れない条件があるのですが、それは

先攻、後攻どちらでも強い動きができるデッキ、且つワンキルができるデッキです。


じゃんけんでいちいちイライラしていたら壁がいくつあっても足りませんし、数をこなし、所見殺しのデッキがちらほら存在する以上、ワンキルができるということはKCにおいて一番重要な要素になります。やられる前に殺す、です。

・先攻、後攻どちらでも強ムーブができる

・ワンキルができる

・コキュートスに無理なく圧をかけられること

・コンセントレイトで死なないこと

・狡猾が致命傷にならないこと

・カイトロイドをケアできる、または食らっても後続を確保できる

もし今回の環境で楽して金アイコンを取ることができるのなら、これらの要素を満たしたデッキだと思いました。



そんなんあるわけないやん!!



とおもいつつ、ツイッターを徘徊していると…


「カイトロイド、バスタードで無効にしてワンキルすれば気持ちよくね?」


うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

お前は天才かああああああああ

しかもスキルは檻にすればコンセントケアできるやん?!

コキュートスにはエクゼクターで対抗できるやん?

狡猾耐性、ボーンとエクゼクターでばっちり。

ワンキルで来て先攻強ムーブもある。


これしかない!と思い、自分はこの巡り合わせを信じることにしました。(うれしくてツイッターで思わせぶりなツイートをしてしまう)

ということで、早速調整に取り掛かります。

前回のKCで105位だったTemaさん式のヴェンデットにスキルは儀式の檻、さらにエクゼクターを1枚混ぜるようなオリジナルの形で調整していきます。

ところが・・・


事故る、先攻弱い、事故る。

事故りまくってランクマですら全く勝てませんでした。

事故る時の手札にあるカードを見てみると・・・

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とにかくこいつらが先攻時に弱い、後続確保につながらない。

アニマでの再利用は魅力だが、効果起動するまでに時間がかかり、遅すぎる、手札に引くと処理できない

ブルームもバスター+スレイヤーのセットがないと動けない


瞬間のデッキパワーは高いのに、事故率が高く、リソース切れも起こしやすい。しかもブラロぶっぱと儀式の檻、噛み合ってなくねえか?となり、方針を変えることに。

それが最初に挙げた構築にバスターとエクゼクターを1枚ずつ入れ替えた構築でした。

とにかく先攻でエクゼクターを目指して儀式をする、檻の維持、これこそが現環境では安定して勝利へつながる最短ルートかなと思いました。


結局、バスターはKC中に抜け、エクゼクター3枚の最初の構築が完成するのですが、これにもっと早く気付いていれば金アイコン取れていたんじゃないかなと思います。


2、KCを振り返って

ここは短めに。初日の最終DPが13000、勝率51%でした。自分は毎回初日は2万を超えずに終わってしまうので、ここさえクリアできればなあといつも悔しく思っています。敗因は完全にバスタードでした。

固定概念でどうしても1枚は入れとかなければとお守りで入れていましたが、そもそも召喚獣相手にデッキレベルで詰ませられるのに、わざわざ事故リスクのあるバスタードを入れてる必要がなかった。

どうせ墓所BFが流行り始めたらこのデッキは終わりだし、まあ気楽にやろうと考えていた自分を殴りたい。

バスタードが抜けた2日目以降は本当に順調でした。時速3000~4000DP位でしたが、勝率がどんどん上がり、銀アイコンが見えそうになってきます。2日目でエクゼクター型のデッキを完全に理解しました。55000DPで終了。

3日目、金アイコンラインが見えてくる。10万前後で伸び悩みながら、徹夜で4日目まで走るも、懸念していた墓所BFが流行り始め、仕事に向かい、眠気の中途中投げやりになり、結局98000DPで僕のKCは終了しました。


3、基本的なまわし方


・墓地のボーンは基本的に温存。序盤でボーン効果を使ってしまうと、終盤で詰めくなってしまうこともしばしば。また、バースで出したエクゼクターを出した際に、墓地にボーンが必要となるので、なるべく1枚は墓地に取っておくことが重要です。

・エクゼクター、レブナントはデッキに1枚ずつ残しておくようにしましょう。バースでエクゼクターを出す際に、コストを確保するためです。それ以外は圧縮してしまって大丈夫です。

・デッキ圧縮率が非常に高いため、デッキ切れに注意を払いながらリソース管理すること。

・場のソニックバードを残す、残さないも対面デッキによって変わってきます。

・墓地リソースですが、エクゼクター最優先で、基本的にはバンバン除外してしまって大丈夫です。ただし、後続の「バース」の使い方を工夫する必要があります。



4、各カードの採用理由


それでは、各カードの採用理由を説明していきます。



ヴェンデットスレイヤー 3枚

デッキンジンのため、3枚採用。エクゼクターを出す際のコストになることがほとんどです。積極的に除外して大丈夫です。バース+ボーン+スレイヤーでの連続儀式、場にソニックバードを残さずにヘルハウンドを付与したいとき、レブナント+ヘルハウンドを一気に付与したいとき(主に古代やFL相手)にスレイヤーを場に出します。

それ以外ではスレイヤーで攻めずに、基本的にはエクゼクターで攻めていくことになります。



リヴェンデットエクゼクター 3枚

エクゼクター×2、バース、ボーンでWエクゼクターを作れる、エクゼクターでの制圧が基本となるので、こちらも3枚採用になります。

「バース」でのリソースを考えても、絶対3必要でした。Wエクゼクターをとにかく目指しましょう。


ソニックバード 2枚

枚数にかなり悩みましたが、最終的に2枚に収まりました。Temaさんが前回ソニバ1の構築で銀アイコン付近まで到達したため、それより上を目指すなら+1枚でさらなる事故率の軽減を図るのが良いのではという結論に至りました。

先攻ソニックバードスタートすることで、エクゼクターを出しやすい利点がある反面、ヘルハウンドをからめる際にソニックバードを場に残すか、ソニックバードを処理してスレイヤーで我慢するかの2択になる欠点、召喚権などの問題がありますが、それ以上に事故率の軽減にかなり貢献してくれました。

余談ですが、反転召喚でも効果を発動できるため、覚えておいて損はないです。KC中10回は反転召喚しました。


レヴナント 3枚

最初は1枚でしたが、バースでの4+4でエクゼクター、クリストロンや堕天使相手に何度も付与することを考えて3になりました。裏守備でおいても高確率でターンが返ってくるので、非常に優秀です。墓地リソースがたまりやすく、ヘルハウンドのコストにできることも○でした。

また、3枚の理由として、バースでレヴナント×2を素材にした後、打点やフィニッシャーとしてナイトから3枚目のレヴナント引っ張ってくることも多かったです。

BF、FL相手は特にレヴナントにアクセスできないと負けてしまうため、3枚以外はあり得ないという結論に至りました。


ヘルハウンド 1枚

初手に素引きしてしまうと事故になりえるため、1枚に抑えています。

スレイヤーでアクセスしやすいため、1枚でも問題ありません。

ただし、墓地から特殊召喚してしまうと、1回しか効果付与できないため、害悪系統のデッキにあたってしまったときは、なるべくナイトからサーチして2回付与できるようにします。

岩相手には特に重宝し、こいつ1体で時間稼ぎをすることができました。

召喚獣相手にはレヴナントよりヘルハウンドを優先して付与します。理由を知りたい方はあとがきにて。


ボーン 3枚

儀式魔法①。理由は割愛しますが、こいつの防御効果は本当によく考えて使いましょう。何度も言いますが、なるべく温存です。キングヘイローさんの紹介動画のように使いまくってはいけません^^


バース 3枚

儀式魔法②。理由割愛。こいつの使い方も本当に重要。

1枚目はスレイヤーのデッキエンジンとして

2枚目はエクゼクター落としてエクゼクター

3枚目はレヴナント落としでエクゼクター

大体そんなイメージです。なので、ボーンを無駄遣いすると後半のバースからのエクゼクターが無駄死にします。


ヴェンデット・ナイト 2枚

初手に2枚かぶっても特に仕事をするわけでもなく、最悪の最悪エクゼクターで取ってこれるため、2枚に落ち着きました。

デッキのそこに埋まっていても問題はありません。

このカードの連撃効果が後半大活躍します。

堕天使、岩相手にはめちゃくちゃ役に立ちました。BF相手は特にエクゼクターと一緒にナイトを添えると、ライキリでナイトを破壊されないため、返しのチドリを除去しやすくなります。



5、各デッキへのプレイングとプランについて


続いて各デッキへのプレイングとプランの立て方についてです。


①対BF

【先攻時】何が何でもエクゼクターを初動で立てに行きます。ライキリから檻やナイトを守れば、返しが非常に楽になるからです。エクゼクターが倒されれば、レヴナントを引っ張ってこれるので、そこからレヴナントエクゼクターで反撃です。

【後攻時】比較的楽に倒せます。レヴナントにアクセスできないときは、先攻時と同じです。ライキリに檻を割られてのスタートなので、ライフ管理に気を付けましょう。檻があれば基本ソニバは場に残しても大丈夫ですが、ないときは必ず儀式コストにしましょう。ブラックローズバードもボーンがあればケア可能なので、積極的に攻めていきましょう。


申し訳ありません、ここから、有料記事になります。ヴェンデットで一番大事なプランの取り方を書いています。

逆にやられて嫌なことも書きましたので、ヴェンデットを使う人も、対策したい人も、続きを読みたい方は、ぜひぜひご購入をお願い致します。!

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