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第3回新人フリーゲームコンテスト寸評
第三回フリーゲームコンテストの結果が発表されましたね。
私にも特別審査権があったため、3つのゲームを推薦しておりました。
今回はその3つのゲームの紹介と寸評をさせて頂こうと思います。
鍵の国のアリス-Act1 Nonsense name-(とらぺちぃの・MadteaCrab 様)
▲タイトルからしてすでにオシャレ
▲美男美女揃いである
鍵の国のアリス-Act1 Nonsense name-はアドベンチャー&RPGゲームです(作者様曰く、ナンセンスドラマADV)。
上の画像を見てもらえれば分かる通りビジュアル・演出に力の入ったゲームですが、個人的にはゲーム面の作りの丁寧さがとても良いと思いました。
ヒントの出し方や誘導など、ビジュアルに力を入れつつゲーム面でもプレイヤーを置いてけぼりにしない工夫が随所に凝らされており、ゲーム制作者サイドから見ても高評価。
長編ですが、プレイ中にもどかしさやイライラを感じることのない優しいつくりは私もRPGを作る上でとても参考になったため、推薦しました。
Act1、ということで続編が楽しみですね。
ハコロン(暗黒のゴミ箱 様)
▲敵の猛攻をかいくぐりつつ中央のコアを壊すのだ
▲自機の被弾判定は小さく、ギリギリの回避ができるといっぱい脳汁が出る
ハコロンはいわゆる弾幕シューティングゲームなのですが少し特殊で、
・画面は固定で敵のコアを中心に自機がくるくる上下左右に移動
・ショットは自動で敵のコアを狙う
という特徴があり、ひたすら敵の弾幕を避けながら敵のコアを破壊しつつ被弾までにどれだけのスコアを稼げるかを競うゲームです。
画面は常に固定で操作は敵弾を避けるだけ、というシンプルさ。ですがレトロな雰囲気のグラフィックにそれに合ったオシャレなBGM、シューティングゲームとしての面白さが相まって気付いたら長時間プレイしてしまう中毒性があり、推薦しました。
これの携帯電子ゲームとかあったら一日中やっちゃいそう。
LINE BALL GIMICS A to Z(∑RT 様)
▲このゲームにあるのは、シンプルな横スクロールアクションステージ1つ
▲が、その1つのステージが様々に形を変え襲い掛かる
LINE BALL GIMICS A to Zは(一見)シンプルな横スクロールアクションです。
あるのはステージ1つだけ!ですがそのステージが様々に姿を変えプレイヤーに襲い掛かります。
操作方法が変わったり、画面の向きが変わったり、ステージA~Z+αの26種類以上の多彩なゲームが楽しめます。
何度もクリアしたはずなのに姿を変えてまた立ちはだかるステージ。さらに制限時間が絶妙でじっくり見ながら進むことも難しいのでステージは1つしかないはずなのに常に驚きとそれにいかに対処するかの思考の連続というゲームデザインに魅力を感じ、推薦しました。
激ムズなステージもあります。腕に覚えのあるゲーマーはチャレンジしてみては。
▲私の限界は∑を出したところまで…
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