自分の先へ

人と接する時に自分ばかり得をしようとする人は嫌われるのは当たり前ですが、自分ばかり損をしていても疲れてしまいます。

人間は社会性を持った動物として1人ではできないことを協力することで生き残ってきました。

そういう意味ではイワシなどの小型の魚。または草食動物は群れを成すことで強敵から身を守っています。

人間は、自然界で生き残るための爪や牙といった武器を進化の過程で捨ててきました。

その代わりに知能を進化させることで自分の弱さを補ったと言えます。

つまり、人間という動物の長所は知能にあるわけです。

動物で頭がいいと言うのは反射で芸を披露する程度です。犬のお手などが代表でしょう。しかも、エサというご褒美付きです。

しかし人間が考えることはご褒美が無くても行なっています。

むしろ考えることがご褒美の人もいる。

これは完全に好みなのでそうではない人がいることもあるでしょう。

パズルゲームや戦略ゲームが人気なのは、考えることを求めているからの表れでしょう。

そうして考えることに特化した動物ですが、無論個体差があります。

身体を動かす方が得意な個体と、頭を回転させることが得意な個体。その個性は、明確に差が出るのですが、残念なことに身体を動かしている人の方が評価を受けやすい傾向があります。

理由は簡単。目に見えるから。

どれだけ頭を動かしていても、休んでいても外から見たら同じに見えてしまいます。

もし、あなたが頭型の場合はしっかりと形に残すことを意識しましょう。

もしあなたが身体型なら、その結果を人に見てもらうようにしましょう。

頭型の人は自分の考えが合っているのか間違っているのか。自然と反省を繰り返してブラッシュアップしていきます。

身体型の人はなまじ結果が出やすいため同じことを繰り返す場合もあります。

その方法が良いのであれば、そのままでいいでしょう。

ただ、世界の変化が起こった時にそのままで成立するかと言われたら一考の必要があります。

自分が身体型か、頭型か知ることでより楽しく行動できることを知っておいてください。

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