ローソンでファミチキを頼んだら

言葉の大切さ

同じフライドチキンであっても、コンビニによって名称が違う。
それこそタイトルのようにファミチキはファミリーマートにしかないし、ローソンにはLチキが置いてある。

前提として、ライバル会社の商品を言うことは失礼になる。
そういいながらも思うことは、言葉とは伝われば構わないのだ。
つまりローソンでファミチキと言われたらお客様はフライドチキンが欲しいのだなと察することは簡単のはずだ。

正しさにこだわっていないか?

占いに限らず、世の中には専門用語で説明したほうが伝わる場面もある。
だが多くの場合専門用語でお客様がわかることは少ない。
理解して貰えない=伝わらないということになる。
伝わっていないということは仕事として成立していないということだ。

私がタロットの説明をするときペンタクルを「コイン」と呼ぶことがある。
それは見た目としても意味としてもペンタクルというよりもコインと言ったほうがイメージしやすい。
目の前でカードを展開しているならいざ知らず、通話などでは相手にカードの意味とイメージを結ぶ必要があるからだ。
相手が占いに馴染んでなさそうならコイン、そうでなく相手にもそれなりに知識があるならペンタクルと言い分けている。

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