「とてもよく聞いてくれた」と思ってもらう話の聞き方
人間は話を聞くことよりも自分の話をしている方が好きな生き物である。
そのためか、巷に溢れるトーク術は話し方。つまり発信の術を語るものが非常に多いが「聞き方」の術は限られている。
その中で傾聴という単語が流行ったのは記憶に新しいが、その傾聴もレベルとしてはつつがなく会話ができる人に向けたものであり、お喋り自体が苦手な人がどうやってお喋りを楽しんで行くのかというところには無い印象である。
私が考える傾聴は、レベルとしたら4か5。
普通に話をできることが3だと仮定すると確かに専門的に話を聞く人には身につけておいた方がいい技術であるものの、普段どうやって人と話をしたらいいかわからない人間にとって傾聴の技術はなんの助けにもならない。
聞くことにも技術が必要。
あなたはこんな経験がないだろうか?
相手の話を一生懸命聞いているのに、聞いているのか尋ねられてしまった経験が。
確かにあなたは話をしっかり聞いていたかもしれない。
だが、相手には聞いていないように見えてしまったのだ。
話を聞くという行為にも、相手に伝えることが必要なのだ。
今回の記事では相手に話を聞いているという情報をしっかりと与える方法や、その上手な伝え方を書いていく。
冒頭にも書いた通り人は話をすることが大好きな生き物だ。
上手に聞くことができると自然に好かれていく。
聞き上手は人付き合い上手なのだ。
是非聞き上手になって、人から好かれる聞き手になっていただきたい。
長峰 永地
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