勇気の心理学
この言葉だけでなんのことを書くか分かった人は、この記事を読まなくて大丈夫な気がしている。
世の中に様々な勇気を扱う題材があるが、アドラー心理学は別名勇気の心理学と言われているのはご存知だろうか。
それこそ「嫌われる勇気」が流行ってすでに7年近く経っている。
しかし世の中を見ていると別にアドラーの考え方が広まっている感覚はない。
その理由というのは、多くの人が本を読まないことが挙げられるがもう一つは、既存の権力が強すぎるからと感じている。
先日も某インフルエンサーが「家族を大切に出来ない人間が仕事なんてできるわけがない」という言葉に1000以上のいいねがついていたが、アドラーの考えからしてみたら仕事の難易度の方が低いのだ。
その理由は簡単で「目的がある仕事」と「一緒に居ることが目的」の家族ではそもそもとして感覚が違うのだ。
仕事の最たる目的は利益をあげることだ。
そのためなら多少の不都合にも目を瞑るし、お金を得るためと割り切れるものがある。
家族の交流というものは、1番は一緒にいたいからいる、だろう。
それは友達もそうだし、恋人などもっとそうだ。
その上であなたに考えて欲しいことは、本当に付き合いたい人と付き合っているか?ということだ。
ここから先は
749字
¥ 500
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?