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行動の意味

人間は行動するのであれば必ず理由が存在する。

基本的には理性と感情の天秤を揺らしながら理知的に動くのか感情に委ねるのかの違いはあれど、動くということには理由ありきになるのだ。

それはどんな些細なことでも変わらない。

夜更かししてしまうのは寝ることより今のやっていることを優先したいという理由がある。

それが例えなんとなくという理由ですら理由として存在するのが人間というものだ。

そのため人に何か行動してもらうのであれば必ず理由付けが必要になってくる。

占いという行動を受け入れてもらわなければ変わることのないものも同じである。

「○○してください」と言われて理由もなく行動に移せる人間は多くない。

例えば復縁を目的としているのであれば「連絡を控える」という行動をとってもらうことがベターである。
ただ気持ちの整理が付いていないタイミングでいきなり待てと言われて実際に行動できる人は少ない。

その時に必要なことは理由付けである。

ある実験ではコピー機に並ぶ際順番を譲ってもらえるか試したそうだ。
譲ってもらえればクリアである。

その時に理由として「コピーを取りたいので譲ってくれますか?」というだけで30%も譲ってもらえることが増えた。

コピー機に並ぶ理由がコピーを取りたいからという当たり前のことにも関わらずである。

このように人が何か行う際に理由をつけるだけで行動してくれる可能性をグッと高めることができる。

指導する側、アドバイスする側に回るのであれば「理由付け」を忘れないでほしい。

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