仕事は全て「代行」

世の中で仕事と呼ばれるものは全て何かの代行だという認識を持っていれば、新しいビジネスを始めるのは難しくない。

なぜなら「不満を解消する」ことを目的に世の中を見渡せばいくらでも代行できることは見つかるからだ。

今回なぜ仕事は代行なのかの説明を無料部分で書いていこうと思う。

ざくろ

他人にできないことを行うことが仕事。

昔ゴルゴ松本さんの漢字の授業で書いてあったことにこんな言葉がある。

働くとはハタ(傍)を楽にすること。だから他人を楽にすることが仕事なのだ。

このことはつまり、その人にできないことを行うことが仕事ということを言っているのだ。

長距離を移動するとき、自分で自動車の免許を持っている人は大抵自家用車で移動するだろう。

そして自分で運転したくない人はタクシーを使う。

これは運転の代行をしているから仕事が発生しているのだ。

代行の金額の高低

そして、一般的にバスや電車よりタクシーの方が高額になるのはなぜだろうか?

その理由は、一度に多くの人を運べるか、原則1組かという風に考えてもらいたい。

バスや電車は基本的に乗合だ。むしろ乗り合いという言葉は使わず、個人で使用するときに「貸切」という言葉を使う。

逆にタクシーで貸切とは言わない。むしろ複数のグループが一緒に乗る方が稀なのだ。

このように、個人に接するか、集団で分割するかで代行料金の値段は変わっていく。

一度に料金を支払うパイが大きければ大きいほど値段が下がることが一般的だ。

技術による値段。

しかし、人数で値段の決まっていないものもある。

それは技術における値段差だ。

例えばシステム化されて、誰が作っても同じ味のファミレス料理と、フグのように毒があり、除去するために特殊な免許が必要な料理では値段が違うのは当たり前だ。

誰でもできるものは門戸が広い分高い値段は取れない、ということだ。

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