給料はガマン料
有名シャンソン歌手が以前「給料はガマン料」という発言をしていた。
私は当時ゴリゴリの自己啓発信者であったので「仕事は自分の好きなことをすることで、ガマンしてお金をもらっているのは負け犬」くらいに思っていた。
非常に若かりし頃の考えであると今は考えている。
なぜなら仕事の99%はやりたくないことだからだ。
それは好きなことを仕事にしていても変わることはない。
そもそも仕事というものは他人に貢献することを目的としている。
これに賃金が保証されているものと単純に貢献だけのものがあるというだけだ。
貢献というものは自分の持っているものを相手に渡すことで発生するもので、楽に渡せるものもあれば自分が汗水垂らさなければいけないものもある。
実は多くの人がしている仕事はその本人の能力に関わらず敷かれた仕組みの上でお金が発生するようになっている。
マニュアルの最大の特徴は本来時給1000円の能力が無い人間に1000円以上利益を立てることのできる点にある。
そのため、その稼ぎを捻出するために自分の能力以上の働きをすることは必要になるのだ。
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