外から見る自分

何か仕事をするときに、必ずついて回るのは自分の評価と他人の評価のズレだ。
自分はこのレベルでいいと思っていても、依頼者からしてみたらまだまだ詰めが甘い時がある。
それとは逆に通常で考えればもういいと思える状況でも製作者のこだわりを以って深いところまで突き詰めることもある。

今回の記事はその是非を問うものではなくそのズレをどのように抑えていくのかをこの記事で書いていく。

物事は大きくずれているとゆがみ始める。
その矯正のため、ぜひお読みいただきたい。

何故ズレていてはいけないのか

この記事を読んでいて、認識がズレていることは問題なのはわかる。自分の実力以上に自己評価が高いと他者との摩擦を生むことはわかると思う。
自分ができること…占い師であればタロットカードを持っていないのにタロット占いができると言ってネットで画像を探してきて占っているようなていで鑑定結果を届けたらそれは詐欺になる。

このように自分ができないことをできると言い張っては人を騙していることと変わらない。

今回話したいのは自分が思っている以上に実力があり、周囲の評価よりも自分の評価が低いときに起きる問題点だ。

同レベルの人を食い散らす

なぜ自分で自分の評価が低いと問題なのかというと、章題にも書いた通り同レベルの人を安く買い叩く理由としてあなたが存在してしまうことになる。

メール鑑定において、文字数を必ず5,000文字以上書いて、相談者に親身になり、10日以上経っての相談もオッケー。そのような鑑定内容で価格が500円だったらどうだろうか?
もちろんその上で実力がある前提になっていくのだが、その価格を自分の中で適正としていた場合、多くの占い師のことを食いつぶすことになるのは想像に難しくないだろう。

この価格をステップアップのために多くの顧客を抱え込むためと赤字上等で期間限定の価格であるなら全く問題ないのだが、その内容で自己評価が低いという理由で適正と思っているのであれば大きな間違いということになる。

ここから先は

876字

¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?