意味から、逃げるな
世の中の出来事には、全て意味があります。
もし、無意味に感じているのであれば、それは、あなたがその意味を察するまでに到達していないだけです。
そのこと自体は、悪くない。
私自身、気付いていないことはいっぱいあるでしょう。その気付きとはその人の生きるタイミングであるため、別に焦ることはありません。
ただ、生きている上で、意味を知ろうとしないのであれば、話は別になります。
今回の記事は、短めにおさめて参りますが、普段通り、考えの幅を広げて行きやすくなるものとなっています。
さて、今回私の指す、「意味」これはどのように伝えたいのかと言いますと、その物事の本質とお考えください。
原則と言ってもよい。
変えてはいけないもの。
そう理解いただければ合っています。
この、変えてはいけないものとはなんでしょうか?
唐突ですが、あなたは卵焼きを食べたいとします。
このときに、卵焼きに作り方をざっくりいうと、溶いた卵を焼いて、厚みを出したものとしましょう。
このときに甘いものが食べたければ砂糖を使うでしょうし、しょっぱいのが好みなら、出汁を入れるかもしれません。
その、好みを変えることは全く問題ございません。
しかし、この方が簡単だからと、卵を溶くことなくフライパンに流し込んだらどうでしょう?
おそらく出来上がるのは、目玉焼きになることはわかると思います。
または、フライパンではなく、お湯の張った鍋に流し込んだら?
おそらく、卵のお吸い物が出来上がりますね。
このように卵焼きを作るには、それ相応の手順というものが必要になってきます。
しかし、人間は慣れの生き物。卵焼きを作るのに、手を抜きたくなるのは事実です。
このときに、手を抜くべきは、卵焼きに作り方を端折ることではなく、いかに作るまでの手順を簡単にするかを考えて欲しいのです。
卵を大量に割っておき、溶いた状態で保存しておく。
フライパンの温度を上げて焼き上がりの時間を短くする等、様々な方法が考えられます。
ここで考えて欲しいのは、生きていく上で、目玉焼きを作っていないのか、ということ。
それぞれの物事には、意味があります。
その、意味を変えることなく手順、方法を変えることが工夫です。
もし、あなたが何かを端折ることで物事の意味が変わるのであれば、それはやるべきではありません。
仕事、人間関係。どちらでもです。
むしろ、意味を把握していれば、いくらでも変えていい。
そのために、自分の行なっていることの意味を把握することが、物事をうまく進めていく方法です。
もし、何かに煮詰まっているようなら、初歩に。さらに掴めないのなら、基本に戻りましょう。
そのことで、もしかしたら、美味しい卵焼きにであえるかもしれません。
ざくろ
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長峰永地の哲学note
毎日更新しているnote 人とはどのように生きるのかを一緒に考えて参りましょう
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