メッキの剥がれる時代

新しい年を迎えて空気感を読む記事とさせていただく。
この記事は命盤を敷いて出しているものではなく、あくまでも感じることを書いていく。
本格的な星読みが知りたければ他の人の本を読むことを強くお勧めする。

今回「メッキ」と称したものは何なのか。
それはメッキの言葉通り、本来関係ない上乗せのことだ。

メッキは本来サビや腐食から金属を守るためにする処理ではあるものの、慣用句としてのメッキはきらびやかな見せかけという意味になる。

今までの世の中、派手なものがとにかく好まれていた。
キラキラ系や意識高い系と言えば大体伝わるだろう。
きらびやか、そして空虚。
中身のない言葉が走り、刺激を求める人たちがその光る言葉に群がっていく。
今まではそれでも安定していた。

もちろん、その影も濃かったが復帰するだけのチャンスと余力が残っていた。
今の世の中、その余力はとうに尽きた。
その理由は皆もご存じの流行病だ。

そのことが時代を進めたという人もいる。
そのことは事実と受け止めながらも、その変化の早さに多くの人は乗り切れていない状況であろう。

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