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常識の缶詰

あなたの缶の中身は混ざってますか?

先ほどコーヒーを飲みながら土産にもらったチョコクランチを食べていた時のことだ。
そのクランチはミルクティー味のものと思って食べ進めていたところ中段を過ぎた時から一般的なミルクチョコのクランチが顔を出した。

2種類のクランキーが入っていることなど全く知らずに食べていて驚いたわけだが、これが目に見える状態だったから違いに気付くことができた。
だが例えば見た目が変わらないもので中身が違ったり、そもそもとして見えないものであった場合どのようになるのだろう。

これは飲食店クレームの笑い話で「虫を飲み込んでしまった、賠償金を払え」と言った人間に対して「虫だとわかったなら吐き出しませんか?」と言って撃退したことが事例として伝わっている。

目に見える異物であればみんな取り入れる前に拒絶するはずなのだ。

ところが目に見えない情報や常識であると取り込んでいることにも気付いていない。
今の社会は情報が溢れかえっているのでいつの間にか自分に悪影響を与える情報を取り入れてしまっている可能性は大いにあるのだ。

情報に気を付ける

情報は目に見えないために徐々に自分を蝕んでいて、いつの間にか行動や人格にまで影響を及ぼしていく。
もちろん、自分の望ましい人格に進むための情報なら大いに取り入れる必要があるのだが、今あなたの周囲に溢れている情報は大抵の場合望ましいものではない。

なぜなら良い情報に囲まれているのであれば、現状悩むことはないからである。
自分が今の現状に満足していないということは、少なくとも取り入れている情報を吟味してみたほうがいいということだ。

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