占いにできぬこと

占いで気持ちを上げること

占い師は占いのできることの範囲を把握しておく必要がある。
はっきり言ってしまえば占いで気分を明るくすることはできない。

この言葉に反論が出ることも知っているが、まず読み進めていただきたい。

私が占いで気分を明るくすることができないと言ったのは通常の気持ちからプラスに転じさせることは非常に苦手という意味だ。
そもそも占いをどのような時に使用するのかというと一般的には悩みが発生した時に解決方法を提案してもらう時に使う。

つまりマイナスからゼロに持っていくものになる。

じゃあ精神状態ゼロの人間が気分を上げるときに何をするだろうか。
あなた自身のアゲる方法を考えてもらいたい。

私は音楽や映画など娯楽、しかもアップテンポの物を受け取るか、もしくは美味しい食事をするかだ。

ここで占い師サイドからは、占いをしているとテンションが上がるという意見が飛んでくるかもしれない。
だがそれは占いに好感を持っている少ない人口の中でさらに自分で占いをできる占い師だからこその極めて少ない感性であることを知っておく必要があるのだ。