【試乗記】MercedesBenz CLA45 AMG
メルセデスベンツのCLA45AMGをお借りすることができたのでレビューします。
試乗は2日間で、一般道・高速道路・ワインディングを約200キロ走行しました。
車の外観については、いわゆるベンツのセダンなので特筆することはありませんね。
乗り込むと、まず良いのがシートです。
純正でレカロシートが装着されており、リラックス感とホールド感が絶妙にバランスしています。
運転席側のみサイドの張り出しの調整が可能でした。
ベンツってステアリングの右側にセレクトレバーがあるイメージだったのですが、CLA45では一般的なフロアシフトで、シフトバイワイヤー。
ミッション自体は7速DCTです。
エンジンを始動すると野太く低めの素晴らしいエギゾーストが聞こえました。
事前になにも予習せずに乗ったため、CLA45という車名から4.5リッターV8のエンジンでも載っているのかとも思いましたが、甲高い音がしなかったため違いそうだと気づきました。
2リッターの4気筒ターボエンジンなんですね。
ドライブモードは以下の5種類から選べます。
・インディビジュアル
各種設定をお好みのものにして保存するやつ
・コンフォート
エンジン、サスペンション、ミッションがコンフォートな感じになって、アイドリングストップします。
・スポーツ
サスペンションはコンフォートなまま、変速が遅くなってスポーティーになります。
・スポーツプラス
サスペンションが硬くなって、ミスファイヤも使えるようになるため突然スポーティー感が増します。
・レース
サスペンションが硬くなって、ミスファイヤも使えて、VSCとかスポーツモードになって、オートマじゃなくなります。
アクティブサスはそこまで大きく変わりませんが、硬くするとワインディングは楽しく走れる感じになります。
高級車の凄いところって、我々の大好きなガチガチサスペンションにしなくてもコーナーを上手いところいなしてくれるところですよね…。
DCTなので、コンフォートモードにしてても変速ショックは多少感じますよ。
慣れればアクセルの抜き方でまぁよくなりますけど、CVTとか多段ATにくらべたらラフですよそりゃ。
まぁそんなことどうでも良くなるくらい山が楽しいんですよこのクルマ。
ターボなのに不思議とどこからでも加速するエンジンに、剛性超高いボディ、出来の良いサスペンション。
もう山が楽しくない訳がないわけで。
あと、特筆すべきところはステアリングの違和感のなさ。
なんかフロントの接地感とか路面のインフォメーションは感じつつも重くないし、最高です。
ただ、ステアリング自体がちょっと太めで握りづらいのはベンツ全般に言えることですね。
ちなみに、耳が幸せになるエギゾーストサウンドと、変速時のミスファイヤの音がもうEDMでも聴いてるんちゃうか!ってくらいテンションブチ上げてくれますよ。
割とコンパクトなボディ、小回りもよく効くし、キビキビ走るので街乗りも快適です。
エギゾーストノートはいいのに車内はオーディオも良く聞こえて、ここらへんのバランスの上手さが高級車なんだなぁ。ってかんじ。
ナビの操作性とかはダイヤルしか使えないのでお察しですよ。
にしても4気筒2リッターターボで400馬力って魔法みたいですよね。
6000回転くらいしか回らんのに不思議な車だなぁ。
この車意外と安く買えるんですね。
4ドアで便利だし結構いいかも!
最近乗った車では1番楽しかったなぁ。
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