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【無料記事】シータノヴァ解説

※何故か目次が作れないのでこのまま投稿させて頂きます。出来るようになれば追記で作りますので悪しからず。

1.冒頭


こんにちわ、ザクピ(@zakupi_)です。

今回は今現在この環境のメタの中心にいるであろう
"シータノヴァ"の記事を書いていこうと思います。

「なんでお前が書くんだよ!」

って思う方もいらっしゃると思いますが、何を隠そうこのデッキの原案は私だからです。だからこそ使用してるプレイヤーを代表して今回は私が書かせて頂こうと思います。よしなに。

始まりはこのツイートから。

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この時は身内がオリジナルのcsに出るという事で時間があった自分がデッキの調整をしてました。

その時のデッキがこちらになります。

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7/3時点ではオリジナル、アドバンス共に5cコントロールが環境の中心で猛威を奮ってました。

5cコントロールに対して《アルカディアス・モモキング》が有効というのは誰が見ても明白で、私自身もこのカードの評価はかなり高かったです。

最初は《アルカディアス・モモキング》を上手く使うなら《王来英雄モモキングRX》と合わせたミッドレンジが強いと思って色々試行錯誤してましたが
回してるうちに懸念点が浮き彫りになっていきました。

・速度不足
・打点不足

の2点です。

上手く3→5で《王来英雄モモキングRX》に繋げたとしても打点が足りず。
《赤い稲妻テスタ・ロッサ》等のメタクリーチャーを並べてから展開したとしても速度が足りず。

この問題を解決するにはどうすればいいかと考えた時に1つ思いつきました。

3ターン目に出せばよくない???

簡単でした。居ました。打点と速度を出せる化物級のカードが。

皆さん既にお分かりだと思いますが

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このカード達の存在です。そこからデッキを組みあげるのは早かったです。

そうして生まれたのが上記のデッキになります。

そこから1週間後のすけ(@DnosukeM)からDMが来ました。

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普通に声出ました。

最近までDMを一切触ってなかった自分のデッキを強いプレイヤーが使ってくれて、尚且つ結果を残してくれた事。デッキビルダーとしてこんなに嬉しい事はないです。そこからこの記事を執筆してる現在まで自分含めて

・るるる(@hyt_RRR)優勝×1 準優勝×1
・のすけ(@DnosukeM)優勝×1
・キムラ(@kp_dm_rin)優勝×1
・yuunagi(@Yuunagi199)準優勝×1 4位×1
・さとしょー(@satomiraK)準優勝×1
・ザクピ(@zakupi_)準優勝×1
・ゲキカラ(@gekikara258845)3位×1
・むった(@umbreon197_poke)4位×1

etc...

私が把握してる以外に強かったから使ってみたってプレイヤーも多々おりベスト4以内に入ってるのも確認出来てます。使ってくれた方々本当にありがとうございます。

flat工房で動画にもなってます。チャンネル登録よろしく!

話を戻して、この結果を見るに強いのは明白なのですが、面白い事に全員リストが違うんですよね。

例えば公開されたのすけのリスト

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次にyuunagi君のリスト

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※上から準優勝、4位

明らかな固定枠は目に見えて分かりますが、それ以外に各々採用してるカード、枚数が違います。それはシータカラーの基盤が強さを物語っている証拠、それに加えて1枚採用するカードが違うだけで毛色が変わり様々な選択肢を生むという事になります。

そんな中で今回は私が使用してcs(オリジナル)で準優勝したリストの解説、意識したデッキに対しての立ち回り解説(後日追記有り※アーキタイプ追加)最後に現在使用しているリストを有料記事の方にさせて頂きました。興味を持った方は購入して頂けると幸いです。

冒頭、前置きが長くなりましたが以下有料です。

※リストに関しては変更があり次第追記させて頂きますので把握の方宜しくお願い致します。


2.デッキリスト

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《蒼き守護神ドギラゴン閃》×3
《蒼き団長ドギラゴン剣》×1
《超竜バジュラ》×1
《アルカディアス・モモキング》×3
《切札勝太&カツキング-熱血の物語-》×4
《生命と大地と轟破の決断》×1
《王来英雄モモキングRX》×4
《龍装者バルチュリス》×2
《"龍装"チュリス》×4
《Dの牢閣メメント守神宮》×1
《Disノメノン》×4
《謎帥の艦隊》×3
《フェアリーの火の子祭》×3
《リツイーギョ#桜#満開》×2
《赤い稲妻テスタ・ロッサ》×4

3.各カード解説

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・《蒼き守護神ドギラゴン閃》×3
・《蒼き団長ドギラゴン剣》×1
・《"龍装"チュリス》×4


このデッキのコンセプトでもあり、高速化している環境に対しての解答。上記で述べた様に最初はミッドレンジで回して居ましたが、回していく毎に気付きました。

「目には目を、歯には歯を、ドギラゴンにはドギラゴンを」

という事でこのギミックを採用しました。上記で述べた様に打点不足、速度不足という問題を補ってくれるのはもちろんなのですが、そもそも環境の中心にあるこのギミックがそうさせている事に気付きました。先にプレイされたドギラゴン閃・剣にはこちらもドギラゴン閃・剣で対応出来るし、もちろん逆も然り。

じゃあ、その考えであれば《蒼き守護神ドギラゴン閃》は何で4枚じゃないの?

という疑問を生んだ方も居ると思います。
実際上記の私以外の使用者のリストは全て4枚採用していますよね。その解答としては

3ターン目に《"龍装"チュリス》+《蒼き守護神ドギラゴン閃》or《蒼き団長ドギラゴン剣》が手札に揃っていても、プレイしない事もあるから。

これがこのデッキのミソです。
ここに関しては後程説明させて頂きます。


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・《フェアリーの火の子祭》×3

変えの効かない3マナブースト。

赤色のカードを30枚採用しているのでよっぽど外す事は無いです。その為外さない前提で話を進めさせて頂きます。

3→5のバリューを上げる為の3マナのブーストカードですが何よりも

手札消費が無いブーストカード

ただこの一点に尽きます。

似たようなカードに

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この様なカードも存在しますが単純な話どちらの方が外すリスクが高いかなんですよね。

もちろん3→5のバリューを上げるために5枚目以降の採用は環境や自分のプレイ指針次第であると思いますが、あくまでも私の中では"5枚目以降" なんですよね。それ程までに手札が減らない事を重宝してるという事です。

手札が減らない事のメリットは

・マナカーブが外れにくい

という事になります。

マナカーブが外れにくいというのはこのカードが"単色"という事にも関係して来ます。

多色が19枚入っており主要のアタッカーも多色に寄ってるこのデッキがテンポロスをせずに3→5の動きをしようと思うと、手札の減らない《フェアリーの火の子祭》がマストになります。これが《フェアリー・ライフ》や《フェアリー・Re:ライフ》じゃ《フェアリーの火の子祭》のような自給自足の動きが出来ませんし、肝心な所でマナセットに妥協が生まれて来ます。なのでこのデッキに関しては《フェアリーの火の子祭》を優先的に採用しています。

じゃあ、なんでこのカードも3枚なんだよ!

って思う方、思ってる方、いらっしゃると思います。

これが上記に述べた《蒼き団長ドギラゴン閃》の枚数配分が3枚のところに繋がって来ます。

実の所《蒼き団長ドギラゴン剣》・《蒼き守護神ドギラゴン閃》・《"龍装"チュリス》も絶対に3ターン目にプレイしたい訳では無いです。

《フェアリーの火の子祭》も絶対に3ターン目にプレイしたい訳じゃないです,
《Disノメノン》ももちろんの事。

このデッキで1番強い動きと言われてるのが
《"龍装"チュリス》から《蒼き団長ドギラゴン剣》or《蒼き守護神ドギラゴン閃》を出して《王来英雄モモキングRX》から《アルカディアス・モモキング》を出す動きです。

しかし
・2ターン目に相手が《赤き稲妻テスタ・ロッサ》を出してきたら?

・対面が5cコントロールで先行3ターン目のマナセット後の手札が《蒼き守護神ドギラゴン閃》・《"龍装"チュリス》・《王来英雄モモキングRX》・《フェアリーの火の子祭》の計4枚なら?

私なら相手の盤面に《赤き稲妻テスタ・ロッサ》がいて自分の手札に《"龍装"チュリス》と《フェアリーの火の子祭》があるなら迷わず前者を置いて《フェアリーの火の子祭》をプレイしてますし、《Disノメノン》と《"龍装"チュリス》と《フェアリーの火の子祭》の3枚が揃っているのであれば《Disノメノン》をプレイするために後の2枚は迷わずマナに置いてます。

対面が5cコントロールでその手札であれば《"龍装"チュリス》よりも《フェアリーの火の子祭》を優先してプレイします。もし手札に《王来英雄モモキングRX》では無く《アルカディアス・モモキング》があれば《フェアリーの火の子祭》よりも《"龍装"チュリス》をプレイします。

絶対に3ターン目に《蒼き団長ドギラゴン閃》を走らせたい、《フェアリーの火の子祭》をプレイしたい云々って話はここに繋がっています。つまりこのデッキの初動は

・どのプランにも依存する事無く柔軟に動く事が出来る。

その為今回は3:3と散らしました。環境によって枚数が変動する枠でもあります。


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・《王来英雄モモキングRX》×4
・《アルカディアス・モモキング》×3
・《超竜バジュラ》×1

このデッキのコンセプトその2。

上記で述べた様に環境の中心で猛威を奮っている5cコントロールに対しての解答札になります。

ただ《アルカディアス・モモキング》は今回3枚採用で1枚は《超竜バジュラ》にしています。

盤面ロックとランデスで役割が違うというのもあるのですが、1つ明確に違う事があります。それは

革命チェンジが出来る事

になります。《蒼き団長ドギラゴン剣》・《蒼き守護神ドギラゴン閃》を採用してる兼ね合いで2ランデスをしながら+αの動きをする事が出来ます。

例えば

・《王来英雄モモキングRX》→《超竜バジュラ》攻撃時革命チェンジ→《蒼き団長ドギラゴン剣》or《蒼き守護神ドギラゴン閃》→《切札勝太&カツキング-熱血の物語-》→攻撃中クリーチャーバウンス→アタックキャンセル→《切札勝太&カツキング-熱血の物語-》攻撃


この動きだけで"相手に手札を与えず"相手のマナを2枚ランデスしながら盤面を取る事が出来ます

その他にも単純にモモキングRXを連鎖して4ランデスしながらリーサルを決める事も出来ます。

このカードを1枚採用する事によって選択肢が増えるので今回は4:3:1の配分にしました。

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・《切札勝太&カツキング-熱血の物語-》×4

シータカラー故の強み、シータカラーの《天災デドダム》とは正に言い様ですよね。

このカードを採用する事により様々な選択肢が生まれます。

上記のバジュラを絡めたプランも然り、STとしての受け札要因、単純な2面除去、一度革命チェンジをして場に出ている《蒼き団長ドギラゴン剣》や《蒼き守護神ドギラゴン閃》の使い回し等々。

1枚7000円以上するのも納得のスペックで、問答無用の4枚採用です。

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・《龍装者バルチュリス》×2

このデッキの影の立役者とも言えます。

何故このカードを2枚採用しているのか。

上記でも述べた様に3ターン目に《"龍装"チュリス》から革命チェンジすることを絶対的に狙ってないので、最大枚数の採用とはならないですがこのカードを1枚採用する事により、リーサルプランつまり選択肢が増えるという事になります。

例えば

自分の場に《赤き稲妻テスタ・ロッサ》が居て、手札に《Disノメノン》《龍装者バルチュリス》《蒼き団長ドギラゴン剣》or《蒼き守護神ドギラゴン閃》がある場合に1→1→3でリーサルを狙える、もしくは相手の《赤い稲妻テスタ・ロッサ》等のメタクリーチャーを除去しながら革命チェンジを狙える。

というプランが1つ。

こちらの場に何も居なく、相手の場に《赤い稲妻テスタ・ロッサ》が居て、《"龍装"チュリス》から《蒼き団長ドギラゴン剣》or《蒼き守護神ドギラゴン閃》に革命チェンジされた場合に、3点で《切札勝太&カツキング-熱血の物語-》を1枚シールドトリガーで発動して相手クリーチャーを1体バウンス。
・相手の場が《赤い稲妻テスタ・ロッサ》+《蒼き守護神ドギラゴン閃》のみ。
こちらの手札に《龍奏者バルチュリス》+《蒼き団長ドギラゴン剣》or《蒼き守護神ドギラゴン閃》+《Disノメノン》がある場合であれば《蒼き守護神ドギラゴン閃》をバウンスして《Disノメノン》で《赤き稲妻テスタ・ロッサ》を除去。《切札勝太&カツキング-熱血の物語-》攻撃時革命チェンジ《蒼き団長ドギラゴン剣》or《蒼き守護神ドギラゴン閃》+《龍奏者バルチュリス》宣言

というプランがもう一つ。

ここで自分の手札にもう1枚の革命チェンジ先が無いのであれば《王来英雄モモキングRX》でリーサルとなります。

手札にもう1枚の革命チェンジ先が居るのであれば《蒼き団長ドギラゴン剣》or《蒼き守護神ドギラゴン閃》での選択肢は《王来英雄モモキングRX》or《Disノメノン》の2枚であり《王来英雄モモキングRX》or《龍奏者バルチュリス》のどちらかで革命チェンジをすればリーサルとなります。

あくまでも例えの1つなので相手の盤面や自分の手札次第で様々なプランがありますが、リーサルの選択肢を増やせるこのカードを今回は2枚採用しました。

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・《赤い稲妻テスタ・ロッサ》×4

・《リツイーギョ#桜#満開》×2


メタカード枠の計6枚。

今の環境で1番強いメタカードは《赤き稲妻テスタ・ロッサ》だと考えてて置き換え効果とバトル中のパワーパンプが完全に2マナのスペックを超えています。

ミラーはもちろんなのですが5cコントロールはもちろん、ラッカキラスターやその他のデッキに有効的に刺さるので4枚採用。

《リツイーギョ#桜#満開》は環境を読んで採用したカードになります。

使用した7/17時点ではこのカードが流行っていたからです。

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4000以下の火力を破壊、つまり《赤い稲妻テスタ・ロッサ》も対象になります。

しかし《リツイーギョ#桜#満開》は相手のターン中パワー+4000され《スチーム・ハエタタキ》はもちろん《Disノメノン》にも取られない打点になるのでほぼ永久的に盤面に残ります。

盤面に《リツイーギョ#桜#満開》さえ立っていればミラーであれば相手は《"龍装"チュリス》→《蒼き団長ドギラゴン剣》or《蒼き守護神ドギラゴン閃》以上の動きは出来ないので《切札勝太&カツキング-熱血の物語-》1枚もしくは後程説明する《謎帥の艦隊》を踏むだけで盤面は返せます。

赤単ガガガに対しても相手の《"罰怒"ブランド》プランへの牽制やラッカキラスターに対しても後続の展開を牽制出来るので個人的に評価が高いカードになります。

枠の関係性や単色の関係性もあり今回は2枚のみの採用になります。

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・《謎帥の艦隊》×3

青単色枠兼ST枠になります。

この枠は他のリストですと《ドンドン吸い込むナウ》に差し代わってるリストが多いと思います。

しかし今回は環境を読んだ結果の採用になります。

ラッカキラスターが多いと読んでいたので、ラッカキラスターに対して《赤い稲妻テスタ・ロッサ》の睨み合いになった場合に、こちらは《フェアリーの火の子祭》+上記のメタカードのプレイというパターンが多いです。《フェアリーの火の子祭》で多色を置きつつ、相手のメタカードを全て手札に戻して《"龍装"チュリス》をプレイするというのが、このカードの採用の狙いでもあります。

その他に5cコントロールのEXライフやミラー対面、自身の《蒼き団長ドギラゴン剣》or《蒼き守護神ドギラゴン閃》を戻しつつ《"龍装"チュリス》を3-3の6マナ域でプレイする事も出来るので、見た目に相反して柔軟に動けるカードになってます。

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・《Disノメノン》×4

シータカラー故の強みその2。
個人的にはシータカラーのデドダムはこのカードの事かと思っています。

メタクリーチャーの除去はもちろん、ジャストダイバー持ちのSAなので《蒼き団長ドギラゴン剣》or《蒼き守護神ドギラゴン閃》の選択肢としても充分優秀なクリーチャーになります。手札に《"龍装"チュリス》+《蒼き団長ドギラゴン剣》or《蒼き守護神ドギラゴン閃》があり他に後続が無い場合は《Disノメノン》を出して次のターンに手札に帰った《"龍装"チュリス》も合わせて無理矢理打点を形成しに行く場面も多々あります。

問答無用文句無しの4枚採用です。

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・《生命と大地と轟破の決断》×1

1枚でゲームを決めてしまう殿堂カード。

今や緑が採用されてるデッキで不採用の方が少ないレベルでありプレイすればゲームを決めてしまう程のカードになります。

マナから2体出すのはもちろんなのですが、このデッキと環境では2体アンタップキラー+パワーパンプを付与してメタクリーチャーを倒しに行くプランも多々あるので脳死で使うカードでは無いというのを覚えておいて下さい。

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・《Dの牢閣メメント守神宮》×1

環境を読んで採用したカードになります。

殿堂カードなのでカードパワー自体も高いのですがミラーやラッカキラスターに対しての有効札でもあり、《王来英雄モモキングRX》のシンカパワーとも噛み合いが良いカードになります。

上記のシータノヴァやラッカキラスターに対して、相手ターンの始めに使うのでは無く

次ターン開始時に使うことが多い

という事も把握しておいて下さい。

次ターン開始時に使う事によって相手の《「正義星帝」〈鬼羅:Star〉》や《蒼き守護神ドギラゴン閃》のターン終了時効果のアンタップ付与に合わせられるので、そこからリーサルを決める事、脳死で使わない事を覚えておいて下さい。

4.各対面解説

※上記の各カード解説で説明させて頂いたことを念頭に置いてこちらをお読み下さい。

cs当日は間違いなく

・ミラー
・ラッカキラスター
・5cコントロール

が多いと読んでこの3つを特に意識しました。

vs【ミラー】

ミラーはどのカードにスロットを使っているかが鍵になっています。つまりは構築の部分です。

私であれば《リツイーギョ#桜#満開》、他の構築であれば《スチーム・ハエタタキ》等々、如何にしてメタクリーチャーで牽制するか、除去してテンポを取るかが重要になります。例を出すならどうやって《赤い稲妻テスタ・ロッサ》を除去するか、どうやって《アルカディアス・モモキング》を回避するか、という所になります。

この考えは逆も然りになります。そこから対ミラーに置いての優先度を指針するなら

《赤い稲妻テスタ・ロッサ》>《アルカディアス・モモキング》>《蒼き団長ドギラゴン剣》or《蒼き守護神ドギラゴン閃》

になります。ここの《アルカディアス・モモキング》に関しては主に《王来英雄モモキングRX》とのセットと考えて頂いても大丈夫です。

基本は上記を優先してプレイ、相手の動きと自分の手札によってプランを少しずつ変えて、リーサルが見えたら詰めに行くのが理想になります。

vs【ラッカキラスター】

基本的にメタカードの睨み合いになるゲームだと思っておいてください。

もし相手の場に《赤い稲妻テスタ・ロッサ》や《奇石ミクセル 》が無くて、自分の手札に《"龍装"チュリス》+《蒼き団長ドギラゴン剣》or〈蒼き団長ドギラゴン閃》があれば他の手札がどんなに弱くても走って下さい。基本的にSTが入ってないので6点さえ作ってしまえば相手側に返す手段は"ほぼ"無いので行くべきです。

これが後手の場合だと相手の《奇天烈シャッフ》が間に合ってしまうのですが、こちら側は盤面を固めるだけなので基本的には勝てます。

メタクリーチャーの睨み合いになった場合は《フェアリーの火の子祭》でマナを伸ばす事を意識して下さい。マナさえ伸びれば《奇石ミクセル 》の効果対象外になる上に、《謎帥の艦隊》も間に合うので有利にゲームを進めることが出来ます。

vs【5cコントロール】

《アルカディアス・モモキング》を優先してプレイすれば基本的に勝てます。

もしくは相手の墓地にクリーチャーが何も居ない場合。

《灰燼と天門の儀式》と《襲来、鬼札王国!》が打たれる心配は無いので、手札に《"龍装"チュリス》+《蒼き団長ドギラゴン剣》or《蒼き守護神ドギラゴン閃》が手札にあって《アルカディアス・モモキング》が手札に無い場合でも迷わず行っていいです。

しかしあくまでもこの対面のゴールは《アルカディアス・モモキング》を着地させることなので、もし《蒼き団長ドギラゴン剣》or《蒼き守護神ドギラゴン閃》から《切札勝太&カツキング-熱血の物語-》が見えた場合はアタックキャンセルしてリソースを取りに行きましょう。

それ以外のカードの場合は打点で押し切っていきましょう。

《アルカディアス・モモキング》優先
手札に《アルカディアス・モモキング》があるなら走れ
墓地にクリーチャーが無くても走れ

これだけ頭に置いておけば負ける事は少ないと思います。

5.最新リスト

7/26時点

このカードの登場によって、シータノヴァの立ち位置が少し変わりました。

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そうです。《ガル・ラガンザーク》です。

今まで不利対面が無かった故に強かったデッキでしたが、このカード1枚で魔導具関連に不利がついてしまい握る理由も少し薄くなったと思ってました。

ですが、構築次第で微有利〜有利まで持っていくことが出来ました。それがこちらになります。

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・《轟壊!切札MAX》×3
・《泡の魔神・アワンデス》×3


《轟壊!切札MAX》はメタカードに対しての解答兼受札、攻札になる器用なカードです。このカードを採用した形が地方でちらほら結果を残してますが本当に強い。

このデッキの為に生まれてきたようなカードにも思えます。

《泡の魔神・アワンデス》

《ガル・ラガンザーク》に対しての解答でもあり青単色枠。このカード1枚で魔導具に対してリーサルを狙える様になるので環境やメタ読み次第で枚数が変動する1枚になってます。1枚〜4枚までどの枚数でも機能するカードになるので個人的評価が高いカードになってます。

8/11 TSUTAYA鈴鹿cs(アドバンス)

使用リスト

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今回使用したフォーマットはアドバンスなのですが、環境読みをした時に

・ジョー星ゼロルピア
・ボルシャック
・赤単
・天門

の4つが多いと読みそこに5割以上の勝率を出せる且つ他のアーキタイプに対してもある程度勝率が出せるシータノヴァを使用しました。

そこで今回採用したカードとして特筆すべきはこの3種類です。

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・《終末の時計ザ・クロック》×4
・《ツネキン☆ゲームス》×4
・《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》×2


《終末の時計ザ・クロック》はボルシャックや赤単に対して有効なトリガーなのは明白です。青単色という点も補えており環境読みをした上で採用したカードです。


《ツネキン☆ゲームス》は昨今どのデッキに対しても有効に刺さるカード且つテキストが周知されていないカードでもあるので相手のミスを誘えることも出来ます。このカードはバウンスもありますが"置き換え"効果を持っている踏み倒しメタカードになるので把握しておきましょう。

昨今の踏み倒しメタカードは相手ターン中にしか発動しないカードが多かったですがこのカードは"自ターン中"でも発動するので、天門はもちろん5c等の受けて返すデッキに対して有効になります。この環境では1番強い踏み倒しメタカードだと考えており今回採用しました。


《ボルシャック・スーパーヒーロー/超英雄タイム》は今回のクロニクルで入ったカードですね。クリーチャー面でメタクリーチャーを一掃出来るのはもちろん、呪文面で《希望のジョー星》を割れるのはもちろん、《赤い稲妻テスタ・ロッサ》も破壊出来るのでこの環境では個人的にかなり評価の高いカードになります。


6.最後に



ご購入の方ありがとうございました。

そしてここまで長々と付き合って頂きありがとうございました。

このデッキは1から自分で作ったので愛着もあり贔屓目も多少なりともありますが、それでも胸を張って強いデッキと言えるので、この記事を読んで「使ってみようかな?」って思ってくれる方が居てくれれば幸いです。

対面の解説や最新リストはどんどん更新して行く予定ですですのでよろしくお願い致します。

それではまた次のデッキでお会いしましょう。

ありがとうございました。




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