ブログは振り返り

「ブログに日記を書いてはいけないのかどうか」みたいな話に何となく違和感を持っていた。

なぜなら、本当に日記を書く人などいるわけがないからだ。

どこの誰が、固有名詞フルオープンで、自分の思っていることを何でもブログに書くだろうか。

そんな人は、いない。

つまり、「日記を書いてはいけない」と言われなくても、最初から誰もそんなものは書かないのだ。

にもかかわらず、今日も日本のどこかで、「ブログに日記を書いてもいいのは芸能人だけ。一般人の日記なんて、誰も読まない」と誰かが言っていることだろう。

ここでいう日記とは、果たして何のことなのだろうか。

おそらく、既存の用語では該当するものがない。

「日記ですらないもの」、「日記未満」なのだ。

もし本当に皆がブログに日記を書いたとしたら、僕はFacebookで新たに繋がった全ての人のブログを読みたい。

それくらい、他人の人生はおもしろい。

それが、日記未満であるからつまらないだけだ。

で、ここから本題なのだが、僕はブログを「振り返り」に使おうと思っている。

書くのは、「経験して何らかの気づきを得たこと」がメイン。

これは、いわゆる「情報発信」というやつではない。

自分自身の話だ。

こういうことを書くと、「それも情報発信のひとつだよ」というコメントが来そうだ。

しかし、それは一時的な拡大解釈にすぎない。

そういうコメントには、

「ではあなたは『情報発信』というとき、僕の定義のようなことを指して言っているのですか?」

と聞き返したい。

で、話は戻る。

僕は、自分の成長に興味がある。

ブログを振り返りツールとして活用することで、成長は加速する。

だから僕は、これから意識的に、ブログで振り返る回数を増やそうと思う。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?