Note少食記事を読んで

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『少食療法:少食療法が万病に効くのは、体毒&薬毒をどんどん排泄して、免疫力&自然治癒力を高めてくれるからです。』
加えて、摂取する毒物が圧倒的に減ります。食べないのですから。

『少食療法:朝:ニンジン2本+リンゴ1個を基本にした絞りたてジュースです。
(私はレモン半分を追加していますが、お好みでご自由に何でも加えてください)
ニンジン+リンゴのジュースには、必要なビタミンとミネラルが全て含まれています。
夏場、リンゴはとても品薄&高価になりますので、夏野菜のトマトで代用も可です。』
石原結實医師の提唱されている方法に近いかな。私の認識ではジュースに拘るより材料の質をしっかり見た方が良さそうに感じるのだけど。すぐに腐る人参ではなく長持ちする人参、しっかり自然の香りが強い人参を使えばそのままかじったって問題ない。

『少食療法:1)大小便の排泄をよくします。
万病の元「体毒」の排泄が高まり自然治癒力が回復します。』
少食で便秘は大幅改善すると思います。が、食べる量が減ると元々普通に便通があった人が「大小便の排泄をよくします」を感じはしない気がします。水を多く飲み尿量の多かった方も同様。
排毒は強化されますし、体内で生まれる毒素が減ります。野菜を水に漬けておけば腐り易く、乾燥させれば有害物は増えないというのと似ています。
少食で腸内に異常発酵・腐敗するものが減れば有害物ができにくくなります。腸内微生物環境も善玉菌率が増え悪玉菌率が減ります。悪玉菌の方が分解力も高く多くの餌を必要としますので、腸内食物が減れば大食いの悪玉菌が先に減ります。

『少食療法:食べ過ぎると排泄臓器への血液が減り排泄力が低下します。』
ちょっと解らない。食べ過ぎると内臓の処理能力を超えてしまい吸収しきれず腸に残ったり消化しきれず未消化で腸迄きてしまったりする。それで腸内環境を悪化させる(過剰栄養食材が腸で悪玉菌を増やす事になる)。或いは有害物が腸に入り込む。

『少食療法:2)肌が若返ります。
皮膚は最大の臓器です。体毒のデトックスで肌も内臓も若返ります。
小食にすると、肌が驚くほどみずみずしくなり若返ります。
肌だけでなく全身が若返るので、外見も20歳は若返ったように見えます。』
腸内環境の改善と全身の排毒で栄養状態が改善し、皮膚の新陳代謝が正常化・活発化します。

『少食療法:小食にすると、体脂肪は落ちますが、筋肉はあまり落ちません。
女性のバスト&ヒップは維持されます。
男性は筋トレを併用すると、理想的なプロポーションになれます。』
これは多分間違い。少食にした場合には意識して体を動かすようにして筋肉を維持する必要があります。そうしないと筋肉は落ちます。少食で動かないと筋肉が脂肪に変わりますので運動量の確保はしっかり考えましょう。

『少食療法:6)睡眠時間が短くても元気です。
あらゆる臓器の負担が軽くなるので、睡眠時間が短くても早く回復できます。
小食にすると、消化吸収の胃腸・血液をどんどん送り込もうとする心臓・消化に必要な酸素を供給する肺・老廃物を解毒排泄する肝臓と腎臓への負担が大幅に軽減され、回復のための睡眠時間が短くなります。』
消化・吸収に関する臓器の負担・関連する臓器の負担は軽くなるでしょうが食べないから心臓や脳の負担が軽くなるとは思えない。
大量に食べる事に依る関連臓器の負担などは大幅に減るので疲れ方が小さくなり休息時間の必要性は低下する。消化吸収も非常に負担の大きい活動なのでそれがほぼなくなると負担は大幅に減り必要な休息時間は大幅に減る。

『少食療法:8)体温が上がり、メタボリックシンドロームを防ぎます。
体温が1度低下すると、代謝は12%落ちます。
小食にすると、体内の脂肪や老廃物が燃焼して体温が上がります。
冷え性、更年期障害、認知症、生活習慣病に有効です。』
少食自体にも栄養改善効果はあります。が、少食と共に食物の質を高める事が有効です。特に腸内環境を悪化させる保存料的な添加物を減らしましょう。少食で改善しようとしても腸内微生物を殺すような添加物をとっては良くなり難いです。

『少食療法:10)生殖力が強くなり、シミが薄まり、肌がきれいになります。
食べ過ぎると活性酸素と過酸化脂質や老化色素が増加します。』
精製食品や動物性食品は腸内環境を悪化させるとされています。悪玉微生物が増えるとビタミン分解酵素を持った微生物がビタミンを破壊しますし、善玉微生物が増えるとビタミン生成微生物が増えます。ビタミンの多くは抗酸化物質で活性酸素を除去するのに役立ちます。

『1日1食:1日3食をしっかりと食べて消化するエネルギーはフルマラソンを走るエネルギーと同じです。
小食にすると、血液中の老廃物が減り、血液がきれいになります。』
多食すると食物を吸収した時、一緒に有害物質も吸収してしまい血液が汚れます。特に食べた物の質が悪いとより悪化します。そして現代は良質な食物が減り不良質な食物が大幅に増えています。精製食品のみではなく通常の食品からもビタミン・ミネラルが減っているので何を食べてもバランスが整わない状態にあります。質の良い自然農食物が一般化してないですし。
本当に良質な食物を適量食べれれば少食に近い健康的な食事にも成り得ますが、現代の食環境では望み薄です。誰にでも可能という意味では少食が良いでしょう。

『1日1食:小食にすると身体の欲している分が分かるようになるので、 1回の食事量も少なくなっていきます。』
精製食品などビタミン・ミネラル欠乏食品が体を異常化させているので良質食品への切り替えが足るを知る・必要量を感じ適量に変える手助けになります。少食でも若干のバランス改善はしますが(善玉菌が増え悪玉菌が減る事で腸内でのビタミン産生が増えビタミン破壊が減る)食事内容を変えた方が効果は大きいと思います。十分少食にすれば少量の精製食品ならなんとか大丈夫かも知れませんが。

『1日1食:14)寿命が延びます
長寿遺伝子がオンになります。』
https://newspicks.com/news/2229340/body/
https://life.mattoco.jp/post/2020100701.html

少食で体調の大幅改善する方は多いし、食材の質を改善を併用すればなお良い。

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