Noteの長い記事を読んだ

私の書いてる事と似てはいた気がする。
少しだけ書きたい事があったので書いてみる。

引用部分を『』で括る。(引用文中で『』「」を使っている分については【】で括る)
『精米すると栄養価がかなり下がりますし、糖質を吸収しやすくなります。また、食べやすいので沢山食べてしまう傾向にあります。』
人体は使える状態の栄養で満足をする面があるのでビタミンB群やマグネシウムなどエネルギーに変えるため必要な栄養素が減っている白米は満足し難い・食べ過ぎ易いといわれています。
自然農を提唱している川口由一氏が足るを知る・少量で満足できるといっているのは通常の玄米に比べてもビタミン・ミネラルの多い自然農のお米だから少量食べて十分食べたと満足し易い面をおっしゃっているのだと思います。

精米の欠点としては酸化しやすくなる事も大きいと思います。スーパーで買ってきた袋入りのお米(精米)、酸化を避ける為には少量で買った方が良いといわれています。家庭用精米機を買って玄米を直前に精米するのが良いのでしょうがとっても難しい。白米は食べるのに1ヵ月かかるような大きな袋より高くはつきますが小さな袋で買った方が健康には良いという事です。
はじめから酸化している作物を食べる事は減らした方が望ましいと思います。

【いま人気のおかずは『白ごはんが美味しく感じる濃いめの味付け』になっています。

こんな事言うと怒られるかもしれませんが、そんな濃いめの味付けのお料理や折角の栄養を捨ててしまう精米は「飽食の時代のお料理」なのかもしれないと思っています。』】
この部分、後にでてくるうるち米の話と強く関わっています。「もち米系」と表現されていたお米で炊いたご飯はご飯自体の味が強く伝統的な薄味のおかずとは合わない。味を濃くしなければお米の味に負けてしまう。
もち米系のお米に負けない味付けにすれば自然に濃い目の味付けにならざるを得ない。薄い目で昔ながらのおかずで美味しい食事をというなら「うるち米系」のお米を選ばざるを得ない。
朝は昔ながらの薄味・伝統的なメニュー(食事)でお米はうるち米系という感じなら整合しそうに思います。味の濃い洋食ならもち米系のお米が合うともいわれてますが。
もち米系のお米が席巻しているのは食事が変わってしまった、和食といっても和食ではなく和風になってしまっているという感じもします。
大昔、2大品種として東の「亀の尾」・西の「朝日」といわれていたそうです。大きく時代が過ぎて、次世代の2大品種として和食(薄味)向きの「ササニシキ」・洋食(濃味)向きの「コシヒカリ」と棲み分けていたといわれています。昔ながらの薄味の和食にコシヒカリはなじみませんし、無理に合わせれば和食の味付けは濃くなります(生活習慣病にも繋がり易い)。
あっさり薄味で美味しく食べれる和食で食べる時にはもち米系ではない昔ながらのうるち米を選ぶと良いでしょうが。売ってる店が少なく手軽とは云い難い気がします。

『いま「もち米系」のお米を召し上がっておれらるのでしたら、伝統的な「うるち米系」のお米に変えてみてください。』
多分、普段食べてる料理の味付けから変えないと難しそうに感じます。
朝はうるち米系お米のごはんで、あっさりしたおかずに変えてみようとかの方が。うるち米の合う本来の和食を朝だけでも食べようとか、夜もそういう料理の日を作ろうとかの方が。
今のおかず、もち米系のごはん前提になっている気がする。お米だけ変えても合わないから止めてしまわれそうな印象を持ちます。
夜も洋食の時にはもち米系のごはん、和食の時にはうるち米系のご飯を使い和食の時にはうるち米系のご飯に合うあっさり薄味の味付けにして健康に過ごし易い状況を作るのが良さそうな気もします。
市販のパンは菓子だといわれる通り、食事をしようと思えばお米を食べる必要があるのでしょうが、お米も考えたいものですね。

『▽ 乳製品はあんまり…かな。』
千鳥森下学説というのがあって、千鳥先生は牛乳が良い派、森下先生は牛乳は悪いと反対の見解でした。それで千鳥先生が攻撃し始めたという話なんですが。
私は牛乳否定派である森下敬一先生や山田豊文先生の説明には説得力を感じているので、私ははっきり牛乳飲まない方が良いと思ってます。

『カルシウムを摂るために牛乳を飲むという方もいらっしゃいますが、』
健康維持のためにはカルシウムとマグネシウムの摂取割合は重要です。マグネシウムも不足気味栄養素といわれています。なのに日本ではカルシウム強化食品ばかり多くてマグネシウム強化食品は聞きません。不自然にカルシウムを多く摂る事はカルシウム・マグネシウム摂取割合をより悪くします。
カルシウムのみ強化という食品はかえって悪いと思います。カルシウム強化製品は避けた方が無難です。カルシウム強化食品食べるならマグネシウムの摂取量も増やしましょう。
実験結果からCa/Mgが大きくなるとミトコンドリアが減るという現象が観測されているそうです。ミトコンドリアが減れば元気がなくなる原因にも繋がります。極端なCa過剰に繋がり兼ねないカルシウム強化食品は避けた方が無難だと思いますが、日本社会ではカルシウム強化食品が多く好んで選ぶ方が少なくないのはちょっと危なかしく感じます。

『僕は、食品添加物、加工食品、人工甘味料を調べているうちに「闇」に辿りつきました。そして自然食カフェやレストランを作りました。』
私は体内毒素が増え過ぎている事が現代人の健康状態を悪くしていると思ってます。それらは体内毒素を増やす大きな原因の幾つかだと思います。とはいえ、人口甘味料も食品添加物でしょうし、加工食品問題の多くは食品添加物でしょう。表現を変えれば不自然な食べ物は避けた方が健康を害する危険は減りますよって事なのではないかな。

『石鹸で手を洗うと9割の常在菌が居なくなると言われています。それでも、12時間ほど経つと1割の残った菌ががんばって元に戻してくれます。』
健康な若い女性の復元力が最も強く12時間程で戻せるそうです。故・藤田紘一郎氏が試した所24時間程度かかったと書かれてました(アレルギーの9割は腸で治る! クスリに頼らない免疫力のつくり方)。個人の状態に依り大幅に異なるが12時間程度で戻せるのはもっとも強力な復元力を持つ健康で若い女性だけではないかな。

『おむすびを結ぶ時、ラップや手袋をせずに、手に軽く水をつけて、ひとつまみの塩を手のひらに揉み込んで「美味しくなりますように」と想いながら温かいごはんを結んでください。

お母さんの手から色々なものが伝わりますよ。』
昔はそうする方が多かったと思います。正しいとは思うのだけど。
今の子供達は学校で変な衛生感を教育され盲信している子供が多いので、汚いとか言われそうです。

そうそう、ペンネーム魚柄仁之助さんの著書で読んだのですが、人参 油で炒めてもカロチンの吸収が良くなる事って非常に少ないそうです。というのは、必要な油脂量がそれほど多くなく、人参100gだとご飯50gに含まれる油脂量で十分だそうです。1食を人参ジュースに置き換える様な場合には木の実一粒二粒でも食べれば良いのでしょうが、ご飯やパンを一緒に食べるような場合には油で炒めたからといってカロチンがより多く吸収されるという事はないでしょう。
油を加熱調理で使うのは逆に体に悪い場合も増えるので、油を足したければ人参に摺りごまを混ぜたり、木の実を砕いて混ぜたりするのも良いと思います。

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