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クラウドファンディングについて思うこと

クラウドファンディング(英語: crowdfunding)とは、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語である[1][2]。ソーシャルファンディングとも呼ばれ[3]、日本語では「クラファン」と略されることもある
(Wikipedia)

知ったのはかなり前の事。
あるニュースサイトで、有名ブランドの新作発表会があんまり盛り上がってなくてなんでだろう?って思っていた所、別の場所で個人が立ち上げたブランドのパーティがすごい盛り上がっていたと。
そこはどうやらクラウドファウンディングで出資者を募ってオープンしたオープニングパーティーだったと。
今後はこのような形に変わっていくのだろうなぁって言う記事。
ざっくりしててごめんなさい。

なんで今こんな事書いてるのかと言うと身近で2件のクラウドファウンディングがありました。

1件は地域の村おこし的なマップを作りたいってやつ。広告募っての資金集めやとどうしても広告主中心のマップになってしまうのでその辺り自由に動けるようにとクラウドファウンディングを利用。

もう1件は、長年の飲食店を閉めて雑貨屋として再出発のための資金集め。

で、私が参加?(賛同?)したのはマップの方。

クラウドファウンディングは、こういうのがやりたい!って人がいてそれに賛同した人が資金提供するシステムなのでどちらも使い方としては間違いはないです。

後は賛同するかしないかなんですが、私は古いタイプの人間なのか後者の様な個人事業の開業資金集めには何か違和感を感じてしまうのです。

クラウドファウンディングなんて個人のの望みを叶えるための手段なんで、それ以外なにもなくても賛同者さえいれば良いんですが、心情としてそれによって誰が幸せになるのか?って考えてしまうんですよね。

というわけで、その辺り先の2件で考えるとマップの方は、その地域の施設やお店、教室やら諸々。その地域の事知りたいなと思っていた人、もちろん知ってもらいたいと思って作った人等々…

出資者→クラウドファウンディング→不特定多数の人って感じです。

2件目の雑貨屋さんの方は店、そこに卸してる問屋さんとか、買い物に来たお客さん。

出資者→クラウドファウンディング→店と店に関わる人(特定の人)ですかね。

たとえ何千円の出資でもそこにかかわるのならやっぱりたくさんの人に喜んでもらえる物が良いなと思うんですよ。
個人レベルではなかなかかなわない事もたくさん集まれば目に見えて楽しい事が出来る気もしますし。

これ出口が1部の特定の人だけやったらなんかなぁってなるのです(個人の感想です)

というわけで個人の事業の発展のためのクラウドファウンディングには参加しかねるな…と言うのが私の思いです。

もっと気楽に考えろよって意見もわかります(笑
が、もし私が何か新しい事(営利事業)したいって思ってもクラウドファウンディングは使わないなと思います。
甲斐性があればしかるべき所での融資(お金借りる)は考えますがね。

自分の店の資金くらい自分でなんとかしたいと思うのです。

個人商店なんて個人の思いで営業してるので途中で考え方も変わるやろうし方向転換もあると思うんです。
もしクラウドファウンディングでその資金集めてたら、当初目的で出資してくれはった人たちを裏切ることになるんちゃうやろか?とか考えてしまうんですよね。

逆の立場でも、おい!最初言ってたんと違うことになってるやんけ!って思ってしまう心の狭さも持ち合わせております…

と、ここまで書いて、改めてクラウドファウンディングのサイトを見てみたのですが、今はもうほぼほぼ新商品の予約サイトになってるんですね(笑

そのサイトのおすすめがそうなのかもしれませんがトップページのほとんどが新商品紹介。出資者は何%オフで買えるとか。
ま、こう言うのがやりたい!こんな夢がある!実現したいのでお願いします!てのもあるけど、やはり上記の事が頭をよぎり「それやって喜ぶんお前だけやん」なんて思ってしまうんですよねぇ…

簡単に手にしたお金でやった事業なんて長続きせえへんで。と思うけど、別に長続きする必要もないのか…ダメならまたなんか考えてクラファンでお金集めたらええねんしね。

お金の回り方が変わってきてるんやなぁと思った出来事でした。

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