油のはなし

アトピーの痒みの一因である油の話です。

マックのポテトや市販のポテトチップスで痒くなったことありませんか?
僕は特に知識のない時からその2つは食べたらなんか知んないけど痒くなるなと感じて食べないようにしていました。

痒くなる原因は油ですね。

糖質も痒みの一因なのですが芋は僕の体感でそこまで強烈な痒みにならないのでやばいのは油です。

でなんでかって言うと、
油には炎症を促進する(痒くなる)油や炎症を抑える(痒みを抑える)油なんてのがあるんですよ。

この図のオメガ6系と書いてある脂肪酸が痒くなる油。
サラダ油や安い油は全部痒くなる油だと思っていいです。

そしてオメガ3系と書かれてる脂肪酸が痒みを抑える油。

このオメガ3系脂肪酸の油は加熱に弱いので、魚だったらお刺身でいただくとか、えごま油亜麻仁油なんかはサラダのドレッシングとして食べるとかがおすすめです。

オメガ9系はどちらでもない、加熱に強いので炒め物なんかにオリーブオイル、米油を使ってます。

飽和脂肪酸は痒くならない、酸化しないので炒め物などの加熱にも向いてる。

図にないのですがトランス脂肪酸というのもあります。
これは自然界に存在しない油で人の体でうまく処理できない。
体弱くなるし痒くなる。


ざっくり説明するとこんな感じなんですが、アトピーにとってはどれを避けてどれを食事に取り入れていくのかが大事。

まず徹底して避けるべきはオメガ6系脂肪酸とトランス脂肪酸。

これを食事から除外するだけでアトピーにとってはとても効果がある。


そして積極的に摂っていきたいのがオメガ3系脂肪酸と飽和脂肪酸。

なのですが私自身オメガ3系はほどほどに摂取していた感じです。
エゴマ油とか亜麻仁油高すぎてなかなかね。。。


で飽和脂肪酸はなぜなんでしょう?

それは飽和脂肪酸で痒みに強い体を作れるからです。

これは肌の細胞なのですが、こんな小さな細胞が人間には60兆個もあるみたいです。

そして細胞一個一個の外壁の材料に油が使われるんです。

不飽和脂肪酸は性質上酸化してしまいます。
この不飽和脂肪酸で全身の細胞が作られるとどうなるのでしょう?

すると全身で痒みが発生しやすくなります。

仕組み的にはこうです。

体内で活性酸素発生(ストレスやインスリン)
→細胞の酸化
 →損傷した細胞を治そうとすることで炎症発生(痒み)

要するに細胞一個一個が酸化しやすくなり痒みに繋がります。

この細胞一個一個の壁が飽和脂肪酸で作られるとどうなるか?

酸化に強くなり結果痒みが発生しづらくなります。
飽和脂肪酸は性質的に酸化しません。


バターや肉の脂など慣れないと抵抗があるかもしれませんがアトピっ子が痒くない強い身体を作るためにとても大切な栄養なので、頑張って取り入れてみてはいかがでしょうか?

痒みを促進させる油を日常生活で避けるだけでも効果があるので意識してみて下さいね♪

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