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ヴァイス初心者を卒業する気づき

 見に来ていただきありがとうございます。先日素晴らしい記事に出会い、文章書きたい欲が爆発したので2回目の記事を書くことにしました。今回は現在使用している8電源アズールレーンを用いて最近思っていることについて書きました。5分ほどで読めると思います。

 今回の私の記事とはあまり関連ないですが、こちらが神レベルの記事です。全TCGプレイヤーが読むべきです。


 この記事ではまず初めに現在使用している8電源アズールレーンのレシピを解説しますが、読み飛ばしてもらって大丈夫です。

 その後、このゲームで初心者を卒業する一歩となる考察を2節に分けて展開します。

8電源アズレンの概要

1.レシピと採用理由

デッキコード10T7Y

・レベル3 
 レベル2に上がる際、経験6が必要なので何を埋めてもいいようにそれぞれ4枚。枠の都合で3種類だけです。

・レベル2
 CX連動が強力で安定的にプレイしたいので4枚。その他は相手によってプレイするしないがあるため1枚ずつ。

・レベル1 
 0コストでプレイでき、かつ自分がレベル0のとき電源で出せたら強いカードを3枚。応援は出さないままゲームが進んでも支障がない場合もあるので2枚。環境に合わせた助太刀2種。

・レベル0 
 集中2枚。4ルック1枚。
 序盤に手札を切れるカード+打点を稼げる高パワーアタッカー8枚。経験が達成しやすく自傷できるカード3枚。その他環境に合わせた3種。

2.基本となる考え

 このデッキには現在環境で流行っているワンショットデッキと戦える重要なポイントが2つあります。それは耐える舞台を作れることと、相手の山が弱いタイミングを逃さずリーサルに走ること。

 1ポイント目で上げられるソウル減ができるデッキ種は数少なく、ヴァイスの規制歴を見てもその優秀さは明確です。2ポイント目を達成するには、毎ターンのように4回以上の打点が入れられるCX連動、もしくは「ドレイク」のようにいつでも高い追加ダメージを与えられるカードを入れる必要があります。

3.山札とストック

 このデッキには山を掘るカードは少ないため、どんなときでも今ある山で勝負しなければいけません。山札15枚にCXが無くなってしまった!諦めましょう。
 
 終盤になると「ユニコーン」や「ローン」のテキストを使ったり、3アンコールをするために序盤中盤はストックをなるべく使いたくありません。噛んでしまったCXを諦める選択を、他のデッキより積極的に行う必要があります。




その集中、本当に必要ですか?

 この記事で一番書きたかったことです。アズレンのことは一旦忘れて下さい。

 最近「とりあえず集中捻るか」この考えを捨てることが初心者卒業の一歩な気がしています。この思考になる要因として、「山を掘りたい」「手札が欲しい」「前のターンにトリガーしたカードを吐きたい」があげられますね。1つ1つ解決していきましょう。

・山札を掘るとは?

 山札を掘りたい、削りたい、どういう場面でしょう。確山だから?このターンのアタックでCXがトリガーしたら確山になってしまうから?もちろんそんな状況にならないことが一番嬉しいですが、毎回祈っているようでは勝率は上がりません。序盤にCXが見えすぎてしまったら何をしたら見えたのかを考えましょう。

キャンセルしすぎました。
→ヴァイスにおいて一番嬉しいCXの使い方です。これで困るのは大抵レベル0で無理をしているからです。相手に特殊相殺などがあるか等しっかり考え殴らないといけません。

何回もトリガーしました。
→手札かストックが増えているはずなので問題なし。

ルック系で見えすぎました。
→ストックを消費せず山が削れる1CX連動や4ルックが豊富にあるなら問題なし。そうでなければ途中で止める、見ないことを意識しないといけません。

見ない方が良い場合がある例

強制効果の落下で見えました。
→強いテキストの代償ですので割り切りましょう。連打でき、山が削りきれるのであれば問題なし。

代償を覚悟する例

手札に引きすぎました。
→無理。諦め。
 
 CXが見えすぎたときの対策で、山を掘るための緊急手段として「ラフィー」のようなコストを払わず4ルックできるカードや、ストックは払うが手札も整えられるカードを僅かに入れてみてもいいかもしれません。

コストを払わず掘れる例
ストックは払うが集中とは異なるアプローチの例


・手札を増やしたい?

 手札は多ければ様々な選択肢が取れますし、あればあるだけ強いですよね。ですがそれは集中を捻る絶対の理由にはなりません。その集中でヒットしたCXは、トリガーでめくるはずのCXでしたよね?扉や枝の場合になりますが、ストックを払わずして手札が増えていたならその方がいいですよね。(リフレッシュに近い遠いによって変わってきますが)

 ただ、このターンにプレイできればゲームが大きく変わるというカードが欲しい場合には気合いを入れて集中しましょう。


・ストックを綺麗にしたい?

 そのストックにあるCXやキャラは本当に払うべきでしょうか。今すぐ払わないといけないでしょうか。集中ではなく直接サーチするカードでよい場合や、もしリフレッシュが遠ければ次のターンに4ストック払えばいいだけの場合もあります。また、そのストックを無視することで貴重な1ストックを別のパターンで強い動きに変えらるかもしれません。一度考える時間をとりましょう。

 余談ですが、埋まったストックを正確にすべて覚えているプレイヤーは少ないと思います。私も大会中で普通にミスしますし。。。重要なカードが埋まったときは一度下から何番目か数えると覚えやすいです。

まとめと例外

 なぜここまで集中について述べているかというと、それは集中が弱いカードであると思っているからです。今あげた他にも「控え室にカードを増やしたい」等の理由がありますが、それらの理由が重なったときや、必要性を十分に感じた時にプレイすると勝率が上がると思います。

 もちろん例外にあたるデッキ種が存在します。集中をすればするだけ強くなるデッキもありますので、全てのデッキに言えるわけではないということだけお願いします。



山札にあるCXは何枚ですか?

 前節で集中は弱いと言いましたが、その根拠として一番大きいのは強制的に山札をめくってしまう点です。どうして山札をめくる行為が弱いのか段階的に見てみましょう。

1.リフレッシュダメージ

 ヴァイスにおいて一番痛く、回避できないこととしてあげられるのはリフレッシュダメージにCXが埋まることです。「リフダメクラで~」から始まる負けエピソードを言ったり言われたりしたことはありませんか?これに関しては「対策できないデッキを選んでいるからだ」と私は思います。
 完全な回避は難しくとも、疑似的にリフレッシュできるカードを採用したり、そもそもリフレッシュ回数の少ないデッキを使えば良いのです。(8電源アズレンはリフレッシュ1回で試合が終わることがほとんど)

2.今ある山札で

 山札にあるCX枚数とキャンセルできる回数がイコールで考えられていますか?これは確率の話ではありません。山札の枚数がどんなにあろうとCXが1枚あれば1回キャンセルできるんです。0枚だとキャンセルはできません。何が言いたいのかというと、山札を掘りすぎてはいけないということです。
 例えば1CX連動で山札をルックするとき、見すぎてしまったせいで山札からCXが無くなってしまった。これでは勝てたゲームも勝てませんよね。

無理に見る必要ないCX連動の例

 もちろん勝負にでなければいけないルックもあることは確かです。しかし、それは自分がレベル1のときではありません。瞬間の上振れを期待しすぎて相手にチャンスを与える動きはできればない方がいいです。

3.速いデッキは悪なのか

 結論からいうとリフレッシュが多いデッキも強いです。確率通りしっかり毎回山札を作られたらデッキ種によっては勝てません。よく対戦する友人はこの手のデッキが好きで使っており、私も頻繁にボコボコにされています。でもやっぱり多いんです、事故が。事故っている回数は私の遅いデッキと比べて明らかに多いです。(プレイングに問題がなければ)

 やっぱり最終的には好みなので、事故がどうとか関係なく回してて楽しい物を使うべきです。ある山で戦う楽しさを覚えると抜けられなくなりますが、速いデッキしか選んで来なかった人は一度使ってみることをオススメします。

最後に

 ここまで8電源アズレンの魅力や、山の回し方などを自分なりにまとめてみましたがどうだったでしょうか。こんだけ語っておいてあれなんですが、筆者はWGP名古屋、京都はニセコイで出場します。ニセコイの過去の記事を見ていただけたらなんとなく共通点があると思いますのでよろしくお願いします。

 勢いだけで書いたのでおかしな表現などあると思いますがご了承ください。ありがとうございました。



 

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