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『むこうのくに』見たよ的な7月

7月が終わろうとしている。

1か月ぶりですね、こんにちは。ざきペイです。
ヘッダーつけてみました。七夕にちなんで作った画像です。


1年で言うと半分が終わった月で、私としてはようやく今の生活に慣れてきた気がします。・・・って先月も書いたかも
慣れたように感じながら生活していたら今月が終わろうとしているわけですけども。


今月経験したこととして挙げるなら直近のあれですね。
『むこうのくに』を観劇しました。

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ちょこちょこと噂に聞いていた作品だったのですが、特に見る予定なく千穐楽当日まで過ごしていました。
千穐楽当日の7月26日、19時ごろまで仮眠をとってしまった私は寝ぼけた頭であるツイートを見かけました。そのツイートを見て、「この人が観劇しているほどの作品なら見ておくべきか…?」と考え、速攻で購入しました。その時点で開場時間の19時半を過ぎていました。

上の画像はその『むこうのくに』の観劇用特設サイトの入り口で、ドットが好きな私はこの時点で惹かれました。

PCの画面を通して見る劇ということで、どこか映画らしいような、でも生身の人が明らかに奥にいる感覚を味わいながら見る経験は新鮮で今も残っています。

演劇と謳いながらも、構造が違うからか細部も異なっているように感じました。例えば、従来の演劇は舞台上で会話している人以外の表情やしぐさを見る選択を観客は取ることができます。この『むこうのくに』では、会話をするキャラクターだけが画面に映し出されるので、他の会話のないキャラクターの表情やしぐさを見ることができません。
一方で、本来は顔の向きを変えなければ見られない役者の表情を一画面で見ることができます。また、カメラもそれぞれのキャラについているのでばっちり表情やしぐさを見ることができます。

従来の形式とこの形式、どちらが優れているとかではなく一長一短の特徴として挙げられるように思いました。

他にも緞帳のない劇というのが個人的に新鮮に感じました。たいてい場面転換や劇の合間には使用されると思うのですが、それがこの作品にはなく、それを利用したのか登場キャラクターが休憩時間を知らせるという形をとっていたのが印象的でした。

休憩時間もお手洗い混んで焦る、といったこともなく、自宅なので気を楽にしながら次の部に備えられるのが良い点でした。
普段は「水も飲みたいし、お手洗い行きたいし、あわわわ・・・」といった人間なので…笑

物語自体も面白く、共感を抱けるくらいの近未来的な内容で、ちょっと風刺的な内容でもあって、、、、、


と、語りたいのですが、来月あたま8月1日・2日に追加公演が決まっているので少しでも気になっているのであれば見ていただきたいなと思います。

こんな拙い文章で見る気になるならすでに他のレビューで見ていらっしゃる気もしますが、その点はおいておきます。はい。


この作品は、技術自体も面白く、ZOOMの画面を上手いことこうしてああして、といった具合に行われているのが個人的に刺激的でした。
たまにOBSを使って配信したり、ZOOMの画面に表示したりしてる身なので身近な技術が使われて、今ならではの作品に仕上がっているのはしびれました…

演劇やライブの裏方に興味がある身でもありつつ、音響や照明の分野はさっぱりなので、こういった形の作品だとエンジニアとして関われるんだ、といった可能性を魅せられたと思っています。

この作品を含めて、この1か月で感じたのは「お金を払えば場所を問わずして技術が手に入る時代になりつつある」ことですかね。人間関係が疎遠になる一方で、良き傾向も少なからずあると思います。
世界的に薄暗い世の中ですが、こういった形で利用して進んでいく姿、とっても素敵なものだと思います。見習っていきたいっ!!!

8月、夏休みのない(私は一応ありますが)異例の夏が来ますね。
例年以上にアツい、ちょっと変わった夏にできるよう、この作品にもらった活力で突き進みたいと思います!

それでは、また今度。
アツい夏でお会いしましょう。


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