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8電源あやかしトライアングル



はじめに

※8電源あやトラですが、しろくろフェスで入賞された方とは違うレシピです。

はじめまして、ざきというプレイヤーネームでヴァイスシュヴァルツを遊んでいます。しろくろフェス、BCF2024東京大会で初の柵越えを果たし、ベスト8まで進むことができました。今回は自分をここまで連れてきてくれたデッキについての記録を残したいと思い、筆を取りました。
正直に言うと環境タイトルとの対面練習をほとんどこなせず、脳内シュミレーションから組み上げた構築なので粗はあると思いますが、読んでくれた方の一助になれれば幸いです。


タイトル選択の理由

自分はカジュアル寄りのプレイヤーてあり、好きなタイトルを買ってその中から環境で勝てそうなデッキを選び大会に持ち込んでいます。

このタイトル、デッキタイプを選択した理由は以下の通りです。

①環境のパワーラインに対処できる
相殺+2500パンプのシロガネ、連動のため4投されている全体1500の恋緒により1レベ帯も2レベ帯も環境の高パワーのカード達に盤面負けしない点が強いです。
盤面に強味のあるタイトルを踏みつけにいけるのが好みでした。

②1連動の強さ
電源連動故のリソース量の豊富さ、ツインドライブによる打点の細さのカバー、電源トリガーの確率を高めて更なるアドバンテージの獲得が狙える優秀なカードです。
環境のアド連動のカード達にも引けを取らないスペックを持っていると思います。

③ゲームプランのシンプルさ
詰め連動のセットが11000榛名アンコールと全体1500のため、強い盤面を作っていけば自然と詰めの発射準備が整うため勝ちパターンがわかりやすいです。
シンプルな戦法は連戦するうえで思考の負担を軽減してくれます。

④ダメージレースの強さ
電源デッキ故のドラ量の多さ、ソウル2キャラの早期着地、ダイレクト面の獲得によりダメージレースが強いことも8電源の魅力です。2レベから逆圧縮がソウル2で殴れる点もこのタイトルの魅力です。1周目の2/2着地前というダメージレースの貧弱なタイミングも1連動のツインドライブがある程度カバーしてくれます。
相手の圧縮や詰めの準備が整う前にリーサル圏内に押し込んだり、キャンセル差だけでイージーWIN出来る展開もありえるのが打点の太さの利点です。

⑤山の強さを維持しやすい
山削り札の豊富さや連動のツインドライブで山を作りやすいのは勿論、集中のクロック交換テキストにより次の山で質の高い控え室を用意しやすいのが魅力です。固めた山を電源の受け欲しさに削らずに済むのが好みです。

採用カード

基本的にはしっかり面処理して相手に好き放題圧縮をさせずクロックが加速するように組むべきだと考えました。

以下画像はデッキログより引用

レベル0 18枚
トモダチ以上 祭里&すず 4枚

3500正面移動

生存率が高くアドバンテージを稼ぎやすい
後上がりでも対面を踏みやすいので相殺1パンで返されても気にならない
初動で使いたいカードなので4投

“妖巫女”すず 4枚

オカ研

1連動or相殺サーチが主な役割
自傷でレベルを上げて電源のバリューを上げる
後上がりでも対面を踏みやすいので多パンのしやすさが単純にプラス要素
山上クロックも降ってきたカードを集中で触れるので裏目が少ない
序盤の動きを支える役割+青発生要員で4枚

トクベツな関係 すず 4枚

集中、クロック交換

1連動での主な回収対象その①
集中も強いが手札とクロックを整える役割がメイン
キャラだけでなくオカ研やリフダメで振ってきたCXを拾って撃つこともある
クロック交換で次の控え室に置きたいカードを貯めやすい→2周目で無闇に山を削らずに固い山でそのまま戦える
電源によって後列圧殺から再配置が多いためクロック交換テキストの使用頻度が自然と高くなる
手札交換のメイン手段かつ逆圧縮の早出し条件でクロックにも叩くので4枚

名案? すず 3枚

1ドロー1ディス、爆発4ルック

1連動での主な回収対象その②
手札と山札のケア要員
ドローテキストが無条件なので初手で手札を切れるのも便利
ドローテキストでCXを引きにいく試合も多い
電源で出して手札に還元することも
初動のドローテキストの強さ、ケア札として抱えやすくするために少し多めに3枚

試しにいかが? 恋緒 2枚

トップチェック、セルフバウンスで2ルック付与

トップチェックと2ルック付与で電源トリガーを狙いやすくする
トップ操作からの集中やドローとの組み合わせも便利
パワーパンプとして活用することもある
セルフバウンスとしては基本的に1枚使用だがトップ操作として使うだけでも充分かつ触れなくなると困るので2枚

一安心 すず 1枚

CX入れ替え

CX入れ替え
連動での詰めが必要なので保険として1枚

レベル1 8枚
常夏のひととき 祭里 4枚

1連動

行き7000でリバース不要のアド連動
相殺のパンプと合わせて9500、ぺこら応援+ポルカの9000ラインを突破可能
ツインドライブによる打点の伸び、電源トリガー確率上昇、噛んだ電源の処理
電源連動故に1面連動のみでもリソース維持が可能で相殺を投げる余裕がある
0しか拾えないことも多いが集中と爆発4ルックが優秀なので回収先の狭さもあまり気にならない
多面しても問題なく強い連動なので4枚

得意げな顔 シロガネ 3枚

1以下相殺、アタック時2500パンプ

サブアタッカー
面処理のキーパーツ
パンプ値の大きさだけでなく相殺で自身も面の処理が出来る
アタック時テキストなので電源で沸いても仕事をする
1連動に振って9500+相殺でポルカ+ぺこら応援の9000ライン2面処理
2/2恋緒に振って12500で着地した夜露の片割れを処理
ルーナに対して相殺orかなたで入れ替わった先へ2500振って上から踏む
自身に振って3500で相手の0を踏んで置き相殺
使用頻度の高さと使いたいタイミングの早さから少し厚めに積んで3枚

幼馴染みの変貌 すず 1枚

レベル応援、起動ストックヒール

レベル応援+ストックヒール
2以下でのヒール方法として採用
集中多段ヒット等の手札が溢れる場面でストックとライフに変換
ラインの補助としても優秀
手札の消費が激しく頻繁に使うわけではないので1枚

レベル2 5枚
予期せぬ暴走 恋緒 3枚

ガウル手アン

中盤のアタッカー
2/2は2種類いるが踏まれる想定で手アン持ちのこちらを採用
相手の面を踏み続けるのとソウル2を盤面に維持
シロガネのパンプ込みなら夜露に触れるので充分な数値だと判断
手アンのため相手が妥協して踏まずにこちらが楽になる場面もある
あくまで中盤の繋ぎのアタッカーなので3枚

溢れる思い すず 1枚

思い出拳

プロセカの冬弥には通用しないが他のタイトルとの盤面勝負やメインアタッカーの除外、詰め直前にダイレ面を作ったり等かなり仕事をする
あくまで助太刀でありデッキの回りに貢献するカードではないので1枚

“映えハンター”ルーシー 1枚

早出しメタ拳

相手の早出しへの牽制として採用
この枠は最初はソウル減拳だったが、プロセカに使えない点とソウルマイナス2だけで1ターン貰えるかに不安があった点からこちらに変更
思い出拳と同様1枚

レベル3 11枚
“風の祓忍”祭里 4枚

11000ヒール+榛名アンコール、連動の片割れ

恋緒の連動テキストの指定先
11000パワーと榛名アンコールで場持ちも良く、電源で出して戦うのに充分なスペック
ヒールとして手札に抱えることも
ヒール兼道中のアタッカー兼詰め連動として4枚

体の隅まで測定を 恋緒 4枚

全体1500、詰め連動

全体1500によるラインの補助
上記の祭里に1000パンプ+せつ菜バーン付与
それぞれ2or3枚揃えることで最大で6回2点バーンを飛ばせる
詰めのレンジが長めなので相手に3を与えずに切って落とせるスペック
連動はバーンだけでなく1000パンプも強く、祭里が思い出拳圏外から殴れる場面が多い
連動+道中に電源で積極的に出したいので4枚

装束着装 すず 2枚

早出し逆圧縮

お手軽早出し逆圧縮
2レベで撃てるのが強い
レストコストなので基本的に追加の手札消費が無く、本人も10500パワーとソウル2で盤面と打点に貢献するスペックなのが嬉しい
2で撃てるように抱えたいが1連動で確定で拾えるわけではないのとトリガーでも拾えないので2枚

家庭的な一面 祭里 1枚

トップ3枚チェック+バウンス

バウンスが必要な場面があるので採用
大活躍思い出拳やバーンメタ、5面条件ホラーなどと当たる可能性も充分あるので必要なカード
トップ3枚操作で打点の調整が出来るのも便利
3レベで使用するまでに抱えればいいので1枚

CX 8枚

8電源
プランと構築が明快で獲得できるリソース量と道中の打点の太さが好みのCX構成

実際の試合での立ち回り

環境タイトルとの練習はほぼできなかったので実際に大会で当たった環境タイトルとの試合内容と意識したことについてざっくり書いておきます。

8扉青豚
最初は先撃ちで相手の3をスキップするプランでしたがキャンセル差でダメレ優勢だったので1/1応援のすずを立てて2レベでクロック差を保つルートを選びました。一応思い出拳も構えて相手が後列2面出せなかった際に受けれる構えをしました。

枝電源Dサイド
チェンジありやに処理される前提で電源での前着地は避けて後ろに順次アタッカーを補充、電源連動にカモられないよう爆発4ルックを抱えて山を削りきれる準備と思い出拳の回収を意識しました。

8電源アリスギア
1レベの夜露着地ターンに2/2恋緒+相殺シロガネで一面触りに行くプランを実行しました。祭里のツインドライブは使わずに相手を1レベに留めて拳を撃たれないように意識しました。一旦夜露を踏むとリソース差が開きメタ拳を撃つ余裕が出来るのとダイレ面貰ってクロック差が簡単に埋まるので序盤から急がないように0のパンチ数も抑え目で戦いました。

8電源ホロ(ルーナ)
大会では当たりませんでしたが身内と対面練習出来たタイトルです。6:4ほどで微有利だと考えています。ポルカ+ぺこらでの面取りを後上がりでも割れるため、相手のリソースを枯らしながら戦えるので、たいして圧縮もされず詰め切れる試合が多いです。カリオペから1/1電源着地かつ自分の0が長引くパターンとアイリスで面が崩壊する可能性があるため完全に有利とは言い切れない対面ですが、かなり戦いやすい対面です。


おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございます。
もっと多くの環境対面相性の考えや動き方なども書ければよかったのですが、自身の対面練習の不足により明確に言語化し、断言することが出来ませんでした。
拙い記事ではありましたが、楽しんでいただけたのなら嬉しいです。

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