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機能・品質は良くて当たり前。次の価値は?

standfm(スタエフ)でこちらの内容を話してます

カンパイSAKELOVERS営業再開予定

5月の17日から火水木曜日に市ヶ谷のLOWP KITCHENさんでカンパイSAKELOVERSの出店を再開します。
リニューアルの気持ちで、準備を進めていっています。早く営業再開したい。

さて、今日は機能は品質は当たり前で、美やストーリーに価値を感じるについて考えてみたいと思います。

ゼインアーツ 機能と藝術の融合



先日の情熱大陸にゼインアーツの小杉敬さんが出られていた。アウトドアメーカー(おそらくスノーピーク)でテント開発などをずっと担当していたが、働きながらずっと疑問に思っていたことがあり、このままでは何のために生きてきたのか?と思ってしまいそうと感じ、独立起業したそうです。


テントを中心としたアウトドアギアブランド。

小杉さんが実際に欲しいという形を徹底的に突き詰めて開発する。

アウトドアメーカーでも当然やっていたことだと思うんだけど、やりきれなかった部分を自分の会社で徹底的に追求し尽くすということだと思うんです。

小杉さんが言っていたのは


”品質は当たり前で、そこに徹底した美を追求する”


「見た目の第一印象が大切なんです。きれいで美しいテントで生活したいじゃないですか!!」



サイズ感、横幅、奥行き、高さなどを実際に模型を作って、快適であるかを見ていく。さらに実際にテントを作成して、生活してみてさらに改善点を追求していく。


さらに外観。あと30cm裾野を広げるととても美しくなる。とテントを横から見て説明していた。とにかく「美」の追求がすごい。

こんな内容が紹介されていました。

そして、最後にキャンプユーザーさんに招待されたシーンが映ったですが、みんなゼインアーツのテントを張っているイベント。確かに色も統一されていて形も美しかったです。

小杉さんが泣いているシーンが印象的でした。

ゼインアーツのテント猛烈に欲しくなりました。ただ、抽選などに当たらないと買えないそうです。。。。

機能・品質の次に来る価値

この番組を見て、改めて

”品質は当たり前でその先の価値”というものが今どんどん進化していっているんだなぁということを痛感しました。

インターネットが広がり、良いものはどんどん真似されることが当たり前となった世の中、品質だけ追求しても、すぐに価格競争に陥ってしまうために、財力がある会社が勝つという構造。

では、どう戦えばいいのか?個性オリジナリティということになってくるのですが、なかなかそれは一筋縄では行きません。

今回のゼインアーツさんみたいにアートの要素を製品に加えていくという覚悟なるものが今後は必要なんだなということを感じた。

ちなみにゼインアーツという会社の社是は


機能と藝術の融合をコンセプトに掲げ、アウトドア愛好家を確実にサポートする機能性と、自然との一体感を得られる造形を合わせ持つ、藝術性の高いプロダクツの追求

「藝術」という言葉が入っている事がゼインアーツさんの覚悟ですよね。めちゃくちゃカッコいい。


カンパイSAKELOVERSでもこの機能・品質・サービスの次に来る価値を創り出していかねばならない。

機能・品質・サービスのレベルを上げるのは最低条件。その上で新たな価値を創り出す。

では、次の価値とはなんだろうか?
今、思いつくものを挙げると

・体験、経験
・ストーリー
・成長
・美、アート

などでしょうか?

これらの次の価値を日々意識しながら、アンテナを張って、カンパイSAKELOVERSに転用出来ないか?考えていきたいと思う。楽しいですね。

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