人生を振り返って①

私は、某北の国ケソン地区のはずれの寒村出身だ。当時、政府の政策が上手くいかず村では飢餓と寒さでバタバタと多くの村人は死んでいった。こんな環境だったので、自分でなんとか農業や物々交換でお金を稼いでいき、亡命を決意した。
亡命ブローカーにお金を渡し、冬に🇨🇳との国境線を渡って、北の国から脱出した。いまだにあの寒さや国境警備隊に見つかるかもしれない恐怖をよく覚えている。
🇨🇳での生活は、警察に見つからない様に働いていた。警察に見つかれば、北の国に戻されてしまうからだ。その場合、最悪死刑になってしまう。
そうして、警察に怯えながら隠れて働きお金を稼いだ。その金で今度は、🇰🇷に亡命した。🇰🇷大使館の周りには警察がたくさんいるが、なんとか入り職員に亡命を伝え、無事に亡命した。その後、スパイなのかどうかの身辺調査や面接を受け入国した。
🇰🇷いわゆる祖国での生活は、まず祖国の文化に慣れるために教育を受ける必要があり、様々なことを学んだ。私は、祖国における義務教育を学んでおらず、最初は適応するのに苦労した。数学やコンピュータの操作の簡単なことさえ理解するのに時間がかかった。そうして、3ヶ月の適応教育を受けた後、高校へ進学した。
その後の話はまた今度で。

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