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勝ちトレーダーは知っている!FXにおける休む戦略の重要性

相場の世界には「休むも相場」という格言があります。

これは、世界のトップトレーダーたちが大切にしている考え方の一つで、彼らは「休みをしっかりと取る」ことを非常に重視しています。

今回は、この「休むこと」の重要性についてお伝えしたいと思います。
私自身が普段実践していることもご紹介していますので、ぜひ最後までご覧いただければと思います。



無理に毎日トレードしなくても良い

FXでは、トレードをしなければ資金を増やすことはできません。そのため、「毎日トレードしなければならない」と思いがちです。
しかし、無理にトレードを続けてしまうと、心身に負担がかかり、最終的には健康を損ねてしまう可能性がありますので注意が必要です。

また、多くの方は、本業をお持ちの兼業トレーダーだと思いますので、翌日が休日でなければ、帰宅後に深夜までトレードを続けることは避けるべきです。無理なトレードは、翌日の仕事にも悪影響を与えてしまいます。

トレードチャンスも毎日訪れるとは限りません。焦りや感情に左右され、チャンスでもない相場を無理にトレードするのはリスクが高く、結果的に時間や資金を無駄にすることになります。


気づきにくい体への影響

FXトレードは、過度な緊張感とストレスの中で行われるため、アドレナリンやコルチゾールといったストレスホルモンが持続的に分泌され、体には大きな負担がかかります。

しかし、トレード中はその負担に気づきにくいものです。これは、疲労感があっても、チャートを前にすると交感神経が優位になり、戦闘モードに入ることで一時的に疲れを感じなくなるからです。

トレードによる体への影響としては、肩こりや頭痛、目の疲れ、睡眠の質の低下、消化不良などが挙げられます。長期的には、免疫力の低下や心血管系の負担、姿勢の悪化による腰痛など、深刻な健康リスクにつながり兼ねないので日頃の健康管理が大切です。

また、脳疲労によりトレードに対する判断力が鈍くなり、結果としてパフォーマンスが落ちてしまうことも認識しておくべきでしょう。これは、連勝中で気分が良い時でも、意識した方が良いと思います。


FX中毒になっていた私

FXを始めた頃の私は、資金を早く増やしたいという焦りから、平日はチャンスが無い時でも毎日トレードをしていました。

メンタルが様々な感情の影響を受けるため、交感神経が優位な状態になり、納得がいくまでトレードを続けるうちに、気づけば午前2時や3時になることも珍しくありませんでした。

当然、翌日の本業では集中力が切れ、普段は難なくこなしていた仕事にも支障をきたすようになります。あのままの生活を続けていたら、いずれは体を壊していたかもしれません。

資金を増やすために始めたFXで、損失と健康の悪化を招くことほど愚かなことはありません。

今では、健康と冷静な判断力を保つことが、トレードで成功するためにも最も大切だと痛感しています。


チャートを見続けることによる弊害
FXに再挑戦し始めた当初、多くの勝ちトレーダーが「時間のある限りチャートを見続けた」と語っていたのを聞き、私も時間の許す限りひたすらチャートを見続けていました。

しかし、やがてその方法に疑問を抱くようになりました。というのも、長時間チャートを見続けている時には気づかなかった重要なポイントが、後になって気づくことが増えたからです。これは、長時間チャートを凝視することで脳が疲弊し、判断力が鈍る弊害だと考えました。

FXで勝つためには、確かにチャートをよく観察することが重要ですが、常に見続けることが必ずしも効果的ではありません。むしろ、適度に脳をリフレッシュさせることが、より良い判断を下すために不可欠だと思います。


私が健康を意識して取り組んでいること

トレードを長く続けるためには、健康を維持することが不可欠です。そこで、私は以下のような工夫を取り入れて、体と心のケアを意識しています。

積極的な休息
- 相場に動きがない時は、なるべくチャートから離れる。
- チャンスがないと判断した日は無理にトレードせず、チャートを閉じる。
- 週に最低1日は、FXのことを一切考えない「完全休養日」を設ける。

快適な作業環境
- 心地よいBGMを流しながら、リラックスした状態でトレードを行う。
   ※最近はポモドーロタイマーを活用しています。
- 時にはカフェなど、場所を変えてトレードを行う。
- ブルーライトカットメガネを使用して目の負担を軽減。
- 1ヵ月に1回は眼科で目の健康チェックを受ける。

身体のリフレッシュ
- 軽い運動を週3回以上行い、心身のバランスを保つ。
- 月に1回、マッサージで全身の筋肉をほぐし、疲れを解消する。
- 月に1回、「薬石浴」で全身をデトックスし、リラックス効果を得る。

健康的な生活習慣
- 外食やコンビニ食をできるだけ避け、自宅でバランスの良い食事を摂るように心がける。
- 良質な睡眠を意識し、十分な休息を取ることで心身をリセットする。

これらの対策は、長期的にトレードを続けるうえで、不可欠だと考えています。特にトレードが順調な時こそ重要だと意識しています。


作業環境についての補足

これは私の個人的な意見ですが、YouTubeなどでよくプロトレーダーの方が部屋に複数のモニターを設置しているのを見かけますが、私はあえてノートPC1台でトレードをしています。理由は、モニターが1枚の方が脳にかかる負担が少なく、集中力が保てると感じたからです。

モニターが多ければ、それだけ脳は無意識に複数のタスクを処理しようとし、結果としてリソースが消耗され、集中力が低下すると思ったのです。ノートPC1台で情報を最小限に絞ることで、注意散漫を防ぎ、集中力を維持できると考えています。

物理的な面でも、モニターを複数設置するスペースが不要なため、部屋がスッキリし、モニターや配線の掃除も必要ありません。また、省エネにもなります。

究極的にはスマホ1台でトレードができれば理想ですが、操作性や画面の大きさを考えると、今のところPC1台の方が最適な環境だと感じています。


まとめ

FXを始めたばかりの方は、休むことに対して「利益獲得のチャンスを逃してしまうのでは?」と感じるかもしれません。しかし、安定して資金を増やし続けるためには、「休む」ことが絶対に必要です。

FXトレーダーは長期戦ですから無理に焦る必要はありません。
チャンスは無限にあります。

安定した成果を出すためにも、時にはトレードから離れてリフレッシュすることが、効果的なトレード戦略の一つだと認識しましょう。

損失があるなら、それを焦って取り返そうとするのではなく、証券会社に一時的に預けていると考え、リラックスした心で相場に向き合うことが大切です。

この記事が少しでも皆さんのお役に立てたなら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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