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The Last of Us Part Ⅲ

昨日のめっちゃ朝(北米時間ではお昼頃)にサマーゲームフェストの配信があった。僕はミラー配信を視聴。コジマプロダクションの新作発表がねえかなと、本当にうっすら期待していたりしたものの、やはりそんなことはあるはずもなく、そこそこな内容だったなあと。
大トリでラストオブアス1のリメイク(リマスターではない。為念)、あとはGoat Simulator3が発表されたことくらいしかほとんど記憶にない。The Last of Us Part Ⅰは一昨日の時点でリークされていたみたいだが、マルチプレイ?とドラマのルックについては初出だったはず。そのふたつはまあぶっちゃけどうでもいいんだが。個人的に、PS4後期の作品ではラスアス2は最高峰だと思っているので、PS5、そしてPCで展開される予定のリメイクがどうなるのか非常に楽しみだったんだけど、瞠目するほどのグラのクオリティではなかったかも。もちろん綺麗ではあるんだけど。
日本で発売されるPSコンソールタイトルはもれなくCEROによる検閲が入って表現規制されるのだが、ラスアス2はそれが本当に酷く、ゴア表現のほとんどすべてがオミットされていた。僕は以前このnoteで恨み言を書きまくったほどCEROへの怒りにまみれているのだが、海外ではいざ知らず、ラスアス2ほどの傑作がSIE傘下のノーティードッグ開発ということもあり、いままでPS独占タイトルであるために別コンソールで遊べなかったというのは本当に由々しい事態だった。PC(おさらくSteam)でのバージョンはCEROによる規制が入らないので、開発が意図したそのままの表現を楽しむことができるだろう。うちのプレイ環境はPS5が4K UHDの55インチ有機ELに繋がっており、PCのほうはWQHDの27インチIPSモニタなので、できればPS5でやりたかったのだが仕方あるまい。これも全てCEROって奴の仕業なんだ。

Goat Simulator3は本当に笑った。トレーラーがそもそもDead Island2のパロディで満点。そしてナンバリング3である。Goat Simulatorは2014年に発売されたタイトルで、プレイヤーはヤギとなって街で悪逆の限りを尽くすゲームなのだが、その新作がGoat Simulator3というわけだ。ただし留意してほしいのは、Goat Simulator2なるタイトルは存在しないのである。2ふっとばして3なのだ。それだけでも笑うんだが、これたぶん、三びきのヤギのがらがらどんと開発が大好きなメタルギアへのオマージュになってるんだよな(Goat Simulatorのクレジットには開発にかかわってもいない小島秀夫監督の名前が追加された。「『メタルギアソリッド5』のクレジットから削除されていたので、『Goat Simulator』に追加しました」などと供述)。メタルギアソリッド2は当初、2ではなくメタルギアソリッドⅢというタイトルにする案があった。この話はヒデラジの「メタルの20年」でも紹介されていたと思うが、このGoat Simulator3はたぶん、これのオマージュをやろうとしてるんだと思う。ぶっ飛んだ運営だ。絶対に買おう。

閑話休題、露では西側諸国への経済制裁の煽りを受け、輸入品などの供給がストップしているらしい(参照:ウォール・ストリート・ジャーナル)。これは映画業界も例外ではないようで、現在向こうで公開されているハリウッド映画は9年前の作品である『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』らしい。
……めっちゃ羨ましいんですが。僕は映画館でこの映画を観たことないので、一般の劇場で公開してくれるなら絶対に観に行くと思う。というか名画座以外でも旧作を劇場公開してくれないものか。コロナが猩獗したてのころはジブリ作品がリバイバルしたりしていたが、そういう動きはもうないだろうか。


生きるわよ