五等分の花嫁とプリキュアのダブルヘッダーをまたやった話(後編)

・前回までのあらすじ

プリキュアオールスターズFの入場者特典のシリアルでプリキュアライブに応募したあまつ貝君。なんと2日目夜公演に当選した為横浜に飛ぶ事に!

横浜に向かう日にはなんと渋谷で五等分の花嫁のアニメ原画展も開催されているではありませんか!折角なのでまたまたダブルヘッダーするしかない!

先に五等分の花嫁展に参加し感動のまま会場を後にしたあまつ貝君は横浜へ…

・全プリキュア 20th Anniversary LIVE!

横浜に戻って来たのですが時間はまだ15時前、開演まで中途半端に時間が空いてしまいました。

本当はヴァンガードの大会に出たくて一応デッキケースも持って来ていたのですがキャリーケースに入れたままのせいで手元にデッキがなく出る事が出来ませんでした…

結局今回の遠征ではファイトする機会が無かったので単に荷物を自分で増やすだけの結果に。

仕方ないのでホテルにチェックインして荷物を預けて小一時間程虚無の時間を過ごしました。

そして開場した頃を見計らっていざ横浜アリーナへ!

まずは物販!2日目夜が千秋楽公演という事でほぼ売り切れていました。辛うじて売れ残っていたひろプリのマフラータオルを購入。

その後改めて会場に入場。開演直前という事でかなり混雑していました。

入り口の前にはフラスタが飾られており中には『アイシールド21』、『トリリオンゲーム』や『Dr.STONE』の原作者・稲垣理一郎先生の物も。(稲垣理一郎先生は咲役・樹元オリエさんと結婚しています。)

フラスタを一通り見た後自分の席へ。席は3階スタンド席と中々の渋さ…通路の横だったので横にズレて見やすかったのは救いでしたが。

しばらく待っていると周りが暗くなり、いよいよライブがスタート!

まずは元日に発生した能登半島地震による被害を受けた方々への復興を願うメッセージからスタート。

プリキュアシリーズが続いて来た中でも東日本大震災やコロナ禍等で社会全体が暗い雰囲気に陥った時がありました。そんな苦しい時にこそ元気をくれる作品がプリキュアだと思います。

被災地の一日でも早い復興を願うばかりです。

と、真面目な雰囲気になったところでライブ前の注意事項に関するアナウンスが。ひろプリメンバーがライブ前の注意事項について教えてくれました!

映像の最後でライブが始まるまでのカウントダウンをしたのですが、プリキュアライブのカウントダウンは一味違いました。

ひろプリから歴代作品のタイトルを歴史を遡る形で言って行くというまさに20周年に相応しいカウントダウンに!

ふたりはプリキュアまでカウントダウンし終わり、映像が終わった所でいよいよライブ本編が始まります!

・プリキュアOPメドレー

まずはひろプリのOPから。メンバー5人がそれぞれ名乗りを上げたのですが、悲しい事にウィングの名乗りだけはマイクのトラブルか何かで聞き取れ無かった…

ライブでこれから理性を吹き飛ばしてハジケようとしている所で急に現実に引き戻すのやめてくれよ…と思いつつもしっかりOPで盛り上げてくれました!

その後もプリキュアOPメドレーという事でデリシャスパーティプリキュア、トロピカル〜ジュ!プリキュア…と遡る形で歴代のOPを次々と歌ってくれました!

キャストが来てくれている作品ではロングイントロでOPを流し、名乗りの台詞を生披露してくれました!ありがとうございます!

個人的にはドキドキプリキュアで宮本佳那子さんのキュアソードへの名乗りがあったのがめちゃくちゃ嬉しかったです。歌唱担当でもあり、キュアソードの担当声優でもある…素晴らしいですね。

曲の合間には勿論MCも。ひろプリメンバーが登壇した時には最初ウィングだけ名乗りが会場に届き切らなかった事に触れられ「ウィングちょっとアンダーグエナジーに負けてたよね!?」と弄られる始末。

村瀬歩さんいわく「今日(放送の49話)ウィングアタックで先陣切ったから力使い果たしちゃったかも」とその日放送されたひろプリ本編の内容に触れた返しが最高でした。

その後もう一度全員で名乗りを行ってくれました。ありがとうございます!

名乗りの後にはライブで定番のコール&レタスポン酢…ではなく、レスポンス。(このくだりを分かってくれるのはごく一部のアイカツおじさんだけ)

村瀬歩さんのフリが最高過ぎました。「皆の推しのプリキュアの名前を叫んで欲しい」とのフリに対して会場から「おぉ〜?」と煽りの様な返し。

そこに対して「『おぉ〜?』じゃねぇよ、分かるだろ!お前等の心に問うてるんだよ!」と力強い返し!急に態度が悪くなるのが最高過ぎました。

あまつ貝君は「キュアフィナーレ!!」と叫んで来ました。皆様の推しプリキュアは誰ですか?

その後もOPメドレーはまだまだ続きます。

スクリーンにはアニメのOP映像が流れていたのですが、映像の中でも歌詞が流れていたのが親切設計でしたね。更に合いの手を入れて欲しい所が強調される様な出方になっていて会場の盛り上がりに大いに貢献してくれました!

そして、スプラッシュスターまで歌い切った所で突然映像が…

物凄く長いタメを経て流れて来たのは『DANZEN!ふたりはプリキュア』初代ふたりはプリキュアのOPでした!MaxHeartはやらないのかと思われましたが…?

・朗読劇パート

OPメドレーが終わった後は朗読劇パート。

ライブに出演した声優陣総出演での特別な内容となってました。

オトナプリキュアについて触れる中で『ホイップとエールは最終回で立派な大人になってるから話に入り辛いんだ〜!』とメタな話が登場したり、マリンが美希の真似をして『あたし、完璧!』と決め台詞を言ったりとコミカルな内容も多かったです。

歌で感謝を伝えるという内容になり、合間で挿入歌を歌うパートを挟みながら話が進んで行きました。

朗読劇の最後にはプリキュアシリーズ歴代No1の大ヒット作となった『プリキュアオールスターズF』の主題歌、挿入歌が続けて披露されました。

映画の感動が蘇りました。最高でした!

・エンディングメドレー

朗読劇パートが終わった後は、エンディングメドレー!

まずは『ゲッチュウ!らぶらぶぅ?!』から。エンディングの映像で行われていた様に出演キャストや歌唱陣、プリキュアオールスターズが行進する様を現実に目の当たりに出来て感動しました。

このライブ、映像化の予定がないのでこうした文章等でしか記録を後世に残せないのが痛すぎる。

そこからは出演キャストがいる作品のエンディング曲が次々と披露されて行きました。

プリキュアのエンディングといえばやはり…ダンス!その歴史は長く、歌詞のマイナーチェンジを繰り返して実に3年間エンディングとして使われ続けた『ガンバランスdeダンス』に始まり『You make me happy!』からは現在でもお馴染みとなっているCGモデルによるダンスが始まったんですよね。

そんな事を思いながら『ハートキャッチ☆パラダイス』や『イェイ!イェイ!イェイ!』では客席で思わず一緒にダンスを踊って来てしまいました!

MCでも感動しました。特に感動したのはヒーリングっどプリキュアのメンバーが5人登壇してのMCです。

5人…?そう、加隈亜衣さんもラビリン役で特別に一緒にトロッコに乗せて貰ってのMCだったのです!

「『ヒーリングっどプリキュア』は放送中皆様の笑顔を直に見る事が出来ませんでした。」「なので、こうして皆さんの笑顔が間近に見れて嬉しいです!」というMCの内容に感動しました。トロッコの上で加隈亜衣さんが感極まってしまっている姿を見ているとこっちまで泣けて来てしまう…!

そしてひろプリ後期ED『Dear Shine Sky』まで歌った所でこのプリキュアライブはクライマックスに向けて更に加速します!

・アンコール前までの盛り上がり

次に登場したのは「21年目の新しいお友達!」という事で現在絶賛放送中の最新作『わんだふるぷりきゅあ』からキュアワンダフルとキュアフレンディが登場しました!

OPテーマ『わんだふるぷりきゅあ!evolution!!』とEDテーマ『FUN FUN わんだふるDAYS』の2曲が披露されました!

TV放送前だったので宇宙最速でのライブ披露…と思ったのですが、1日目でもやっていたらしいので流石に最速では無かった様です。(会場内に一部合いの手を入れていたお客さんがいたのですが、恐らく両日参加した人だろうなぁ…)

新しいシリーズの次は、新しくて懐かしいシリーズ…という訳ではないと思いますが、次の曲は『雫のプリキュア』でした!

ここでついにオトナプリキュアが登場して会場は大いに盛り上がりました!

最後に『ヒロガリズム』を披露してライブは無事終了。ありがとうございました!…ではなく、アンコールがあるのですが…?

・アンコール〜エンディングまで

プリキュアライブのアンコールはなんと「プリキュア」コール。アイカツのライブに行った時もアンコールが「アイカツ!」コールだったのを思い出しました。

照明が落ちている中ステージ上で着々と進む準備。再び照明が戻ってステージに現れたのは…いきものがかり

いきものがかりが今回のライブに出るという話は聞いていて、ライブ中も「いつ出るのかな…?」と思っていたのですがまさかここで出るとは思っていなかったのでとても驚きました!

オトナプリキュアのOPテーマでありプリキュア20周年記念曲である『ときめき』、プリキュアオールスターズFの主題歌『うれしくて』の2曲を披露してくれました!

その後、再び歌手陣、声優陣、プリキュアオールスターズが登場して『Come on! プリキュアオールスターズ』を歌っていよいよ本当に最後の曲!

選ばれたのは…『DANZEN! ふたりはプリキュア Ver.MaxHeart』でした!

最後の最後でMaxHeartをやってくれて文字通りテンションMAXになりました!

OPメドレーの時にMaxHeartをやらなかったのは最後にやる為の伏線だったんですね。最後に一番盛り上がる曲をやってくれて本当に嬉しかったです。

曲を歌い終わると同時にテープが飛び出し全曲無事に終了しました!

全曲歌い終わったもののプリキュアライブはまだ終わりません。

なんと関根明良さんから「ステージ上の写真撮影を一時的にオッケーにします!」との発言が!

この写真を見るとプリキュアライブは本当にあった、あの日見た光景は幻じゃ無かったと思えます。

写真撮影タイムが終わり、プリキュアオールスターズや出演者達が退場して行きいよいよ本当にエンディング。

ステージ中央から最後に退場する時、スクリーンが下がって行くのに合せて自分達も姿勢を低くして最後まで挨拶してくれていた本名陽子さん達の姿がとても印象に残っています。

その後、スクリーンにエンドロールが流れてプリキュア20周年ライブは終了。本当に、ありがとうございました!!

プリキュア20周年の一連の企画のラストとして相応しい感動のライブになったと共に、わんだふるぷりきゅあも登場してプリキュアシリーズの未来にも希望が持てる素晴らしいライブだったと思います。

歌手陣、声優陣だけでなくいきものがかりまで出演して本当に豪華なライブでした。映像化する予定がないのが本当に惜しい。

個人的にはライブの終盤、1階席と2階席の間の通路にプリキュアオールスターズが登場して歌ってくれている時にフローラとトゥインクルがこちらに向けてめちゃくちゃファンサービスしてくれたのが嬉しかったです。

わざわざ3階席まで手を振ってくれてありがとうございます!手を振ってるのに気付いてくれてありがとうございます!

流石にあの目線やファンサービスはあまつ貝君一人だけに向けられた物だと言い張るのは思い上がりですが、3階席からでもプリキュアとバッチリ目が合ったので感動しました。

近いうちにGo!プリンセスプリキュアを見返したいなと思いました。放送当時からトゥインクル推しだったので本当に嬉しいですね。

・ここからはライブ後の余談です

そんな思いを抱えながら横浜アリーナをダッシュで離脱するあまつ貝君!ライブの感動はそれはそれとしてさっさと晩飯食う所を探さねば1万人ものファンによって店が大混雑してしまう!と必死でした。

ホテルから横浜アリーナに入るまでの間にサイゼリヤがある事を確認していたので急いで駆け込んだのですが、暫くするとお客さんでいっぱいになっていました。ラストオーダー間際に駆け込んだのマジで申し訳ない…!

晩飯を食べた後ホテルに帰還。疲れ切っていたので爆睡…したかったのですがロクに寝付けず…

なんでホテルのベッドってあんなに寝れないんでしょうか?

翌日は特に予定無かったのでとりあえず秋葉原まで行ってカドショ巡りをしました。

野良でファイトしたり都内で店頭大会出来たら良かったのですが、結局それは叶わず。

帰る前に東京駅一番街のプリキュアオフィシャルショップに立ち寄り、グッズを購入してから帰りの新幹線に乗り込み無事帰宅しました。

プリキュアライブに関しては本当に最高のライブでした!現地でこんな素晴らしい経験をする事が出来て良かったです。

この感動を再び噛み締めたい!と思って現地で参戦したDAY2夜公演はディレイ配信のチケットを購入してもう一度堪能させて頂きました。

プリキュアライブ程参戦したい現場が今後あるかは分かりませんが、次何かしらのライブに参戦する時は複数日参戦、そして現地でのファイターとヴァンガード出来るのを目標にしたいですね。

以上、あまつ貝でした!

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