無謀にもクソデッキでCSに挑んだ話(2023.12/24)
まずは今回の患者を紹介します
どうも、あまつ貝です。
皆様は「冥焔の魔王 バフォルメデス」というカードをご存知でしょうか?
月ブシプロモで初登場したカードでメインVになるのですが、これが恐るべきクソカードなのです。まずは性能を見てみましょう。
まずはアタック時効果から見て行きましょう。2枚吸って1ドローなので2:1交換となりそもそもアド損になる能力となっています。
ルインコレクターの様に2枚分のコストになるカードがあったり、吸われた時に何かしらアドが取れるカードがあればまだ許容出来るのですがこのクソカードはそれを赦しません。
なんとG3しか吸えないという意味不明の制約が付いているせいでカードプールに乏しく、横に出すユニットの質が低過ぎるというデッキ構築単位での重篤な欠陥を抱えるクソカードなのです。
またソウルの枚数によって横にブーストとガード値を付与してくれるのですがインターセプトは付与してくれない為、結局単にG3が多いだけでガード値に乏しくここも重篤な欠陥ですね。
総じて
①本体の効果で2枚が1枚になるのでリソースが減って行くのにそれを補填出来るカードがない
②そもそもダークステイツ全般のG3層が弱すぎて横のユニットが打点、展開力共に弱すぎる
と本体だけでなく横の質も低く手の施し様がない重篤な欠陥を抱えたデッキです。
この重篤な欠陥を抱えた患者に対して、今回の治療プランがこちらの構築になります。
あまつ貝君の使用デッキについて
こちらが今回使ったクソデッキの構築です!
今回は患者に寄り添う治療方針で行こうと思い、G3過多構築にしました。
ライドラインは少しでもソウルにG3が入る様にアマナクロウグ→手札温存する為にギアライノスという構築。
前述の通り展開力が足りないくせに本体が2枚吸って1枚しか還元してくれない重篤な欠陥を抱えているので、数少ない汎用のG3を駆使しCBを盤面や手札のリソースに還元出来る様にした構築です。VがCBを一切使わないからCBは横が全部使えるのは数少ない利点ですね。
なかでもノクタルジオが特効薬として中々有効なのではないかと思っています。
絶勝ブルースと一緒に引き込めていないと腐るのですが、CB1で1ドロー出来るだけでなくライドコストで捨てたG3をソウルに仕込めるのが優秀ですね。
コンボ性が強いですが本来の患者の動きに沿った治療プランになったと自負しております。
このノクタルジオがあまりにも強すぎるのであまつ貝君は敬意を払って『医龍』と呼ばせて頂いています。
ここまで構築を練ったもののそもそもド級の上振れ、ド上振れをしないと勝負にすらならないデッキですが、果たしてこの構築でクソデッキ治療は成るのでしょうか!?
目指せ1勝!!
1戦目
初戦の相手はルアードでした。先攻で試合開始。
この試合は序盤から恐ろしい程の上振れを見せてくれました。
先2でゴルマギエルド!!返しで3パンされそうになったけど受けトリの強さで1パン黙らせた上に有効治したので実質ノーダメージ!!これぞあまつ貝君の求めた物。ただの上振れではない。ド級の上振れ、ド上振れだ!!
しかし、Vが☆2になって3枚以上のガード制限をかけても盾なら1枚で守れてしまうんですよね…
でもこちらは盾を入れ忘れてしまったので、竜皇のアタックを守れず敗北…3点でノーガードして3枚目まで☆捲られ無かったのでワンチャン耐えられそうでしたが4枚目でイドスファロ捲られて3点ぶっぱで敗北しました。
あくまでカジュアルで使う想定だったので盾を入れて無かったのが悔やまれます…
2戦目
次の相手はドラジュエルドでした。今度は後攻。
今度は相手のド級の上振れ、ド上振れが炸裂!!
先3にヴァルナート→☆でこちらのパワーが1になった所に1億☆2の2回攻撃が飛んで来て為すすべもなく敗北…!
守護者握れて無かったのでこれはもう何使っても勝てないですね…諦めて次の試合へ。
3戦目
次の相手はMyGO。
アマナクロウグの効果でG3が2枚ソウルに入ったのを見て「バフォルメデスか…」って言われました。なんで分かるの…怖…
MyGOなので当然アグロされるのですが、先3のツインドライブで一気に2ヒールしたので捲りでは上振れました。
しかし展開力のあるユニットを引き込めず2面立てるのが精一杯という現状。やはり毎ターン2枚が1枚になってるとアド差が…
相手に横殲滅されて2面埋めるのもやっとな状態だったのでリソース差で敗北。
やはり展開力が足りないのと横が打点不足なのに3パンしか出来ないのは深刻ですね…
4戦目
次の相手はユースベルク。
やはり展開力がどう足掻いても足りない…フルブラストで1面山下に送られるだけでもういっぱいいっぱいです。
そしてやはり総合的な火力がまるで足りないですね。横の打点が弱すぎる上に3パンでは詰めきれない…ヒールされるとダメージ6が果てしなく遠い…
当然の如く敗北。
5戦目
次の相手は再びユースベルクでした。
上振れてVのアタックに3枚制限かけても横の打点が貧弱過ぎる上にRVRの3パンしか出来ないから詰めきれない…治が噛むともう詰めきれない…
ガード値は意外と握れていたのですがそうなると展開札が圧倒的に足りないんですよね。
前述の通り1面山下に埋められるだけでもう厳しいのと横の打点が弱すぎて3パンしか出来ないので詰めるのが遅すぎて敗北…
ここで階段が崩れてなんと全勝者がいなくなる珍事件が発生して大会終了。4-1ラインの中からオポメントが一番高かった方が優勝になっていました。
全勝者はいないのに全敗した敗北者はいるのかと世の中の不条理さを思い知らされました。
大会を全敗で終えた感想
まあ無難に全敗したなという感じです。
当たり前の話ですが奇跡的にダークステイツのG3に汎用が来てバフォルメデスが多少強化された所で周りのデッキはそれ以上に強化されてるんでマトモにやってて敵う訳ないんですよね。
医龍ノクタルジオも後にドラジュエルドで使った時はもっと生き生きとしていましたからね。
汎用だからといって何でもかんでも突っこまないとマトモな構築すら成り立たないバフォルメデスの重篤な欠陥はまだまだ経過観察が必要ですね…横が打点低い上にRVRの3パンしか出来ないのが本当に辛いです。
以前はブベツーを入れて4パン出来る構築にしていたのですが、結局ブベツー自体がG1で動きに一切関係ないカードなのでノイズにしかならないので今回は採用しませんでした。
前述の通り横のユニットの質が低すぎるので盤面に単騎でユニットを出した所でアタックが届かない場面があったんですよね。
今の構築だと医龍とミロスラヴァにCB全て割いてドロー、面形成にCB使う方が動きに余計な物が一番少なく出来て本来の患者の動きに寄せるなら良さそうかなという感じです。
とはいえ、まだ気付いていないクソカード治療案があるかも知れません。
バフォルメデスの治療案については引き続き模索してます。真面目にCS等で勝ち残る為の練習もしつつ、合間でクソカード治療についても考えて行きたいですね。
以上、あまつ貝でした。
最後に
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