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1/23(日) 中山11R AJCC

中山11R AJCC(GII) 15:45発走 芝2200m(右外)

閲覧ありがとうございます。
長いので気になる部分だけでも読んでいただけると嬉しいです。

【出馬表】

出走予定馬

アサマノイタズラ(嶋田純次)
アンティシペイト(三浦皇成)
エヒト(北村宏司)
オーソクレース(C.ルメール)
キャッスルトップ(仲野光馬)
キングオブコージ(横山典弘)
クレッシェンドラヴ(内田博幸)
スマイル(田辺裕信)
ソッサスブレイ(柴田大知)
ダンビュライト(松若風馬)
ポタジェ(川田将雅)
ボッケリーニ(横山武史)
マイネルファンロン(松岡正海)
ラストドラフト(戸崎圭太)

【概要】

出世レースというイメージはないが、例年同様今年もなかなか骨っぽいメンバーが揃っている。近年ではアリストテレス、ブラストワンピース、ステイフーリッシュ、フィエールマン、ダンビュライトなど重賞ではなかなか勝ちきれないが堅実に走ってくる馬が多い。

【人気】

紐荒れしてもせいぜい7.8番人気程度までで、冬の中山重賞にしてはあまり荒れないレースと捉えて良い。上位人気の信頼度もそれなりに高く、比較的簡単に美味しい配当が狙えそう。

【枠順】

最初のコーナーまで400m以上あり、内外での大きな有利不利の少ない中山芝2200mだが、このレースでは外枠が苦戦しており、2008年以降では8枠の複勝率が10%を切り、7枠も1番人気が3戦してすべて4着以下となっている。これに対し好成績なのが真ん中寄りの枠。2008年以降では3枠が4勝、5枠は2勝、2着3回、3着2回、6枠も4勝、2着3回となっており、4枠も複勝率ではこれらの枠に次ぐ成績を残している。

【斤量】

別定戦で、オーソクレースが55kg、キャッスルトップが57kg、それ以外が56kgと斤量差は2kg。

【脚質】

逃げ・先行が有利とされる中山芝2200mコースでの施行とあって、2008年以降の勝ち馬はすべて4角7番手以内。なおかつ3番手以内の馬が8勝しているように、先行勢が優勢である。ただし、上がり3F1位馬が6勝しているので、ただ前へ行くだけでなく、キッチリとした決め脚を持った馬でなければ厳しい。ちなみに、単勝オッズ1倍台の馬がいた2010年、2015年はともに良馬場ながら前半5Fが63秒台のスローペースとなり、逃げ馬が残る展開になった。

【血統】

サンデーサイレンスの血を引く馬が強く、2008年以降の3着以内馬42頭のうち35頭がサンデーサイレンス内包馬だった。ディープインパクト産駒は2勝、2着3回とまずまずの成績。かつては苦戦を強いられていた、ステイゴールド産駒の上位進出も目につき、2016年に7番人気のショウナバッハが、2018年に8番人気のマイネルミラノがそれぞれ3着、2020年にも5番人気のステイフーリッシュが2着。2017年にはドリームジャーニー産駒のミライヘノツバサが3着に入り、2020年にも同産駒のヴェルトライゼンデが2着に食い込んでいる。今後もステイゴールドの血を引く馬には相応の警戒が必要だろう。なお、非サンデーサイレンス系では2011年1着トーセンジョーダン、2012年1着ルーラーシップ、2013年2着トランスワープ、2015年1着クリールカイザー、2020年1着ブラストワンピースなど、ノーザンダンサーのクロスを持つ馬が好走している。

【総括】

本命は⑬スマイル。初の重賞挑戦かつ外枠と嫌われる要素は大いにあるが単勝20倍もつくようならこの馬を狙いたい。まずこの馬は何と言っても中山コースを得意としており、[4-1-1-1]と抜群。4勝中4勝が中山でのものであり、その内3勝が同舞台である中山2200m。さらに冬に良績が集中している点も評価したい。そしてセントライト記念から有馬記念まで乗っていたアサマノイタズラが嶋田に戻っているのも気になる。前走は6ヶ月の休み明けだったが、先行策を取り、直線に向いてからは抜け出して余力を持って完勝している。今回中1週で叩き2戦目ならさらなる上積みも期待できる。重賞初挑戦でいきなりGIIを勝てるかと言われれば疑問だが、人馬共に中山巧者だし、展開と乗り方次第では期待値は十分足りていると思うし先物買いしておきたい1頭。

参考印

◎13 スマイル
○11 オーソクレース
▲5 エヒト
▲6 ポタジェ
▲10 ラストドラフト
△1 キングオブコージ
△9 ボッケリーニ

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