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5/21(土) 中京11R 平安S

中京11R 平安S(GIII) 15:30発走 ダ1900m

昨年秋のチャンピオンズCを6馬身差で圧勝したダート世代トップクラスのテーオーケインズの能力が何枚も抜けているが、斤量59kg、海外帰りという重いハンデと不安要素を背負っているにも関わらず抜けた1番人気想定なら買うメリット(妙味)が見えない。なおかつこの馬にとってこのレースは来月の帝王賞に向けての叩きであり帰国後初戦で感覚を取り戻すための踏み台でしかないだろう。もしテーオーケインズが負けるとしたらこの馬が勝つと思う。
本命は②オーヴェルニュ。前走のアンタレスSでは鮫島克騎手のテン乗りでかなり下手に乗られた印象。大外枠からのスタートで砂を被らなさそうで良いと思っていたのだが、直線で外に持ち出そうとした時に詰まらせてしまいもたついてスムーズな競馬ができていなかった。イン突きしか取り柄がないような騎手に酷ではあるが話にならない騎乗。
2走前の東海Sではトップハンデを背負いこれまたテン乗りの団野騎手で、直線では上手く内をスルスルと抜けてきてサンライズホープをかわし、あわや勝ち切りそうと思っていたが、手応え良く外目を伸びてきたスワーヴアラミスにゴール直前で差し切られ2着。できる限りのことはやっていたように見えたし、単純に経験値の差と馬の特徴の理解の差だと捉えた。
3走前のテーオーケインズが勝ったチャンピオンズCでは、中京ダートで福永騎手ということでかなり期待されていたものの、位置取りが悪く4コーナーでは不利を受けた上に直線では前が開かず外に出すのに手こずり、最後はしっかり伸びてきてはいるが届かず。パンパンの良馬場で馬場的にもこの馬には向いてなかったことを考えるとよく頑張ったと評価できる内容。周知の通りこの馬は馬場が渋った中京ダート専用機で、昨年は58kgを背負って同レースを完勝。今回再び中京の鬼福永騎手に乗り戻り、斤量は去年より1kg軽い57kg。テーオーケインズとの差は2kgもあり、逆転の目は十分にあっていい。もしここでテーオーケインズが先日のアンタレスSのオメガパフュームのように楽勝するようならただのバケモノだったということ。


参考印

◎②オーヴェルニュ
○④テーオーケインズ
▲⑨サンライズホープ
▲⑪サンダーブリッツ
△⑥ブルベアイリーデ
△⑩ヒストリーメイカー
△⑧スワーヴアラミス

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