Solstarter — Solana’s Premier Launchpad | Design Journal(和訳)
※MediumにあるSolstarter公式記事の和訳です。今までは原文を同時に確認したい方がいると思い、併記していましたが、本記事は日本語だけ読めれば良いという方の方が多いと思い、今回は日本語訳のみとします。原文を確認されたい方は、上記リンクまで飛んでください。
Solstarter — Solana’s Premier Launchpad | Design Journal
Solstarterコミュニティの皆様、こんにちは。Twitterでプロジェクトが正式に発表されてから早2週間が経ち、Solstarterのビジョンを実現するために協力してくれる素晴らしいシードパートナーがすでにいくつか発表されています。
ここでは、Solstarterの概要、我々が実現しようとしている一般的な設計方針、そして主要な目標についてご紹介していきます。このプラットフォームの詳細を知りたい方は安心してください。このブログ記事を準レギュラー枠で公開し、急成長するコミュニティに最新情報を提供していきます。
ローンチパッドの心臓部
ローンチパッドは、"技術面"においても、"クリプトエコシステムにおける一般的なニッチ面"においても、ちょっとした違いがあります。
技術的には、歴史的に様々Launchpadsが存在してきました。その中でも最古のものはBinance Launchpadsで、パイロットセールのBitTorrentは開始からわずか15分で700万ドルを調達しました。
BinanceはLaunchpadsモデルの先駆けであり、これまでの分散型トークン販売を自社の集中型サーバーで行っていました。これには、2つの効果があります。チームは独自の自作販売契約を開発する必要がなく、ディベロッパーの時間を削減し、更にはBinanceのような集中型サービスで遥かに高い処理能力を得ることができます。
もちろん、分散化の必要性はクリプトの古典的な特徴の1つです。チームはいつまでも、あらゆる物が完全に民主化され、トラストレスである、まるでおとぎ話のような分散型の未来を追い求めています。これにより、新しい分散型レイズの設計が行われ、最初はUniswapのような分散型AMMで、後にBounceのようなプラットフォームでより専用のスワップが行われるようになりました。最終的には、Ethereumへの回帰は、ガスコストや取引時間の増加、フロントランニングボットの導入を意味しました。このことは、DeFiが、中央集権的なサービスを超えて移行するということによって何百倍ものガス代がかかっとしても受け入れられるものだということをユーザに教えてくれました。そして、コミュニティは喜んで支払うべき代償の一つとなりました。
しかし、それで本当に良いのでしょうか?ユーザは、自分が本当に情熱を持って取り組んでいるプロジェクトに参加するために、何百ドルもの手数料を支払うべきなのでしょうか?チームがレイズのために独自の契約書を作成する必要はなくなりましたが、完全に分散化されたビジョンへの前進を妨げる最後の障壁が残っていました。そこで、登場したのが"Polkastarter"、"Kickpad"、"BSCPad"などの名前で知られる、新しいタイプのローンチパッドです。これらの新しい製品は、より使いやすく、そして分散化された機能を提供し、誰もがチェーンでアクセスすることができるので、エンドユーザに真の自由を提供してくれます。
終わりよければ全て良し、ですよね?完璧な終わり方ですが、悲しいかな、物語はここで終わりません。
ニッチとしてのローンチパッド
あなたが典型的なDeFiユーザ(ツイッターでは親しみを込めて、"DeFi Degen"と呼ばれています!)で、選択したローンチパッドプラットフォームにおける最新のオファーを見ていることを想像してください。プロジェクトが始まってから数ヶ月が経ち、かなりの成果を上げています。確かに、これらのプロジェクトのROIはモデルが成功したことを証明しており、あなたはより有利な投資の機会を常に探し求めています。
ただ、状況は少し変わってきていますよね?プラットフォーム上で展開されるプロジェクトは、以前とは異なります。今のプロジェクトは、あなたが実現に向けて喜んでいる革新的な新しいアイデアと言うよりも、あなたのアクティブなコミュニティからETHを奪うことを目的とした、素早い現金化のためのもののように思えます。更に言えば、全てのロードマップに記載されているにも関わらず、これらのローンチパッドの殆どがEtheriumからの移行がなされていません。つまり、Ethereumを使用することで発生する、膨大なガス代や、その他の技術的な問題にまだ対処しなければならないということです。
ローンチパッドに異変が起きています。プロジェクトは悪化し、技術はまだそこに到達していません。更に悪いことに、これらのローンチパッドの殆どは、ステークしたトークンに対する実際の保証はなされていません。つまり、この1年間注目していたプロジェクトに参加するチャンスさえないのかもしれないということです。なぜ、中央集権的なローンチパッドから脱却したのでしょう?
本当の意味での代替手段が必要であることは明らかです。
Solstarterの登場
我々自信が、クリプト投資家であることから、この問題に対してある種の洞察力を持っていると感じています。我々は、エンドユーザです。だからこそ、これらの問題の多くを解決するために、Solstarterを一から構築することにしました。この数カ月間、我々は現在のローンチパッドにおける最良の側面を組み合わせたエレガントなシステムを設計してきましたが、同時にこれらのサービスが提供しなければならない最大のものを融合した製品にもつながっています。
加えて、Solstarterを開発する際には、いくつかのデザイン目標を設定しています。この目標は、率直なビジョンステートメントであり、Solstarterチームが求める結果に向けて最適化するための作業哲学となっています。すなわち、これらは
1.適切なトークンのインセンティブ、供給の分配、割当保証を通じて、コミュニティの優先度を最大にすること。これにより、予測可能なトークンの価値モデルが保証され、トークンの需要に対する期待が高まります。
2.参入障壁を低くすることで、低所得者にもメリットを与えます。この目標を達成するために、我々は2つのシステムを設計しました。1つは、非常に長いトークンロックアップを必要とすることで低NMの投資家にペナルティを課さないシステムであること、そしてもう1つは、トークン抽選に参加して、現在のNWが通常許可しているものよりも高レベルの割当を得ることが出来るシステムです。
3.Solanaブロックチェーンの利点を十分に活かし、その一般的なアーキテクチャを持つ高速チェーンでのみ可能な、いくつかの優れた技術的機能を活用します。例えば、ユーザが自分のホワイトリストを他のユーザに"gift"することが出来るトークンのホワイトリスト機能があり、現在のローンチパッドでは不可能である多くの新しい手段を可能にしています。
技術力
Solanaでの構築は大変です。プラットフォームの魁として、我々が構築しているような多くの新機能を持っている場合はなおさらです。だからこそ、ワールドクラスの開発者をチームに加えることが重要なのです。そうすることで、適切な機能展開を実現し、Solstarterの最も大胆なアイデアを実行することができます。
このような状況の中で、Solstarterにコアエンジニアとして参加し、Solstarterのビジョンを具体化し、真の可能性を実現するために、1つではなく2つの非常に優秀な開発チームと協力できることを光栄に思います。
初めの1つは、前記にSolstarterの初期契約書の設計でお世話になった"Everstake"社です。
"Everstake"社は、Solanaのエコシステムに選ばれた企業であり、Solana製品の開発における彼らの確かな経験は、次世代のローンチパッドを作ることが出来るという自信に繋がります。
2つ目のベーリングウォーターズテックは"SOLAR bridge"をいう名のSolana/Arweaverブリッジを開発したことで有名な開発チームです。このチームは、"SOLAR bridge"と名付けられたSolar/Arweaveブリッジを開発したことで知られています。また、コードベースの開発や、プラットフォームの防弾のために、彼らをチームのコアコントリビュータやアドバイザーとして迎え入れる予定です。
最後に、Solstarter dappのセキュリティを確保するために、複数の監査パートナーや監査法人と契約していることをお伝えしたいと思います。
結語
今回は以上となります。近日中に、Solstarterのシステムとしての様々な側面を紹介する記事を予定しています。Solstarterの差別化する方法、予定しているいくつかの機能、パブリックレビューのための技術ロードマップ、そして当然のことながらSolstarterのホワイトペーパーです。
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