リキッドステークを試してみた(現在Devnetのため、お試し版です)2021.6.15更新

・Liquid stakeがPhantomに対応しました。(2021/6/15)

 リキッドステークとは、Lido社がEthereumで最初に導入したステーク方法です。チェーンそのものを掛けるのではなく、st○○という流体化トークンを使います。このstトークンを使うメリットは、通常のステークには必ず生じる、ウォームアップ期間とクールダウン期間が存在しないことです。解除も開始も自由自在です。また、stトークンは、○○(EthereumならEthereum、今回はSolanaなのでSol)に交換することも出来る他、それ自体がDeFiで取引することも出来ます。今回は、Marinade Financeがアルファテスト版を公開したので試してみました。

ステーク手順

➢"https://marinade.finance/app/staking/intro"にアクセスします。

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という画面に飛んだと思います。

➢画面右上、"Connect wallet"を押します。

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➢ウォレットを選択します。(Solflareは私のでは押してもポップアップが出ませんでした。Solong、MathWalletは試していません)

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➢上はSolletを選択した画面です。□Keep wallet unlockedのチェックは入れても入れなくてもいいので、"Password"を入れて"UNLOCK"を押します。

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➢Get10test SOLを押すと、お試し用の(テストSOL=メインに移すことは出来ません)SOLを10枚貰えます。

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※上の画面では、Walletに10SOL、stSOL(ステーキング中のもの)が19.96枚あります。また、トータルステークはネットワーク全体でのステーキング量。Unstake liquidityはステークせずに流動しているSOLの量(こちらもネットワーク全体)、Unstake feeはステーキング解除手数料を指します。(今は0.2%)、またAPYは現在、12.58%です(あくまでもテストです。本番ではありません)

➢"Amount to stake"のバーに掛けたいSOLの量を入れます。MAXを押すと入れられるだけ入れられます。(Moonlet 同様残しとかないと行けない分は自動的に差し引いてくれます)

➢"Stake→"を押すとポップアップがまた出ます。

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➢APPROVEを押すと、ステークが開始されます。(CONNECT時にAutomatically approve transactions from https://marinade.financeを押したときはエラーでAPPROVEができませんでした。)

➢stSOLの量が増えていて、賭けた分SOLの量が減っていると思います。

これだけで、ステーキングが出来ます。バリデータを自分で選ぶ必要もないし、Solletで完結します。

ステークの解除

➢Unstakeにタブを切り替えます。

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➢解除したいSOLの量を入れます。(Solflare同様部分解除が可能です。その他のステーキング方法では今の所部分解除は出来ません)

➢"Unstake now→"を押すと、Stake時同様、ポップアップが開きます。APPROVEを押すと、Unstake fee分が引かれて即座にSOLが戻ります。(他のステーキングと違い、クールタイムはありません)

メチャクチャ簡単です。ステーキングしてみたいけど、ロック期間が長くで躊躇している方。ステーキング操作が難しいと思っている方、ぜひ試してみてください。現在、テストネットのため、テストネット上での誤操作はメインネットには何の影響もありません。また、Solletでテストネット分のSOL量を見たいときは、"Mainnet"を"Devnet"にタブを切り替えてください。



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