虫の声:61-53

この一週間で耳にする虫の鳴き声が変わった。
蝉は日によって鳴く数が違うのか、静かな日もあればうるさい日もあった。おとといくらいから夕方になるとリンリンと秋の虫たちの合唱が大きく感じられるようになったので、やっと残暑を迎えた気がしている。

61-58
もはや覚えていない。起きてごはんを食べ、しばらく横になってごはんを食べ、動画を観たりしてはごろごろと過ごす日々、、こんな毎日でたぶん本当になにもしなかった週。あたらしいウォーターサーバーが届いたくらい。ウォーターサーバーあると便利だけど、どのような形態のものをセレクトするかは見極め大事だと思った。。水のストック等場所取るし、電気代かかるし。

母方の祖父の体調が悪いようで検査などで通院が続いているとのこと。87歳。コロナ禍での通院(しかも大きな病院)は大変に決まっているし、ましてや連日の猛暑。付き添いの祖母のことも心配なので継続して連絡を取り合う。まだどうなるかわからないけれど、病状はよくないよう。私は心配をかけまいと心に決める。

前回の検診で処方された張り止めをちょこちょこと飲む。副作用が強めに出る日もあれば、まったく平気な日もある。動悸は気にすると辛く感じるけれど、もともと妊娠してから動悸強めなのでまだいいかと。手の震えはやっぱり気になる。頸管短くならないといいな。

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朝から支度をし、父方の実家へ向かう。
動く日は張り止めを必ず服用しようと決めていたのだけど、家を出る前にバタバタとしていると暑さと副作用でダウン気味になる。力が入らない、まるで貧血のようなザッと血の気が引く感覚。座るとだいたいよくなるのでやっぱりスローに過ごそう、、と反省。
昼夜ごはんの買い出しを済ませ、近所のスイーツを買い(暑すぎて買った桃のスムージーがおいしかった!)、車で山を登る。父方の実家は、イノシシ除けの柵ができていて、山も少し土砂崩れを起こしていた。

みんなにお腹あんまり大きくないねえ!と言われるがたぶんそれは着ているワンピースのせいで、、と丸いお腹を大きく見せる。祖父が腰痛や身体の重さなど、謎に感情移入してくれたのが面白かった。まるで出産経験者。

お昼は焼肉をたらふく食べ、夕方にはリクエストしていた父のお好み焼きを食べた。私は父のお好み焼きがとにかく好きだ。こだわりが多少なりともあるらしい。東京のほうでお店出したら売れるかな、と聞かれたので売れるよ、と答えた。

その後、妹が今度恋人と結婚するにあたって挨拶に行きたいと報告していた。私は気まずくてなんのフォローもできず、その場から逃げた。無力。人の寂しさや、複雑な気持ちなどネガティヴな感情をすぐに汲んでしまうことが私の悪いところ。
でも妹なら大丈夫。妹の恋人もきっと大丈夫な人。がんばれ妹。

なす、おくら、じゃがいも、たまねぎ、梅干しを貰った。じゃがいもがさつまいものように黄色く、しっとりとしているのでおいしい。うれしい!

産まれたらまたすぐ報告に行きたい。

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昼前に友人のお母さんとランチへ。
自産自消コースをごちそうになった。野菜あま!魚介旨味つよ!お肉おいしい!とあらためて地元に感謝。

久々に友人の命日に地元にいれたのに、コロナのせいで線香をあげにいけなかった。あれからもう、5年。
でもまだなんだかどこかにいる気がしているし、なんなら、水木しげるが好きだったから妖怪になれてたらいいよな、などと考えてしまう。

ランチの後、神社に向かった。
自然と生活が一体であることがスーッとからだに染み入るような不思議な時間だった。
カミサマトンボと呼ばれる赤トンボが、ある場所にだけ3匹もいて神秘的だった。近くに小さな蓮の花が咲いていた。

安産のお守りもいただいたのでがんばろうという気持ちに。生きるのだ、一生懸命。

55-53
平日になると途端に何もしない、、
たまに晩ごはんをつくってみたり。昨日はシーフードカレーをじっくりと作った。カレー最高。
胎動が毎日しっかりあるので、すごいねえ元気だねえと話しかけてみたり、小鳥たちに暑くない?と声をかけている。
子は、ヨイショーー!と勢いよく伸びをしているようで、お腹の一部がドーンと膨らんだりものすごく波打ったりする。夫に胎動の動画を送り、もぐらたたきのように膨らんだ箇所をツンツンしているよ、と報告する。もうすぐ検診だ。体重ばかり増えるねえ、、

今夜は大好きなレーベルの配信があるのでとっても楽しみ。そしてどうかどうか、元気でいてほしい。