見出し画像

日本食サバイバル🇯🇵お米とおにぎり編

海外で生活してトータル十数年。
現地で日本人と会えば日本食の話題。
「あー日本でうなぎが食べたい、日本で焼き肉が食べたい、日本の寿司が食べたい、日本で蕎麦が食べたい…」。「日本の」「日本で」と枕詞のように付く。場所にもよるけれど「本当の日本の味」を海外で再現するなんてほぼ無理。
なぜなら水が違う、湿度や気温も食材も違う。海外生活者は「なんちゃって日本の味」を食べながら「うん、日本の味だ」と自己暗示かけながら生きている。

先人の苦労話し、自分が経験してきたことや工夫の仕方など、地味に日記を書いていこうと思う。少しでも誰かの役に立てたら…いいな。

1回目はおにぎり。

まず、秘境に行かなければだいたい中華食材屋はどこの国にもあるので見つけよう。日本食材屋があったらラッキーぐらいに思っておこう。
お米の調達。日本人にとってこれ切実。アジア圏に行く人はまあ問題ないでしょう。
欧米その他の国の人へ。中華食材屋かBIOショップに大抵ある。現地のスーパーにもお米は最近売っていると思う。日本のお米があれば自分で判断つくと思うので好きなの買えばいい。もしくはイタリアかカリフォルニア産あたりが日本米に近い。「イタリア産コシヒカリ」とか。
現地のスーパーは多分色んな米が売ってるはず。バスマティ、長い米、黒米などなど。「丸い米」と現地語で表記あったらそれが日本米に近いはず。粒をガン見して頭の中の日本米と照らし合わせてみよう。

とにかく買ってみる。海外生活者は食材の失敗を恐れてはいけない。失敗を重ねてわかることと諦めることがたくさんある。

とりあえず米買えたかな?

次は炊いてみよう。
今はクックパッドという素晴らしいものがあるのでなんでもすぐできる。
鍋しか無ければ「鍋 炊飯」と入力すればパーっと作り方出てくるんだから。
なので炊き方は割愛。
水!これ重要!
日本で食べ慣れた味から遠くなるのは、米はもちろん水がかなり影響する。
軟水のミネラルウォーターで炊いたら美味しくなるし、日本のご飯に近づく。うちはブリタの浄水で炊いている。毎日となるとここは妥協。

おにぎりにする場合。
塩はシンプルなのにしよう。海外の塩は後付けより一合につき2gの塩を入れ炊いたほうが美味しくできると思う。

海苔は中華食材屋か現地スーパーでも最近売ってるところがある。海苔が売ってるってだけで感謝。味なんか期待できない。
無性に美味しい海苔が食べたくなる時があるので、日本で美味しい海苔を買いだめしてくるのをおすすめする。

現地のスーパーで調達できるベーシックな具材は、サーモン(ただのサーモンなので自分で塩振ったりしないといけない)、みんなの味方シーチキンはどこにでもあるはず。シーチキンマヨはできる。
あとスパムは入手しやすいのでスパムおにぎりとか。

最後に。
日本のサランラップは素晴らしかったんだ!と海外行くと気付ける。

楽しい日本食サバイバルを!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?